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贈り物をいただいたときのお返しのマナー

店鋪販売の現場にいると、お客様から贈り物のマナーについて聞かれることがよくあります。

ここでは、贈り物をいただいたときの返礼マナーについてご紹介します。

 

 

まずは電話を一本入れる:

贈り物を受け取ったときは、お返しの前にまず電話でお礼を伝えましょう。

お礼とともに近況報告をして、感謝の気持ちを届けます。

お返しは贈り物を頂いてから一ヶ月を目安に返せばよいですが、お礼のひと言はなるべく早く届けるようにしましょう。

電話ができない場合は、手紙やハガキでお礼状を送ります。

お返しが不要な場合でも、ひと言電話なり手紙なりで「ありがとう」と伝えるようにします。

 

 

基本は半返し:

お返しの品を選ぶときは、もらった額の半額程度が一つの目安になります。

高額なお祝いをもらった場合や、目上の人からのお祝いには3分の1程度でよいとされています。

 

 

お返し=内祝:

意味は「お返し」ですが「お返し」というのしはありません。

のしをつける場合は、結婚内祝、出産内祝など「内祝」「御礼」と記載します。

香典返しの場合は「志」を使います。

 

 

出産内祝い:

出産は何度あっても嬉しいものですから、一人目・二人目によってお祝いに差はありません。

お返しも、一人目・二人目とも同じように、いただいた額の3分の1を目安にして選びます。

何人かが集まって高額な贈り物をしてくれるケースもありますが、その場合は個別包装の品物にしたり、人数分の食事券なども喜ばれます。

 

 

快気内祝い:

お見舞いや快気祝いをもらった場合は、退院後1週間〜10日くらいを目安にお返しをしますが、無理をする必要はありません。

快気祝いにお返しをする場合は「快気内祝」、お見舞いに対して御礼を伝える場合は「お見舞いお礼」というのしを使います。

快気祝いには消えものを選ぶのがマナーですが、お返しも同じように後に残らないものを選びます。

コーヒーなどの飲料や食べ物のほかに、病気が残らないように洗い流すという意味を込めて、せっけんや洗剤も好まれています。

 

 

現金・金券は基本的にNG:

お返しを受け取る側としては現金・金券は嬉しいものはありますが、お返しのマナー的にはNGです。

特に目上の人へのお返しに使ってはいけません。

もし、品物選びに迷ってしまって現金・金券にしたい場合には、現金・金券も選べるギフトカタログを贈るのもよい方法です。

選択する楽しみもあるギフトカタログは、お返しの定番になりつつあります。

 

 

(まとめ)

贈り物は、贈る際のマナーとお返しをする際のマナーの両方を知っておくことが大切です。

お客様から相談されたときに慌てないよう、しっかり勉強しておきましょう。

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