何となく使っている接客言葉、もっといい言い方をしよう!

 

毎日のようにお客様に対して使っている接客の言葉。何度も使っているので、決まり文句のようになっている人もいるかもしれません。でも、実はもっとよい言い方、正しい言い方があります。

 

■少々お待ちください

お客様をお待たせするときに、当たり前のように使っている人も多いでしょう。しかし、よく考えると、お客様に対して「待っていてください」と言っています。ていねいな言い方ではありますが、お客様を待たせるのはやはりよくないことではないでしょうか。もし、お客様を大事にする表現に変えるなら、「すぐに参ります」「すぐにお探し致します」「ただいまお持ち致します」という言葉を使ったほうがよいでしょう。

 

レジなどでお待たせするときは、順番が来たときに「大変お待たせ致しました」とお詫びの気持ちを込めて使うとよいでしょう。状況によって、どうしても待っていただかなくてはならないときは、「少々お待ちいただいてもよろしいですか?」と声がけをするのは問題ありません。

 

■すいません

とても便利な「すいません」という言葉は、接客の場にはふさわしくありません日常生活ではひとこと「すいません」で済んでしまうものも、接客の現場ではシチュエーションごとに使い分けなくてはなりません。たとえば、お客様に謝るときは「申し訳ございません」、御礼を伝えるときは「ありがとうございます」、ひと言添えるときは「恐れ入りますが…」。便利なひと言を使い回すのではなく、きちんと意味のある言葉を使うようにしましょう。

 

■こちらは新商品になっております

正しくは「こちらは新商品でございます」。「〜になります」という敬語は存在しません。レジで「おつりが○○円になります」というのも、おかしい表現です。「おつりは○○円でございます」というのが正しい表現です。あまりによく使われているので、気がつかない人が多いかもしれません。

 

■赤と黒、どちらにいたしますか?

これもよく耳にする間違い敬語です。「〜いたします」は謙譲語で、お客様を敬う尊敬語ではありません。尊敬語は「どちらになさいますか?」です。

 

■承知しました・かしこまりました

いずれも「分かりました」の謙譲語です。「了解しました」は同等の立場もしくは目下の人にしか使いません。「お承知しました」と「かしこまりました」は、いずれも立場が上の人に対して使う言葉で、厳密に言うと「かしこまりました」のほうがより丁寧な言い方になります。ホテルや空港などの接客では、「かしこまりました」を使うのが一般的です。

 

(まとめ)

言葉は正しく使えば、とても美しく、コミュニケーションもスムーズにしてくれます。よりよい言葉を覚えて、お客様をおもてなししましょう。

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