マネキンお役立ち情報

販売員なら知っておきたい「応酬話法」ってどんなもの?

営業などでよく使われている「応酬話法」というものをご存じですか?

販売員は接客の中でお客様の心を動かし、購買意欲を高めることも仕事の一環です。

日々の接客に役立つ応酬話法についてご紹介します。

 

 

買うものを決めていないお客様の心を動かす:

来店するお客様は、買うものを決めてくる方はあまりいません。

ほとんどのお客様が、何となく立ち寄って、気に入ったものがあれば買うというパターンです。

来店したお客様に「何かお探しですか?」と尋ねたら、「見ているだけなので」とつれない反応をされたという経験はきっと誰にでもあるでしょう。

販売員は、会話によって買う気持ちのないお客様の心を動かすことが必要です。

 

 

否定的な反応に対応するのが応酬話法:

応酬話法とは、お客様から購入に積極的でない反応をされた場合に、上手く切り返す話法です。

断られたときや否定的な反応をされた場合でも、上手に応対して、お客様の気持ちを購入へと高めることができます。

応酬話法にはいくつかの方法があります。

 

 

間接的に否定する:

お客様の言葉に対して「いえ、そんなことはありません」と真っ向から否定するのはよくありません。

そこで、まずいったんはお客様の言葉を受け止めます。

「まだ買う気はないので」と言われたら「いまはご購入のご予定はないのですね」と一度お客様の意見を肯定します。

その上で「ただ、これから暑くなると、こんな服があるととても便利ですよ」とおススメしましょう。

お客様は自分の意見を認めてもらうことで、相手の言うことも聞こうという気になります。

 

 

視点を変える:

お客様が「ちょっと高くて予算オーバー」といわれたら、「たしかに少しお値段がいいです。でも、いろいろな着こなしができるので、結局はお買い得なんですよ」とお伝えします。

相手の主張を認めた上で、「だからこそ、この商品を」とお伝えすることで、お客様が気がつかないメリットを提示し、購入を納得してもらいやすくなります。

 

 

スタッフ同士で練習するのがおすすめ:

こうした話法は、何度も練習すれば誰でもうまくできるようになります。

お客様に使う前に、まずはスタッフ同士で練習してみましょう。

想定される会話のパターンをつぶしておけば、いざというときでも慌てずに対応できます。

あえて難しいパターンやうまくいかなかったときのパターンも練習すると、だんだん上達していきます。

 

 

(まとめ)

接客には会話がつきものです。

話し方一つでお客様の気持ちは変わりますし、気持ちよく購入してもらうきっかけになりますから、マスターすれば販売員として大きく成長できます。

たくさん練習して、応酬話法を磨きつづけてください。

【全求人情報一覧はコチラをクリック】

【お仕事検索はコチラをクリック】

【ご登録予約はコチラをクリック】

【現役販売員オマネキのブログ記事一覧はコチラ】

梅雨どきに気をつけておきたい衣類の保管方法について

日本の気候に特徴的な梅雨。長い雨の季節は、衣類が傷みやすいシーズンでもあります。

そこで、梅雨の季節を上手に乗り切る衣類の保管方法についてお伝えします。お客様にもぜひ教えてあげてください。

 

 

洗濯物に湿気を残さない:

梅雨時の大きな悩みは、洗濯物が乾きにくいこと。

でも、しっかり乾燥させないと雑菌が繁殖しやすくなり臭いのもとになってしまいます。

洗濯をするときは、お湯に酸素系漂白剤を入れて、雑菌を減らすようにしましょう。

室内干しをするときは、洗濯物同士がくっつかないようにして、扇風機やサーキュレーターの風を当てて、できるだけ早く乾くようにします。

これで雑菌の繁殖を防ぐことができます。

 

 

アイロン掛けできれいをキープ:

乾かした洗濯物にアイロン掛けをすると、雑菌の繁殖を抑えることができます。

湿気や雑菌が残っている衣類をタンスにしまってしまうと、臭いが他の衣類に移ってしまうことがあるので、アイロンを上手に使って、きれいな衣類をしまうようにします。

 

 

収納するときはスペースをあけて:

