「仕事が嫌い」よりも「職場が嫌い」なほうが圧倒的に会社を辞める人が少ない理由
2024年06月19日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
つい先日「会社を本気で辞めたいんです」と、人から相談を受けました。
辞めたい理由を聞いてみると「職場の人間関係が最悪で、もう精神的に限界が近いんです。」とのことでした。
会社を辞めたくても辞められない人は、本当に多いです。
私が会社を辞めたい人から話を聞いていると、仕事が嫌いよりも職場が嫌いという人が圧倒的に多いです。
仕事の合う合わないはありますが、仕事に慣れてしまえば、そこまで「今の仕事が嫌だ!」と思うことはありません。
それに本当に仕事が合わない人は、サッサと会社を辞める人が多いです。
「仕事が嫌い」とは違い、「職場が嫌い」な人ほど、なかなか会社を辞めません。
なにしろ「仕事自体に不満がある訳ではない」または「今の仕事が好き」なのです。
職場の人間関係が嫌なだけで、仕事への不満はないため、職場は嫌いだけど会社を辞められない状態が長く続きます。
人は慣れた仕事をするのが好きですし、それなりに実績や経験のある仕事ならもっと好きです。そのため、会社を辞めたくないのは当たり前です。仕事への未練ですね。
自分が会社を辞めるのは嫌だけど、嫌いな人には辞めて欲しいと願ってしまい「そのうちに嫌いな人が辞めるかも」と淡い期待を抱いてしまうため、仕事に不満はないけど、職場が嫌いという人ほど会社を辞められないのです。
ですが、あなたの嫌いな人が辞めることって、なかなかありません。
私も長い会社員生活で、私の嫌いな人が私よりも先に会社を辞めたのは、一度だけです。
嫌いな人が辞めた時は「こんなこともあるんだ!」と、喜びましたが、結局は他の嫌いな人もいるため、職場環境が多少は良くなりましたが、著しく改善することはありませんでした。
どんなに期待したところで、嫌な職場の環境が激的に改善することなんて、ほとんどありません。
私に「会社を辞めたい」と相談してくれて人に向けて私がしたアドバイスですが、
■ 「この仕事ができるんだったら他のことは我慢しよう」と自分が思える仕事をする
■ 思い切って会社を辞める
この2つです。
「この仕事ができるんだったら他のことは我慢しよう」と自分が思える仕事をする:
私の場合ですが、仕事が技術職だったこともあり「この仕事(好きな仕事)でご飯が食べられているんだから、嫌なことがあっても我慢できる」と思い、職場が嫌でも我慢できました。
すぐに辞めることは考えず、今の職場でもっと実力をつけてから辞めればいいと考えていたので、実力がつくまではジッと我慢しました。
結果的に、その会社は辞めて転職しましたが、ジッと我慢して実力が付いてから辞めて良かったです。
思い切って会社を辞める:
嫌な人達があなたよりも先に会社を辞める確率なんて、ほぼ0に近いです。
その上、あなた以外の人が率先して職場の環境を良くしてくれることも絶望的にありません。
嫌いな人が辞めることを期待したり、他の誰かが職場を良くしてくれるのを待つだけ時間の無駄です。それならサッサと辞めて、同じ仕事で他の職場を探したほうが効率的です。
「そんなの不公平だ!」と思うかもしれませんが、人生は不公平なのです。
我慢できないぐらい職場が嫌いなら、仕事へのモチベーションも徐々に下がってくる上に、最悪、職場に行きたくなくなります。
例え転職したところで、程度の差はあれ、あなたと合わない人や嫌な人がいなくなることは絶対にありません。
あなたがどの程度なら職場の嫌さ加減を我慢できるか、許容できるかです。
許容できる範囲を超えているならば、会社を辞めることをお勧めします。
私の場合、許容できる範囲を超えた人がいたため会社を辞めたことがあるのですが、それは身の危険を感じたからです。(マジです)
命の危険や身の危険を感じるなら、サッサと辞めてください。
ブラック企業でパワハラされながら働いているなら、まさに命の危険や身の危険があります。それなら辞めて違う職場を探して欲しいです。
上司や同僚と合わなくて悩んでいる話は、今までたくさんの人から聞いてきましたし、私自身も経験があるため、気持ちは痛いほどよくわかります。
ですが、社会人ともなれば、合わない上司とも付き合わないといけませんし、合わない同僚とも付き合わないといけません。仕事をする上で、避けることはできないからです。
そのため、あなたが許容できる範囲を見極めることが大事ですよ。
許容できるなら仕事を続ける、許容できないなら会社を辞める。どちらにしても、会社を辞めるか辞めないかは、あなたが自分で決めることです。
「辞めたい」と、人に相談する人ほど、どんなに職場が嫌いでも辞めない人が多いです。
そして、誰かに話して多少なりとも気持ちがスッキリするなら、それはそれでアリかなと思います。
なんでも即決即断できる人なんて、なかなかいません。悩みながら、愚痴りながらでも仕事が続けられているなら、許容できているってことかもしれませんよ。
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