セール期間中の売上を大きく伸ばす3つの販売員の店頭業務とは?
2016年07月06日
7月に入り、大阪の商業施設でも夏のセールが順次スタートしています。
では、集客が増えるセール期間中に売上を伸ばすには、どのようなことに気を付けて業務を進めると良いのでしょうか?
今回は、多くのアパレルショップで取り入れているセールの販売体制や取り組みについて解説します。
声出し:
各商業施設への動員が一気に増えるセール期間には、お客様の入店を促すために声出しを行うショップが多く見受けられます。
声出しの頻度や取り組み方法などは、ショップがターゲットとする年齢層によっても異なりますが、10~20代前半の客層をターゲットにしているところでは積極的に声出しを行っています。
フォーメーション販売:
普段は対面販売(1客に対して1人の販売が、声がけからお見送りまでを行う)を取り入れているショップも、繁忙時にはフォーメーション体制に切り替えることが多くなります。
フォーメーションとは、ポジションごとに担当者を決めて専任する販売体制です。
具体的には、店内の棚もの・手前のラック・フィッティングルーム・レジ会計など、決められたポジションでの業務を専念して行ないます。
こうして次の担当者に引き継ぎリレーション良く接客業務を進めることで、より多くの買上げ数を確保していきます。
店頭商材の補充:
多くの集客が見込めるセール期間中は、売上と在庫の消化率を上げる最大のチャンスの時期です。
思うように消化が図れず余剰在庫となった商材や、大量生産された商品などを積極的に売り込むことも販売員の大切な仕事のひとつになります。
そのため、店頭への品出しは徹底して行ない、ディスプレイに使用していた商品が売れた場合などもすぐに商品補充を行います。
(まとめ)
アパレル業界で集客が増える大切なイベントが、年に二回行われるセールです。
今回お話ししたセール期間中の業務は、集客のあるタイミングに販売機会を逃さずに売上を確保することにつながります。
手があいた時には率先して行動して、あらゆる業務を効率的に進められるように取り組みましょう!
カテゴリ: マネキンお役立ち情報