衣類をタンスに入れるときは、余裕をもっていれるようにします。

ギュウギュウに詰めてしまうと湿気の逃げ道がなくなってしまい、気がついたら底のほうの衣類にカビが生えていたなんていうことも。

ひとつの引き出しに入れる衣類の量は6分目くらいにとどめておき、梅雨の晴れ間には引き出しをあけて中に風を通すようにしましょう。

 

 

引き出しの中は重ねて入れない:

引き出しの中に衣類を重ねて入れてしまうと、下のほうに湿気が溜まって衣類が湿気を吸ってしまいます。

衣類は数を少なくすると同時に、重ねないでしまうことが大切です。

たたんで重ねるのではなく、丸められるものは丸めて、手前から奥へ並べるようにします。

こうすることで探しやすくもなり、一石二鳥です。

 

 

除湿グッズを上手に使う:

タンスは壁や床にピッタリつけず、少し離して風通しをよくしておきます。

その上で個々の引き出しには除湿シートや新聞紙など、湿気を吸うものをしいたり、除湿剤を置いて湿度をコントロールします。

調湿作用と脱臭作用がある備長炭や珪藻土などを引き出しの中に入れておくのもよいです。

自然素材なので除湿作用は弱いですが、あまり開け閉めしない引き出しなら湿気のコントロールに役立ちます。

 

 

(まとめ)

長い梅雨の時期は、いかに湿気をコントロールするかが大事になります。

お客様にはお気に入りの服を長く着ていただきたいもの。

梅雨時の管理方法もお教えして、長く着ていただけるようにしたいですね。

【全求人情報一覧はコチラをクリック】

【お仕事検索はコチラをクリック】

【ご登録予約はコチラをクリック】

【現役販売員オマネキのブログ記事一覧はコチラ】

秘められた逸話が面白い!ブランドのロゴマークについて

世の中には、いろいろなブランドがあり、それぞれに異なるロゴマークを持っています。

ロゴはブランドのイメージを作る重要なもので、面白いエピソードが秘められています。

いくつかご紹介しましょう。

 

 

ユニクロ:

ユニクロ(UNIQLO)は、ユニーク(独自の)クロージング(衣類)ウェアハウス(倉庫)の略です。

ユニクロだけで買えるカジュアルファッションという意味が込められています。

 

英語としてはクロージング(Clothing)なので、本来は「UNICLO」となるはずが、香港で合弁会社を作ったときに誤って「UNIQLO」になってしまったのだとか。

そのまま使っているところがユニークです。

 

ロゴは、2006年にNY店をオープンした際に作られたもので、店鋪のディレクションを担当していた佐藤可士和氏が作ったもの。

視認性がよく、分かりやすいロゴです。

 

 

アンダーアーマー:

読売ジャイアンツのユニフォームサプライヤーとして一躍日本でもメジャーになったアンダーアーマー(Under Armour)。

ロゴはUnderの「U」とArmourの「A」を合体させたものです。

 

元アメフト選手だった創業者がアスリートのために考案したウェアで、選手がユニフォームの下に着て戦う鎧(アーマー)という意味があります。

スポーツ選手の活躍を服で支える心強いブランドというイメージでしょうか。

 

 

ロエベ:

スペインの王室御用達ブランド、ロエベ( LOEWE )のロゴは、4つの「L」の字を美しくつなげたものです。

数年前に45年ぶりにロゴが新しくなり話題となりました。

 

従来のものと形は同じですが、ゴージャスなロゴからシンプル、モダンなロゴへと変わりました。

滅多に変わることがないロゴの一新で、今後のブランド展開が楽しみです。

 

 

フレッド・ペリー:

フレッドペリー(FREDPERRY)は実在したイギリス人テニス選手、フレデリック・ジョン・ペリーのニックネームで、月桂樹のロゴで有名なテニスシャツのブランドです。

月桂樹は、ウィンブルドンのロゴで、フレデリック・ジョン・ペリーが引退した後に使用許可を得てブランドロゴになりました。

素晴らしい伝統のあるロゴマークです。

 

 

ロレックス:

高級腕時計の代名詞にもなっている、ロレックス(ROLEX)。

ロゴは王冠になっています。

 

