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プロのアパレル販売員に必須です! 秋冬素材のメリットとデメリット

アパレルショップにはたくさんの商品が並んでいますが、それぞれの商品の素材について説明するスキルも販売員には必要になります。

そこで今回は、おもに秋冬に使用される代表的な素材の特徴を分かりやすく解説します。

 

 

綿(コットン):

綿は春夏に多く取り入れられる素材のひとつですが、秋冬にもシャツやカットソーといったトップスで使用されています。

綿の最大のメリットは肌触りと吸湿性と良さということから、Tシャツや肌着など直接肌に触れるアイテムにも適しています。

反面、紫外線や経年による変色やシワになりやすく縮みやすいという特徴もあるため、接客の際には保管方法や洗濯時のアドバイスをすることも必要です。

縮みは温度差によって起きやすくなるため、お湯ではなく冷水での洗濯をおすすめしましょう。

 

 

ウール(羊毛):

伸縮性と保温性、弾力性と撥水性に優れているウールは、ニットで多用される秋冬の定番素材です。

また、シワや型くずれの心配もないことから秋冬の旅行で使われるアイテムを探されているお客様にもおすすめできます。

ただ、摩擦に弱いウールは毛玉になりやすく、綿素材と同様に縮みやすい素材でもあるため、着用後のお手入れ方法と洗濯方法に関する情報も提供しましょう。

 

 

アクリル:

ウールに似た風合いをもつアクリルは、動物繊維のウールよりも軽く発色性にも優れている合成繊維です。

ウールと同様にシワになりにくいというメリットと、毛玉になりやすいというデメリットがありますが、吸水性が少ないことから静電気が起こりやすくなります。

 

 

ポリエステル:

ナイロン、アクリルと並ぶ三大合成繊維のポリエステルは、さまざまなアイテムに使用されるシーズンレスな素材です。

丈夫で扱いやすくシワや型くずれの心配がない反面、吸湿性が低いというデメリットもあるため、夏よりも秋冬に適しています。

 

 

ポリウレタン:

丈夫で伸縮性に優れたポリウレタンは、ストレッチ性が必要なアイテムに多く取り入れられています。

着やすさやフィット感のある商品を探されているかたには、ポリウレタンが使用された混紡素材をおすすめしましょう。

 

 

(まとめ)

それぞれの素材には必ずメリットとデメリットがあります。

プロの販売員として、商品のデザインだけではなく素材がもつ特徴を分かりやすく説明する心配りも大切にしたいですね。

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