「ありがとう」や「ごめんなさい」を言わない人は相手に負けた気持ちになるから言わない
2023年07月01日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
販売員さんなら「ありがとうございます」や「申し訳ございません」など、お客様に対して、お礼や謝罪の言葉を口にすることが多々あります。
逆に、お客様から「ありがとう」と言われることもあります。
やはり「ありがとう」と人から感謝の言葉を伝えられるのは嬉しいですよね。
ですが、男女問わず「ありがとう」や「ごめんなさい」を素直に言えない人が結構います。
特に、職場や家庭内で「ありがとう」や「ごめんなさい」を使わない人が多いです。
私の前の職場では、「ごめんなさい」と人に謝ることができない女性がそこそこいました。
仕事上「これ間違ってますよ」と、間違いを指摘せざるを得ない状況になることもあります。
そこで「ごめん!ごめん!私が間違ってたわ!」と、ひとこと言ってもらえれば、「了解です!では訂正しておきます。」と言って終われるのですが、これが簡単にはいきません。
こちらとしては謝って欲しくて間違いを指摘している訳ではなく、次回の仕事のために指摘しているのですが、「これは私の間違いではありません」と、突っぱねられてしまうこともありました。
他には、「ほんまやね。間違えてるね。」とだけ言われて、自分のミスだと絶対に認めない人もいました。
最終的には「誰が間違えたのか」という責任の所在を明らかにせざるを得なくなり、「じゃあ、誰も間違えてないってことですね。誰も間違えてないのに、あなたの名前が書類に書いてあるのはおかしいと思いませんか?」と、追及すると「私の間違いみたい」と、なんとなく認めてくれました。
自分の間違いを素直に認めて「ごめんなさい」と言うだけで、人間関係も円滑になりますし、間違いを修正する行動にすぐ移ることもできます。
良いことしかありません。
素直に「ごめんなさい」と、なぜ言えないのかというと、周りの人に無能に見られたくないとか、周りの人に負けたくないという理由が多いです。
昔、「ありがとう」と「ごめんなさい」を人に絶対に言わないと決めている男性と話をしたことがあるのですが、「なぜ言わないのか?」と質問したところ「相手に負けた気持ちになるから絶対に言わない!」と答えました。
人に感謝を伝えることと、人に謝罪をすることが、なぜ負けることになるのか理解に苦しみますが、男女ともにプライドが高くて面倒臭い人は、特に「ありがとう」と「ごめんなさい」を言いません。
女性は謝らない人が多いのですが、男性は「ありがとう」とお礼を言わない人が多いです。
仕事上で何かをしても「ありがとう」と絶対に言いません。
家庭でも奥さんに「ありがとう」と言いません。
男性の場合は、「仕事ならお前がやって当たり前」とか「家事は奥さんがやって当然」と思い込みすぎているため、「ありがとう」と感謝を伝えない人が多いのです。
ですが、相手がやって当たり前のことであっても、人に何かをやってもらったなら、「ありがとう」と伝えるのは自然なことです。
それだけで人間関係がスムーズになり、印象も良くなるので、「ありがとう」と「ごめんなさい」は積極的に使って欲しいです。
「ごめんなさい」と言わない人の気持ちはなんとなく理解できますが、「ありがとう」と言わない人の気持ちは理解できません。
『レジで「ありがとう」は偽善!?』という記事を見つけました。
参考記事→ レジで「ありがとう」は偽善!?ドライな少年が接客業をはじめたら…見方の大転換に「もう共感しかない」【作者に聞く】
この人、コンビニのレジで「ありがとう」と店員に言うのは、偽善者のすることとバカにしていたのですが、自分がコンビニ店員となり、お客様から「いつもありがとう!」と言われてとても嬉しくなり、「ありがとう」を言う派に変わったそうです。
接客の仕事をしていると、態度の悪いお客様が来ることもありますが、とても礼儀正しいお客様が来てくれることもあります。
礼儀正しいお客様を接客すると「この仕事してて良かったなー」と、しみじみと思うことがあります。
ちょっとしたことですが、人の心遣いに癒されることもあるのです。
「ありがとう」の必要性をあまり感じたことがない人には、ぜひ一度接客の仕事を体験して欲しいと思います。
人に感謝されるとそれだけで、その日一日中気分良く過ごすことができるほどのパワーをもらえることがあります。
お客様から直接感謝される仕事って案外少ないですが、接客販売の仕事は、お客様から直接感謝を伝えてもらえる貴重な仕事です。
大阪マネキン紹介所には、たくさんの接客販売の仕事の求人があります!
接客販売の仕事で、「ありがとう」のパワーを感じてくださいね!
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