王冠を使用した背景は正式公表されていませんが、職人の5本の指を表しているとの説もあります。

職人技を極めた時計ならではの高級感と存在感のあるロゴといえるでしょう。

 

 

(まとめ)

ブランドのロゴにはいろいろな歴史や逸話があります。

知っていると、お客様との会話の糸口になるかもしれません。

気になるロゴがあったら、ぜひ調べてみてください。

【全求人情報一覧はコチラをクリック】

【お仕事検索はコチラをクリック】

【ご登録予約はコチラをクリック】

【現役販売員オマネキのブログ記事一覧はコチラ】

お客様に教えてあげたい、ニット製品が伸びない掛け方

最近では、タンスを持たず、収納はクローゼットだけという方も多いようです。

シャツやコートなどはハンガー収納でも問題ありませんが、ニット製品をハンガー収納する場合は、気をつけないと服を傷めてしまいます。

そこで、上手な掛け方をお教えしたいと思います。お客様にもぜひ教えてあげてくださいね。

 

 

型くずれの原因は…:

型くずれとは、首回りや肩部分が伸びてしまうことをいいます。

綿100%のシャツや厚手のコート類なら問題ありませんが、ニットは柔らかい糸で繊細に織られていたり、毛糸製品は糸自体に重さがあるので、そのままハンガーにかけてしまうと、ニットの重さで重心が下がって型くずれしてしまいます。

また、ものによってはハンガーにかけた跡が残ってしまうことも。

見やすく収納するのにハンガー掛けは便利ですが、ニットの場合は少し気をつけなければなりません。

 

 

肩の部分にひと工夫:

厚手のニットはハンガーにかけず畳んで収納したほうがよいですが、薄手のニットやカーディガンはハンガーにかけたほうが取り出しやすく便利です。

ただ、肩が型くずれしたり、跡がついてしまうことも。そこで、ハンガーの肩部分にタオルを巻いてみましょう。

細いハンガーだと素材に食い込んでしまうので、肩部分を柔らかいタオルなどでくるみ、厚さを出します。

さらに、ハンガーの形状にも注意が必要です。

肩が角ばっているハンガーではなく、なだらかにカーブを描いているハンガーがおすすめです。

滑り止め加工がしてあれば、なおOKです。

 

 

かけるときでも、そのままかけない:

ニットをハンガーにかけるときは、シャツやコートとは違うかけ方をするのもおすすめです。

ニットを縦半分にたたんで横にし、ハンガーに対してVの字になるように置きます。

その状態で袖と身ごろをハンガーの肩にかけ、それぞれの先をハンガーの中に入れます。

この方法はとても簡単でずり落ちる心配もなく、いろいろなニットに使える方法です。

流行のビッグニットにも使えます。

 

 

丸めて収納もおすすめ:

収納スペースがある程度あり、見やすく収納したい場合には、ハンガーにかけるほかに丸めて並べる方法もおすすめです。

お店で平置きするときのようにニットの袖を後ろにして平らにたたみ、最後にクルクルと丸めます。

上手にたためばシワになりません。

タンスの中に入れてしまうときも、この方法であればどのニットがどこにあるか一目瞭然です。

 

 

(まとめ)

いかがでしたか?少しの工夫で、お気に入りのニットを型くずれさせず、長く着ることができるようになります。

服をお客様にすすめるときは、収納方法も合わせてお伝えすると、きっと喜ばれますよ。

【全求人情報一覧はコチラをクリック】

【お仕事検索はコチラをクリック】

【ご登録予約はコチラをクリック】

【現役販売員オマネキのブログ記事一覧はコチラ】

見習う点がたくさん!キャビンアテンダントの接客法

接客のプロといえば、飛行機の客室乗務員(CA)。

凛とした姿勢と美しい立ち振る舞い、丁寧な応対の仕方には、プロ意識が見て取れます。

キャビンアテンダントの接客には、どんな特徴があるのでしょうか。

 

 

勤務中は真顔を見せない:

