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アパレル小物の豆知識:靴下編

服以外のものをたくさん取り扱うアパレルショップが増えています。

お客様から急に質問されて慌てないために、小物についても少し勉強しておきましょう。

今回は靴下についてまとめました。

 

 

11月11日は靴下の日:

日本靴下協会の制定により、11月11日は靴下の日とされています。

これは語呂合わせではなく。

靴下を並べたときの形が「1」に似ているからです。

11で靴下一組、ということになりますね。

 

 

靴下の生産日本一は?:

日本国内で最も多く靴下を製造している県は、実は奈良県です。

奈良県の靴下生産量はダントツで、全国シェアもずっと一位です。

明治時代から靴下製造が行われ、広陵町などが靴下の街として知られています。

広陵町では「靴下の市」が開かれ、靴下メーカーから直接靴下を買うことができます。

 

 

靴下のふちにも名前がある:

靴下の履き口には、よく見るといくつかの種類があります。

女性用靴下にみられる、口が波形になったものは、「メロウ(メロー)」と呼ばれています。

おしゃれ靴下としては、透ける素材でできたシースルーなども人気があります。

 

 

最近出ている「直角靴下」とは?:

実は、一般的な靴下はかかと部分が90度ではありません。

90度にしてしまうと、制作工程が増えるのと、たたんだときにきれいに見えないからだといわれています。

ただし、かかとが90度になっていると、かかとをきれいに包み込んでフィットする靴下になることから、最近ではかかとが90度になった直角靴下を作るメーカーも出て、人気になっています。

一度履き心地を試してみてはいかがでしょうか。

 

 

日本で最初に履いたのは水戸光圀:

靴下は明治期になって洋装になるのに合わせて一般市民の間にも広まっていきましたが、日本で最初に靴下を履いたのは、水戸光圀だといわれています。

新しいもの好きで南蛮渡来のものに興味を持っていた副将軍様は、 オランダ製の靴下を愛用していたそうです。

 

 

いろんな長さがある:

レディース靴下の長さは実に豊富で、それぞれ名前がついています。

ふくらはぎまでの標準的な長さのものはソックスといい、これを基準にして、

膝下までのものをハイソックス

膝上までのものをオーバーニーソックス

膝下4分の3くらいまでの長さのものをスリークォーターズ

といいます。

 

ソックスよりもやや短めなものはクルーソックス、くるぶしまでのものはスニーカーソックスといいます。

女性がパンプスを履くときに使うのはカバーソックスと呼ばれています。

 

 

(まとめ)

毎日当たり前のように履いている靴下ですが、実は面白いことがたくさんあります。

ここでご紹介したことを、お客様との会話でもぜひ使ってみてくださいね。

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