売れない商品を売ることで接客力と販売力が身に付く
2024年07月25日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
最初に断っておきますが、大阪マネキン紹介所の求人で紹介しているメーカーさんの商品や洋服は、有名なブランド物や人気が高い商品なので売れている商品ばかりです。
ここからはあくまでも私オマネキの個人的なお話です。
私が一番最初に接客販売でバイトをしたお店は、カバンと財布を取り扱っているお店で、全部がオリジナル商品でしたが、本当に売れていませんでした。
その昔はヒット商品があり、めちゃくちゃ儲かっていたそうなんですが、徐々に売れなくなり、私がバイトとして入った頃には、売り上げがかなり落ち込んでいました。
それでも、熱狂的ファンのお客様もいたため、なんとかギリギリ経営できていたようで、バイトも8人ほどいましたし、社員さんも5名ほどいました。
「売れない商品を売るためにはどうすればいいのか」バイトに入る度に、どうすれば売れるのかを考える日々が続きました。
社員さんと一緒に入った時は、「オマネキさん、今日のあなたの目標は5万円です。」と、いきなり夕方からノルマを決められることもあったため、必死になって売り方を考えていました。
売れない商品を売るために最初に私がやったことは、商品特徴を全部覚えることです。
つい数日前も、オープニングスタッフとしてこれから働くため、売り場研修に入ったのですが、店長の接客を観察し、お客様に話している内容をメモし、家に帰ってからホームページで調べた商品特徴を全部メモしました。
とにかく、商品の特徴を理解していないと接客もできないため、売れる商品も売れません。売れない商品はもっと売れません。
最初にできることは、とにかく商品の特徴を頭に叩き込むことです。
次にやったことは、お店に来てくれたお客様を観察することです。
社員さんと一緒にお店に入った時は、「行け!」と目で合図されるため、すかさず接客するしかありませんでしたが、一人で店にいる時は、お客様の行動を少し観察してから接客に入るようにしていました。
フラッと入って、すぐに帰るお客様もいますが、そのままブラブラ歩きながら商品を眺めるお客様もいます。
商品を眺めているお客様がいれば、どんな商品を見ているのか、手に取っているのかを観察し、観察後に接客することで、会話がスムーズに始められることが多かったです。
売れない商品を売ることは本当に大変でしたが、おかげで私なりの接客スタイルが身に付きました。
そのお店は1年ほどで辞め、その後、いろんなお店で接客販売のバイトをしましたが、とにかく何を売っても売れました。
売れない商品を売るために知恵を絞って身に付けた技術や知識は、売れる商品を売るためにもめちゃくちゃ役に立ちました。
特に、ブランド物の商品は名前だけで買ってくれるお客様も多いため、「こんなに売れるのか!」とビックリするほど売れました。
最初から買う気で店に来てくれるお客様も多いので、眺めているだけではなく、商品を手に取ってくれるため、すぐに接客に入れる上に、お客様が欲しいであろう情報を話せば、話も聞いてくれます。
「売れる商品を売るってなんて素晴らしいんだろう!」と、感動した時期もありました。
もちろん、売れる商品であっても、売れない日もありますが、売れない商品は売れない日しかありません。
売れない日を少しでも減らすために、色々と経験を積んだ結果として、売れない商品でも売れるようにする接客力と販売力が身に付きました。
最初から、何もしないでも売れる商品を売っていたら、当時の私に接客力と販売力は、あまり身に付かなかったかもしれません。(あくまでも私の場合ですよ)
ですが、接客販売の仕事から離れ、25年も経つと、私の接客力・販売力ともにガタガタになっていました。
ということで、25年のブランクを経て、大阪マネキン紹介所から紹介してもらったお仕事で、再び接客販売の仕事を始めることになった時は、一から全部やり直しました。
覚えていることが少なく、忘れていることばかりで大変でしたが、なんとか仕事ができるようになったのは、一緒に働いてくれたスタッフさんたちのおかげ以外の何ものでもありません。
そしてまた、違うお店で働くことが決まり、これまた店長をはじめ、スタッフさんたちが親切に教えてくれるので、本当にありがたいです。
今、売れないお店で働いているなら、売れるお店で働くと「こんなにも売れるのか!」と、私と同じような感動を味わえますよ。
記事の冒頭でも書きましたが、大阪マネキン紹介所で紹介している求人は、有名なブランド店や人気商品のお店ばかりなので、売り甲斐のある商品ばかりです!