お客様に接しているときは満面の笑顔なのに、接客していないときは真顔で、落差がありすぎるという人はとても多いと思います。

勤務中のCAは、いつどこで誰が見ているか分かりません。

とてもいい笑顔で接してもらっても、一人でいるときのブスっとした真顔を見てしまうと、お客様はとてもガッカリしますし、笑顔も作り笑いに見えてしまいます。

CAは接客していないときでも、自然な笑顔を絶やしません。

 

 

顔を見て視線を合わせて接客する:

接客でまず大事なのは、きちんと相手の顔を見て応対することです。

何となく横顔で何かしながら話をしてしまう人がいますが、これはいけません。

何かしているときは手を止め、体全体を相手に向けて話をするのが原則です。

 

どうしても忙しいときはそこまでできないかも知れませんが、少なくとも顔はお客様のほうをきちんと向けて目を合わせて応対しましょう。

そうすることで、お客様は自分のことを大切に扱ってくれているという安心感を抱くことができます。

 

 

接客中は常にゆったりした動作:

CAの仕事は実はとてもハードで、限られた人数で大勢のお客様に接客しなければなりません。

とても忙しく働いていますが、そんなふうに見えないのは、お客様が見ているところでは動作を意識的にゆっくりしているからです。

CA同士ではバタバタ準備していても、お客様に対するときはゆっくり動き、ゆっくり話します。

こうした使い分けがきっちりできるのがプロのCAです。

 

 

適度な距離感でおもてなし:

CAはお客様をおもてなしするのが最大の仕事です。

決められたことをただこなすのではなく「おもてなし」することが求められています。

お客様に常に気配り・目配りをし、いかに快適にフライト時間を過ごしてもらえるかに心を砕きます。

 

そこで大切なのが、お客様との距離をうまく取ることです。

 

サービスを先回りしてしまうと、お節介になってしまうことも。

「おもてなし」をするには、常に相手の立場を考え、相手の望むことを察知し、それから行動したり、話したりしなければなりません。

これは、たくさんのお客様に接して経験を積むほどに、どんどん上手になっていきます。

 

 

(まとめ)

接客のプロであるCAからは、販売員として学ぶべきことがたくさんあります。

飛行機に乗る際には、ぜひ彼女たちの振る舞いをよく観察して、日頃の接客に応用してみてください。

【全求人情報一覧はコチラをクリック】

【お仕事検索はコチラをクリック】

【ご登録予約はコチラをクリック】

【現役販売員オマネキのブログ記事一覧はコチラ】

知っていそうで意外と知らない、ファッションブランドの歴史2(イタリア編)

前回はフランスの有名ブランドの歴史についてご紹介しました。

関連記事→ 知っていそうで意外と知らない、ファッションブランドの歴史1(フランス編)

今回は、イタリアのブランドについて、その成り立ちをご紹介したいと思います。

 

 

小道具からハリウッドセレブ御用達になったグッチ:

グッチ(GUCCI)の創業者グッチオ・グッチは、サボイ・ホテルに勤めていましたが、辞めてバッグなど革製品店をオープンします。

ダブルGのロゴはグッチオのイニシャルで、名前入り製品はこれが世界で初めてでした。

第二次世界大戦中で原材料不足となり、生まれたのが有名なバンブートートです。

また、映画の仕事をしていた息子が小道具として父の製品を使ったところ、これがハリウッド女優の目に留まり、一気にセレブ御用達に。

単なる小道具にはしておけないほどの魅力があったようです。

 

 

夫婦と5人娘が育てたフェンディ:

フェンディ(Fendi)は、1925年にフェンディ夫妻がローマに開店した小さな革製品店が始まりでした。

ハリウッドで流行していた毛皮をイタリアでも販売して一躍大人気に。

パオラ、アンナ、フランカ、カルラ、アルダという5人の娘が跡を継ぎ、カール・ラガーフェルドがダブルFのロゴを使った有名な「ズッカ柄」を考案しました。

 

 

孫娘が世界に羽ばたかせたプラダ:

プラダ(Prada)は、プラダ兄弟が珍しい輸入革素材を扱う店を始めたことからブランドヒストリーが始まります。イタリア王室御用達となっていたことも。

孫娘のミュウッチャが販売した軽いナイロン素材のバッグ「ポコノ」は、日本でも大ブームに。

その後セカンドラインのミュウミュウ(ミュウッチャの子どもの頃のあだ名)などを展開し、世界のブランドに仲間入りしました。

おじいちゃんが始めた店を孫が世界的なブランドに大きく育てたといえるでしょう。

 

