成長するから難しい!子供服の選び方のポイントとは?
2017年01月25日
日々成長する子どもは服も頻繁に買い替えなくてはなりません。
友人へのプレゼントに子供服を選びたいけれど、選び方がわからないので教えてほしいと販売員に相談するお客様も少なくありません。
そこで、子ども服の選び方についてお教えします。
子ども服のサイズ規格:
まず、子ども服のサイズ表示を知っておきましょう。
子ども服はJIS規格による表示がつけられています。
50、60、70、80、90、100…と10刻みの表示が基本ですが、90、95、100だけは5刻みになっています。
こうした数字は子どもの身長の目安を表しています。
たとえば、80なら身長80cmで、目安月齢は1歳~1歳半、目安体重は11kgです。
乳児のサイズの目安は次のようになっています。
90…身長90cm、身長13kg、2歳
95…身長95cm、身長14kg、3歳
100…身長100cm、身長16kg、4歳
幼児からは男女でサイズが異なる:
4歳児以降の子供服は表示が変わります。
男女で分けられ、身長に加えて胸囲(バスト)や胴囲(ウエスト)のサイズ表示がなされます。
また、女子のサイズにはヒップ表示(腰囲)がついていることもあります。
たとえば、同じサイズで比較すると、次のようになります。
120(6歳前後の子ども)身長はともに115〜125
男子…胸囲57〜63、胴囲51〜57
女子…胸囲57〜63、胴囲49〜55(腰囲62〜70)
海外のサイズ表記も知っておこう:
海外アパレルメーカーの表記は全く異なります。
よく見かけるのはアメリカサイズで、5、6、7という数字表記やXS、Sといったアルファベット表記があります。
細かな対照はメーカーによっても異なるようですが、およその目安は次のようになります。(大人のXS、S、Mではありません)
5=XS=110(日本サイズ、目安年齢5歳前後)
6=S=120(日本サイズ、目安年齢6〜7歳前後)
7=M=130(日本サイズ、目安年齢78〜歳前後)
贈り物のときは少し大きめサイズを:
子供服は成長スピードが速いので、すぐ服を買い替えるようになります。
ですから、もらって嬉しいのは手持ちの服が着られなくなったときに着られる服、つまり今は大きいけれど、半年〜1年先に着られるような服です。
たとえば、新生児の服を見てみると、生まれたときのサイズが50で、1歳でサイズ80になるということは、1年間に約30cmも身長が伸びることになります。
服を選ぶ楽しさが出るのは1歳くらいからですから、サイズ80や90を選んで贈ると喜ばれます。
(まとめ)
子供服は可愛いものがたくさんあって選ぶのが楽しいものです。
サイズ表記について知っておくととても接客の際にとても便利ですから、しっかり頭に入れておきましょう。
カテゴリ: アパレル小物豆知識マネキンお役立ち情報