売れないお店の接客販売で培った、接客力と販売力はどこのお店で働いても活かせます。
ぜひあなたの接客力と販売力を大阪マネキン紹介所が紹介しているお仕事でも活かしてくださいね。
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接客販売員に必要なのは雑談と無駄話
2024年07月18日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
「プロの接客販売員に雑談や無駄話は必要ないでしょ」と思ったあなた。
実は、接客が上手い販売員さんほど、何気ない会話でも面白い人が多いんです。
面白いというか、話しているだけで好感の持てる人がたくさんいます。
特に、接客販売の仕事での失敗談や上司から怒られた話、私生活での趣味の話など、たくさんのネタを持っているため、話を聞いているだけでも飽きません。
人間は無駄話が大好きな生き物なので、会話の47.3%は雑談などの無駄話だそうです。
参考記事→ 人間はなぜムダ話が好きなのか?「会話の47.3%は雑談」の恐るべき理由
私も特に、女性同士の無駄話が大好きです。ストレス発散にもなりますよね。
人が人を判断するのに一役買っているのは、容姿の良さや話術の巧みさよりも、雑談や無駄話などの何気ない会話です。
人は初対面の相手と雑談をスタートさせてから、ほんの0.1秒で相手を評価し始めるそうです。
雑談をしながら、話している相手が信用できる人なのか、共感できる人なのかなどを判断している訳です。
私にも経験がありますが、お店の販売員さんから声をかけられた際に「なんか嫌だな」と思いこともあれば、「なんか良いな」と思うこともあります。
なぜ「嫌だな」と思う人と「良いな」と思う人がいるのかを考えてみたのですが、私的には会話をする相手に余裕やスキマが感じられるかどうかが決め手のような気がしています。
普段から、雑談や無駄話をしている人は、人と話すことに対して身構えていない人なので、お客様に声をかける際も、自然体で話しかけているのではないでしょうか。
そのため、販売員さんと会話しても、お客様からすれば「逃げ道」が用意されている感じがするので、安心して販売員さんと話すことができます。
逆に、普段から無駄な話をしたがらない人は、お客様と話す際にも無駄がないため、お客様からすれば「逃げ道がない。何かを買わないと返してもらえない。」と、追い詰められている感じがするのではないでしょうか。
普段から友達や仕事仲間と雑談をしたり、無駄話をするだけで、人としての魅力がアップされる訳です。
雑談や無駄話といっても魅力がない人の話は
■ いつも同じ話ばかり
■ 自分のことばかり話す
■ 人の悪口や愚痴ばかり話す
雑談や無駄話じゃなくて、ただの愚痴ですね。
無駄な会話をしたがらない人や愚痴や悪口ばかり話す人は、普段から人と話をしていても、人としての魅力はアップしません。
返って「この人嫌だな」と相手に思わせる、悪い魅力を磨いていることになります。
人から「嫌だな」と思われないためにも、あなた自身が普段から色んなことに興味を持ったり、色んなことにチャレンジして、雑談や無駄話のネタを増やし、積極的に人と会話することも大事です。
それに、お客様も雑談や無駄話の好きな人が多くないですか?
男女のお客様問わず、お客さま自体も販売員さんに雑談や無駄話をしてくれます。
この何気ないお客様との会話があるからこそ、お客様と販売員さんとの間で信頼が生まれ、その会話キッカケで商品の購入に繋がることもあります。
より深い信頼関係が生まれた場合は、リピーターのお客様になってくれることもあるので、雑談や無駄話は決して無駄ではないのです。
腕の良い販売員さんほど、雑談や無駄話が上手いはずですよ。そして何より聞き上手です。
店舗によっては「私語厳禁」なお店もあり、スタッフ同士での無駄話はなかなかできない場合もありますが、お客様との会話はできます。
ぜひ、お客様との会話でも、普段の雑談や無駄話を活かして「この人なんか良いな」と、お客様から思われる販売員さんを目指しましょう。私も頑張ります!
大阪マネキン紹介所では、日本全国の接客販売のお仕事の求人をご紹介しています。
雑談や無駄話が好きな人は、ぜひ求人に応募、または大阪マネキンの登録スタッフに予約してくださいね。
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中高年の転職で重視すべきなのは年収より年数
2024年07月09日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
中高年の転職では「今より高い年収か今の年収と同じ額のところがいい」と、年収を重視する人が多いです。
ですが、年収を重視する人ほど転職に失敗しています。
最初に「お金ありき」で仕事や会社を選んでいるため、転職してから仕事や職場への不満が募り、結局は会社を辞めて転職を繰り返している人がたくさんいます。
最終的には、年収が低いところに転職し、文句を言いつつも我慢しながら働くしかなくなります。
私的には、年収よりも何歳まで働けるのかの年数を重視することをオススメします。
生活する上でお金は大事ですが、今の世の中、中高年で高い年収を維持できる人は、ほんの一握りです。
転職する人ほど「自分は仕事ができる!」「今の会社よりも認めてくれる会社がある!」と思い込んでいますが、実際にそんなすごい人はほとんどいません。
転職したところで「この人思ったよりも使えない」と会社側から思われれば、辞めざるを得ない方向に持って行かれて終わりです。
歳を取ってからの転職は、転職を繰り返すほどに難しくなります。
そのため、年収で会社を選ぶのではなく、「この仕事なら(この職場なら)長い年数働けそう」と思うところを選んでください。
今は60歳定年から65歳定年に切り替えている会社も増えています。そのうちに、65歳ではなく70歳や75歳定年になる可能性が高いです。
死ぬまで、または体が動かなくなるまで働くしかない時代がやってきます。
年金の受給年齢は今よりももっと上がると予想されていますし、受給額も減っていくでしょう。
ということは、何が何でも働かないと生活できない老後がやってくるのです。
年収が高い人ほど、生活レベルを落とせない人が多く、65歳を過ぎてから生活に困窮している人が多いそうです。
一旦会社を退職し、65歳から働こうとしても、時すでに遅しで、どこも雇ってくれるところがありません。
ということが現実問題として起こっています。
なので年収よりも年数が大事なのです。
40代や50代での転職は、老後の人生を大きく左右します。
「この仕事なら長く働けそう」「この会社なら長く雇ってくれそう」と思える仕事や会社を選んで転職してください。
多少年収が落ちても長い年数働けるなら、長い目で見ればそちらのほうがより多くのお金が貰えることもあります。
もちろん、接客販売のお仕事では、60代や70代でも働いている人がたくさんいます。
そして、接客販売の仕事で長く働きたいなら、40代や50代からの転職をお勧めします。
今は人手不足により、時給や給料も上げている会社がたくさんあるため、転職には良いタイミングかもしれません。
あなたが転職を考えているなら、ぜひ大阪マネキン紹介所の求人を見て、長く働けそうな仕事を見つけてください。
あなたからのご応募や登録予約をお待ちしています!