 

ハリウッドからスタートしたフェラガモ:

フェラガモ(Ferragamo)は、まだ10代だったフェラガモがハリウッドに開いた靴専門店が始まりです。

職人としての技術が光る靴は、またたくまにハリウッドスターに認められますが、その後祖国に帰り、フィレンツェに店を構えてこだわりのモノづくりを続けます。

厚底のウェッジソールなど個性的で高品質の靴を作り続け、ファッションの一部としての靴の存在感を高めました。

リボンパンプスの「ヴァラ」などは、日本でも大ブームとなり、今でも多くのファンがいます。

 

 

(まとめ)

伝統あるブランドには、素晴らしい歴史があります。

ブランドヒストリーが分かると、愛着もさらに湧いてきます。お客様との話の種に、ぜひ共有してください。

【全求人情報一覧はコチラをクリック】

【お仕事検索はコチラをクリック】

【ご登録予約はコチラをクリック】

【現役販売員オマネキのブログ記事一覧はコチラ】

知っていそうで意外と知らない、ファッションブランドの歴史1(フランス編)

ブランドには、長い歴史と伝統があります。

販売員としてブランドに関心を持っている人は多いと思いますが、歴史について正しく知っている人は少ないかもしれません。

有名なブランドの歴史について、少し勉強しておきましょう。

 

 

帽子づくりからスタートしたシャネル:

シャネル(CHANEL)は、言うまでもなくココ・シャネルを創業者として持つフランスのブランドです。

もともと優秀なお針子だったココが、1909年パリ・マルゼルブ大通り160番地にオープンした帽子のアトリエがブランドの始まりでした。

その後も「シャネル・モード」という帽子専門店を開き、一躍人気デザイナーになります。

それから数年後にオートクチュールを扱うようになり、ジャージードレスなどの画期的な製品でブランドとしての名声を獲得しました。

「マトラッセ」と呼ばれるキルティングなど、独創的なデザインは今でも多くの女性を魅了し続けています。

 

 

馬具づくりのノウハウを生かしたエルメス:

エルメス(Hermès)の歴史は、1837年パリに作られた馬具工房から始まっています。

優れた皮革製品を作る工房は、ときの皇帝などを顧客としていましたが、三代目の時代に多角経営に着手、バッグなどの革製品を作るようになります。

最初に作られたバッグは「オータクロア」で、その後「ケリー」や「バーキン」などが作られました。

馬具づくり職人の技術をいかした丁寧なモノづくりがエルメスの魅力です。

馬具工房から始まったという歴史を反映して、エルメスのロゴマークには「デュック」と呼ばれる四輪馬車と従者が描かれています。

 

 

子供靴専門店だったセリーヌ:

セリーヌ(CELINE)は、1945年創業のブランドで、スタートは上流階級向けのオーダーメイド子供靴店でした。

次第に大人の女性用の靴やバッグなどの小物を作るようになり、プレタポルテにも進出します。

輪馬車が留め具についた「サルキー」というバッグなどが上流階級の若者の間で大人気になります。

セリーヌは外国人デザイナーを多く起用しており、このサルキーやCマカダム(馬車にCモチーフがついたもの)のラインは今では製造されていません。

しかし、オールド(ビンテージ)セリーヌとして、今なお非常に人気があり、熱心なコレクターがたくさんいます。

 

 

(まとめ)

創業当時から現代まで、色あせない魅力で多くの人を魅了しているフランスのブランド。

長い歴史を知ることで、魅力がますます輝いてきます。

こうした歴史を知っていると、お客様からもきっと一目置かれますよ。

【全求人情報一覧はコチラをクリック】

【お仕事検索はコチラをクリック】

【ご登録予約はコチラをクリック】

【現役販売員オマネキのブログ記事一覧はコチラ】

実はこんなに種類がある!コート、アウターの名前とかたち

服にはさまざまな形があり、アウターひとつ取ってもいろいろな種類があります。

アパレルの販売員として知っておきたいコート、アウターの種類についてまとめてみました。

 

