アパレル小物の豆知識:ネクタイ編
2017年11月15日
女性でもぜひ知っておきたいのがネクタイの知識。
販売員であれば、お客様のプレゼント選びのアドバイスをすることもあるので、しっかり基礎知識を身につけておきたいものです。
今回はネクタイの豆知識をご紹介します。
小剣(スモールチップ)と大剣(ブレイド):
ネクタイには剣先(ネクタイの両端)があります。
細いほうは小剣、太い方は大剣といいます。
ネクタイの裏には、小剣を通すループがついています。
ストライプ柄・ドット柄の上手な使い方:
誰でも一本は持っているのがストライプ柄のネクタイ。
でも、使い方は意外と難しいようです。
まず、ストライプは幅が広いほうがカジュアルに見えるので、仕事には細めのストライプがおすすめです。
また、ストライプに使われている色数が多くなるほどカジュアルさが増すので、仕事用のネクタイには色数の少ないものを選ぶと失敗しません。
ダークな色合同士を選ぶと、遠目には無地に見えるので、無難でシックなスーツ姿にまとめることができます。
ドット柄も基本的にはストライプ柄と同じように考えて選びます。
仕事用ネクタイにするなら、ドット(水玉)が小さく、色数が少なめを選ぶとよいでしょう。
素材で季節を表すのもおしゃれ:
ネクタイはシルク製が多いですが、麻やウール、ニット素材のネクタイもあります。
麻は夏のネクタイに最適。
独特のシャリ感を生かすためには、控えめな色合いで落ちついたデザインのものを選ぶことをおすすめします。
ウール、ニットは冬にぴったり。
ブラウンなど温かみのある色を選ぶと素材感が生きます。
カラーで自分をアピールすることもできる:
ネクタイは胸元にするものなので、嫌でも相手の目に入ります。
色の与える印象はとても大きいので、上手にネクタイを使い分けることで自分をアピールすることができます。
たとえば、赤はやる気を表すのでプレゼンなどで身につけるとよいかもしれません。
オレンジなどの暖色は明るく元気なイメージを与えますし、反対にブルーやグリーンは知性をアピールできます。
黄色はコミュニケーションを想起させるので、営業など接客する方におすすめの色です。
どんな色にしたらいいのか迷ってしまったときには、水色を選ぶとよいでしょう。
明るさと華やかさ、爽やかさがあり、誰からも好かれる色です。
(まとめ)
男性なら仕事で毎日身につけるネクタイ。
スーツ姿を仕上げる大事な要素ですから、ぜひ上手に選びたいものです。
販売員のセンスの見せ所でもあるので、お客様から相談されたら、しっかり相談に乗ってあげてくださいね。
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