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何事も初めてのことは緊張して当たり前
2024年07月04日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
以前、記事に書いたのですが、2023年3月からしばらくの間、私は接客販売のお仕事をお休みしていました。
関連記事→ 時給の高い仕事でも女性から選ばれなくなっているのはなぜ?
元々は個人事業主なので、自分の仕事に集中していたわけですが、やはり1つは長く続けられる仕事をしておいたほうがいいと考え、接客販売の仕事を再開することにしました。
とは言っても、前と同じで働くのは月に10日間だけです。やはり個人事業主も103万円の壁は気になりますからね。
関連記事→ パート収入での103万円と130万円の違いをわかりやすく解説してみました!
私も50歳を超えているので「どこか雇ってくれるかな?」と、一抹の不安はありましたが、無事に雇ってくれるお店が見つかりました。
接客販売の仕事の良い点は、販売員の経験があれば、ある程度の年齢になっても雇ってくれるお店が見つかることです。
約1年3ヶ月ほどのブランクがあるので、今から「レジ打ちできるかな?」「インバウンドのお客様に接客できるかな?」と不安ばかりが募っています。
その上、新しくオープンする商業施設で働くことになったため、今は施設の研修に参加している最中です。
つい先日も、副店長研修なるものに参加しました。
私が副店長なわけないのですが、他に参加できるスタッフがいなかったため、「オマネキさん、参加しといてください」と店長からお願いされ、緊張しながら副店長研修に参加しました。
そして、運が良いのか悪いのかはわかりませんが、100人近く参加者がいる中で、ランダムに選ばれた3人だけマイクを持って挨拶させられるのですが、引きが強いのか私も選ばれました。
新しくできる商業施設なので、誰もまだ何も理解していません。全員が初めてのことなので、その施設のスタッフさんでさえ、説明がぎこちない上に色々とミスをしています。
入店方法や退店方法、ゴミの捨て方から、休憩室の使い方、売上の管理など、わからないことだらけです。
レジも私が使ったことがあるレジとは使い方が違うため、またイチから覚え直しです。
今から、「オープン初日はどうなるのだ!?」と不安だらけです。
オープニングスタッフをやったことは今まで一度だけありますが、新しくオープンする施設のオープニングスタッフになるのは初めてです。
店長に「まったく新しくできる施設のオープニングスタッフになるのは初めてです!」と話すと「私だって初めてです。」と言われました。
慣れてる人も中にはいるのでしょうが、やはり何事も初めてのことは誰でも緊張します。
なるべくミスしないように、オープン前にできることや覚えられることはしてますが、だからといって緊張しなくなるわけではありません。
ですが、どれだけ事前に備えても、オープンしてお客様と実際に接してみなければわからないことのほうが多いので、後は出たとこ勝負だと考えています。
結局は何事もやってみないと結果はわからないからです。
どれだけ考えても、どれだけ準備しても、緊張はなくなりませんし、不測の事態は必ず起こるので、「後はどうにでもなれ!」というような、人事を尽くして天命を待つのみ(人間ができることはすべてやった上で、あとは運命にまかせること。)な気持ちです。
ただし、ミスを連発して他のスタッフさんに迷惑をかけないようにはしたいのですが、私が一番の新入りなので「オマネキさんは使えないからもういらない」と、店長から言われないように最低限の迷惑に留めたいです!
誰にでも初めてのことはありますし、初めてのことに挑戦するのは緊張します。
だからといって何もしなければ、慣れることも上達することもないので、初めてはこわいけど、接客販売の仕事に挑戦したいなら、ぜひ大阪マネキン紹介所の求人に応募してくださいね!
大阪マネキン紹介所は、大阪と社名に付いていますが、日本全国の接客販売のお仕事の求人を紹介しています。
私なんて販売のブランクが25年もあったのに、大阪マネキンさんのおかげで雇ってくれるお店が見つかりましたし、今回も1年以上のブランクがあっても雇ってくれるお店と出会えました。
私のようなこともあるので、ぜひ接客販売のお仕事に挑戦してください!
一緒に緊張しながら頑張りましょう!
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