 

テーラードジャケット:

テーラードとは、背広仕立てのこと。

背広デザインのジャケットでボタンが一列についているのをシングルジャケット、二列についているのをダブルジャケットといいます。

最近は、すっきり着こなせるシングルジャケットが主流です。

 

 

コクーンコート:

コクーン(繭)の形をしたコートです。

主にレディースのコートに使われている形です。

丈は短めで体を包み込むような丸みを帯びたラインをしており、女性らしい形をした可愛らしいコートです。

 

 

サックジャケット:

襟も肩も少し小さめで、ウエストラインが寸胴のジャケットです。

気軽に着られるカジュアルさが魅力で、年齢問わず若々しい着こなしを作ることができます。

メンズのカジュアルなアウターとして定番のジャケットです。

 

 

ブレザー:

学校の制服やスポーツ選手団のユニフォームなどによく使われています。

一般的には、金ボタンで下襟部分にステッチが施されており、胸ポケットにはエンブレムがついていることが多いです。

 

 

ルダンゴート:

もともと男性の乗馬用コートだったものが女性用コートになったもので、ウエスト部分がくびれていて、裾が広がっている丈が長めのコートです。

ボタンを留めて着ることで女性らしいラインの着こなしができます。

 

 

ジージャン:

デニム素材で作られたジャケットで、正しくはジーン(jean:ジーンズ素材の)ジャケットといいます。

レディースでは、ワンピースの上に羽織れる短めの丈が特に人気を集めています。

 

 

アビエイタージャケット:

もとはアビエイター(飛行士)が着る短めの丈の革ジャケットで、上襟にファーがついているのが特徴です。

ボーイッシュでカジュアルな着こなしができ、意外とワンピースにも合います。

 

 

コーディガン:

最近レディースで流行しているアウター。

従来のカーディガンともコートの間にあるようなアウターで、コートの代わりに羽織れるような丈が長いカーディガンのことをいいます。

 

 

ペプラムジャケット:

ウエストがくびれており、ウエストより下の部分にひだが寄っているジャケットです。

衿はノーカラーのことが多いようです。

上品な雰囲気があり、入学式に着るフォーマルスーツなどに見られます。

 

 

(まとめ)

アウター一つとっても、ここに書ききれないほどの種類があります。

見慣れたものも多いですが、販売員としてはぜひ名称が言えるようにしておきたいものですね。

【全求人情報一覧はコチラをクリック】

【お仕事検索はコチラをクリック】

【ご登録予約はコチラをクリック】

【現役販売員オマネキのブログ記事一覧はコチラ】

接客に集中するために!仕事を手際よく終わらせるコツとは

仕事に手際の良さが求められるのは、会社勤めの方だけでなく、販売員でも同じです。

お客様の接客に十分時間をかけるためにも、仕事をパパッと終わらせることができる工夫をいくつかお教えします。

 

 

まずはいったん取りかかってみる:

仕事は、実際にやってみたら、当初の想定とは違っていたということが少なくありません。

最初の予定よりもずっと時間がかかるかもしれませんし、用意しなければならないものや、上司に確認しなければならないものなどが出てくる場合もあります。

ですから、どのくらい時間がかかるのかを把握するためにも、まずは仕事に取りかかってみることが大事です。

 

 

分からないまま悩まない:

仕事が遅い人の特徴として、分からなくなったところが出てくると、あれこれ考えてしまって、そこから先に進めないことがあげられます。

これは非常に時間のロスです。

まず自分で考えるという姿勢は大切ですし、聞くのは恥ずかしいという気持ちも分かりますが、分からないことは積極的に質問して、どんどんクリアしていくことも大事です。

先輩や同僚の力をもっと頼りにしてみてください。

 

 

〆切時間を決める:

仕事の効率を上げるには、〆切を意識するのも非常に有効です。

大人になると、学生時代のように時間制限があるテストを受けることもないので、どうしても時間感覚がゆるくなってしまいます。

「○時○分までに終わらせる!」と決めると、どうすればその時間内に終えることができるか、自然と頭で考えるようになります。

無駄なことをしなくなるので、必然的に時間短縮ができます。

 

 

