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知っていそうで知らないファッションの語源

世の中にはいろいろな服の呼び名があります。

今では当たり前の呼び名ですが、どんな起源を持っているのか知ると、面白いものです。

お客様との会話のきっかけになる豆知識として知っておきましょう。

 

 

スカート:

スカート(skirt)は、もともとドレスの裾を表す部分でした。

今でも機械類の覆いをスカートと呼ぶことがあります。

当初は、腰に布を巻くものだったといわれています。

徐々に服としての体裁が整っていき、ヨーロッパの肖像画にあるような大きなふくらみを持つスカートやタイトスカート、ミニスカートなど、時代とともにデザインが多様化していきます。

 

 

Tシャツ:

Tシャツの歴史は比較的浅く、1970年代ごろから一般的に着用されるようになったといわれています。

名前の由来は、その名の通りT字型をしたシャツだからというのが有力です。

当初は男性用の下着でしたが、ファッションのカジュアル化やジーンズの誕生によって、下着からファッションアイテムに格上げされました。

 

 

Yシャツ:
Tシャツは英語でも「 T-shirt」ですが、こちらは和製英語です。

英語では、white shirtといいます。

white shirtが日本人の耳にはYシャツと聞こえたことから、Yシャツと呼ばれるようになったといわれています。

ちなみに、現代英語では「white shirt」は「dress shirt」と言います。

 

 

トレーナー:

和製英語といえば、お馴染みのトレーナーもそうです。

英語では「sweatshirt」といい、最近ではスウェットという呼び名も浸透してきました。

スポーツで試合の前後に着て汗冷えなどを防ぐものであるため、sweat(汗)という言葉がついています。

 

 

ブラウス:

ブラウス(blouse)の語源は、中世ヨーロッパで着用されたブリオー(Bliaud)だといわれています。

また別の説によれば、農作業用のシャツであるブルーズ(blouse)から来ているともいわれ、今でも作業着はこう呼ばれています。

また、ボトムスの中に入れて着ることをブラウジングということから、ブラウスと呼ばれるようになったという話もあります。

柔らかい素材でふんわりしたシルエットのシャツで、もともとは男女の区別なく着ていたものですが、現代ではブラウスは女性用のシャツであるのが普通です。

上流階級の女性の間では、レースやフリルのついた優雅なものが多く作られました。

ちなみに、「シャツ」は下着、「ブラウス」は上着として作られたものです。

 

 

(まとめ)

すっかり聞き慣れた呼び名にも、調べてみると面白い話があるものです。

アパレルの仕事につくなら、こんな知識もさりげなく持っているといいですね。

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