アパレル販売員のコミュニケーションスキルにつながる3つのプロセス
2016年10月19日
たまたま通りがかったアパレルショップに入ってみたら、販売員にいきなり話しかけられて困った経験をした人も少なくないのではないでしょうか。
これは、コミュニケーションに必要なプロセスを理解していない販売員の対応により起きがちな事例のひとつになります。
今回は、お客様との対話とコミュニケーションをスムーズに行うために必要な3つのプロセスを分かりやすく解説します。
パーソナルスペースを大切にする:
パーソナルスペースとは、人が両手を広げた範囲のスペースを指します。
面識のない人にいきなりパーソナルスペースに入り込まれると不快に感じてしまうため、特に初めてお会いするお客様には細心の注意を払う必要があります。
コミュニケーションの第一歩は笑顔とあいさつ:
初対面の販売員がお客様のパーソナルスペースに入っても不快感や違和感をもたれることなく対話ができるようになるには、適切なコミュニケーションが必要となります。
お客様が入店された際には、お客様の目を見て笑顔であいさつをしてお迎えします。
これは、あいさつのみではなく、お店に足を運んでくださったことへの感謝の気持ちと自分の存在を知っていただくという目的もあります。
お声がけは的確なタイミングで:
お客様へのごあいさつのあとにはファーストアプローチといわれるお声がけを行いますが、このファーストアプローチのタイミングも重要になります。
お客様のペースを考えず、矢継ぎ早にニーズチェックやセールストークをすることがないように心がけましょう。
お客様の歩くペースや行動をさりげなく確認しながら、的確なタイミングで適切なファーストアプローチを行うことで、スムーズなコミュニケーションにつながります。
(まとめ)
初めてお会いするお客様を対応する場合は特に、ほどよい距離感とお声がけのタイミングが重要になります。
お客様のタイプとペースを察知しながら、適切なサービスと対話ができるプロのアパレル販売員を目指して、コミュニケーションスキルを磨いていきましょう!
カテゴリ: マネキンお役立ち情報