少しだけ大変な量の仕事をこなしてみる:

仕事が速い人は、自分がどのくらいの仕事をどのくらいの時間でこなせるか分かっています。

時間を自己管理できるので、限られた時間を使って要領よく仕事をこなすことができているのです。

まだ、自分のスピード感が分かっていない人は、仕事を頼まれたときに、与えられた時間よりも5分早く仕事を完了するか、もしくは10%増しの量をこなすようにしてみましょう。

100枚の服を30分で並べるという仕事なら、20分で100枚並べるか、30分で110枚の服を並べてみます。

こうすることで、自分の現在の能力が分かり、ポテンシャルを高めていくことができます。

 

 

(まとめ)

仕事を手際よくこなすことは、誰でも訓練次第でできるようになります。

毎日楽しみながら、少しずつスキルアップしていけば、いつの間にかスピードアップしているに違いありません。

【全求人情報一覧はコチラをクリック】

【お仕事検索はコチラをクリック】

【ご登録予約はコチラをクリック】

【現役販売員オマネキのブログ記事一覧はコチラ】

何となく使っている接客言葉、もっといい言い方をしよう!

毎日のようにお客様に対して使っている接客の言葉。

何度も使っているので、決まり文句のようになっている人もいるかもしれません。

でも、実はもっと良い言い方、正しい言い方があります。

 

 

少々お待ちください」→「すぐに参ります」:

お客様をお待たせする際に「少々お待ちください」と、当たり前のように使っている人は多いのではないでしょうか?

しかし、よく考えると、お客様に対して「待っていてください」とお願いをしているのと同じです。

ていねいな言い方ではありますが、お客様をお待たせする際に使い言葉としては適切ではありません。

 

お客様を大事にする表現に変えるなら、

「すぐに参ります」

「すぐにお探し致します」

「ただいまお持ち致します」

という言葉を使ったほうがよいでしょう。

 

レジなどでお待たせする際は、順番が来たときに「大変お待たせ致しました」とお詫びの気持ちを込めて使うとよいでしょう。

状況によって、どうしても待っていただかなくてはならない場合、「少々お待ちいただいてもよろしいですか?」とお声がけをするのは問題ありません。

 

 

「すみません」→「申し訳ございません」:

とても便利な「すみません」という言葉は、接客の場にはふさわしくありません。

日常生活では「すみません」と一言で済んでしまうものも、接客の現場ではシチュエーションごとに使い分けなくてはなりません。

 

たとえば、

お客様に謝る際は「申し訳ございません」

御礼を伝える際は「ありがとうございます」

ひと言添えるときは「恐れ入りますが…」

便利な一言を使い回すのではなく、きちんと意味のある言葉を使うようにしましょう。

 

 

「こちらは新商品になっております」→「こちらは新商品でございます」:

「〜になります」という敬語は存在しません。

正しくは「こちらは新商品でございます」です。

 

レジで「おつりが○○円になります」というのも、おかしい表現です。

「おつりは○○円でございます」というのが正しい表現です。

あまりによく使われているので、気がつかない人が多いかもしれません。

 

 

「赤と黒どちらにいたしますか?」→「赤と黒どちらになさいますか?」:

これもよく耳にする間違い敬語です。

「〜いたします」は謙譲語で、お客様を敬う尊敬語ではありません。

尊敬語では「どちらになさいますか?」を使います。

 

 

「了解しました」→「かしこまりました」:

「了解しました」は同等の立場もしくは目下の人にしか使いません。

「承知しました」と「かしこまりました」は、いずれも「分かりました」の謙譲語です。

どちらも立場が上の人に対して使う言葉で、厳密に言うと「かしこまりました」のほうが、より丁寧な言い方となります。

ホテルや空港などの接客では、「かしこまりました」を使うのが一般的です。

 

 

(まとめ)

言葉は正しく使えば、とても美しく、コミュニケーションもスムーズにしてくれます。

よりよい言葉を覚えて、お客様をおもてなししましょう。

【全求人情報一覧はコチラをクリック】

【お仕事検索はコチラをクリック】

【ご登録予約はコチラをクリック】

【現役販売員オマネキのブログ記事一覧はコチラ】