いい加減にしていませんか?接客の際の姿勢について
2017年07月28日
気持ちのよい接客をするスタッフには、「姿勢がよい」という共通点があります。
姿勢の良さとは一体どんなものか、どうすれば身につくのかをお伝えしますので、参考にしてください。
あごをひき、肩甲骨を開く:
悪い姿勢の原因として、あごが出てしまう場合と、猫背になってしまう場合があります。
あごを突き出しているとぶすっとして見えるので、接客態度としてはNGです。
また、両肩が前に出てしまう猫背は、不健康そうなイメージが強く、お客様に不快な印象を与えます。
一日に数回は、写真を撮るときのあごの引きをイメージしたり、肩甲骨を背中でくっつけるイメージを作って、定期的に姿勢を見直すことをおすすめします。
背筋と腹筋がポイント:
よい背筋を支えるには、筋肉が必要です。
一般に、猫背気味の人は背筋が弱くなっており、反り腰気味の人は、腹筋が弱くなっています。
背筋と腹筋を普段から意識して鍛えておくと、よい姿勢を作るのに役立ちます。
また、腸腰筋と呼ばれるインナーマッスルもよい姿勢を作るのに必要な筋肉です。
この筋肉は、その場で足踏みをするだけでも鍛えられるといわれているので、仕事の休憩時間などにやってみるとよいでしょう。
正しい立ち方を意識しよう:
体の重心が安定すると、自然とよい姿勢になります。
ハイヒールを履く女性は体の重心が崩れやすいの注意が必要です。
ポイントは、足裏をしっかり地面につけること。
足裏全体に重心をかけて、ぴったり吸い付くように地面にフィットさせます。
スニーカーなど、靴底が平らな靴を履いて練習すると、うまく立てるようになります。
手先まですっと伸びている:
姿勢のよさは、背筋だけでなく指先までの動きが大切です。
お客様に何かを説明するときは、指先を揃えて指し示すのが基本ですが、この動作がきれいにできると美しい立ち振る舞いになります。
脇はしめて、肘から指先までを揃えて指し示すときれいです。
素早く動く:
せかせか動くとお客様を不安にしますが、テキパキ動くのは逆にお客様を安心させます。
この違いには、姿勢が大きく関係してきます。
同じスピードで動いていても、姿勢がよいほうが好印象になるのです。
また、お客様に何かをお出しするときはゆっくり動き、片付けるときはサッと片付けると、テキパキして気持ちがよい動作に映ります。
試着室のカーテンも、サッとひいてあげたほうがお客様は喜びます。
(まとめ)
よい姿勢は、接客とって必要であるだけでなく、健康にもかかわってきます。
毎日元気に仕事を行うためにも、ぜひよい姿勢を日々心がけてください。
カテゴリ: マネキンお役立ち情報