現役販売員オマネキのブログ

接客販売員に必要なのは雑談と無駄話

大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。

 

「プロの接客販売員に雑談や無駄話は必要ないでしょ」と思ったあなた。

 

実は、接客が上手い販売員さんほど、何気ない会話でも面白い人が多いんです。

 

面白いというか、話しているだけで好感の持てる人がたくさんいます。

 

特に、接客販売の仕事での失敗談や上司から怒られた話、私生活での趣味の話など、たくさんのネタを持っているため、話を聞いているだけでも飽きません。

 

人間は無駄話が大好きな生き物なので、会話の47.3%は雑談などの無駄話だそうです。

参考記事→ 人間はなぜムダ話が好きなのか?「会話の47.3%は雑談」の恐るべき理由

 

私も特に、女性同士の無駄話が大好きです。ストレス発散にもなりますよね。

 

人が人を判断するのに一役買っているのは、容姿の良さや話術の巧みさよりも、雑談や無駄話などの何気ない会話です。

 

人は初対面の相手と雑談をスタートさせてから、ほんの0.1秒で相手を評価し始めるそうです。

 

雑談をしながら、話している相手が信用できる人なのか、共感できる人なのかなどを判断している訳です。

 

私にも経験がありますが、お店の販売員さんから声をかけられた際に「なんか嫌だな」と思いこともあれば、「なんか良いな」と思うこともあります。

 

なぜ「嫌だな」と思う人と「良いな」と思う人がいるのかを考えてみたのですが、私的には会話をする相手に余裕やスキマが感じられるかどうかが決め手のような気がしています。

 

普段から、雑談や無駄話をしている人は、人と話すことに対して身構えていない人なので、お客様に声をかける際も、自然体で話しかけているのではないでしょうか。

 

そのため、販売員さんと会話しても、お客様からすれば「逃げ道」が用意されている感じがするので、安心して販売員さんと話すことができます。

 

逆に、普段から無駄な話をしたがらない人は、お客様と話す際にも無駄がないため、お客様からすれば「逃げ道がない。何かを買わないと返してもらえない。」と、追い詰められている感じがするのではないでしょうか。

 

普段から友達や仕事仲間と雑談をしたり、無駄話をするだけで、人としての魅力がアップされる訳です。

 

雑談や無駄話といっても魅力がない人の話は

■ いつも同じ話ばかり

■ 自分のことばかり話す

■ 人の悪口や愚痴ばかり話す

雑談や無駄話じゃなくて、ただの愚痴ですね。

 

無駄な会話をしたがらない人や愚痴や悪口ばかり話す人は、普段から人と話をしていても、人としての魅力はアップしません

 

返って「この人嫌だな」と相手に思わせる、悪い魅力を磨いていることになります。

 

人から「嫌だな」と思われないためにも、あなた自身が普段から色んなことに興味を持ったり、色んなことにチャレンジして、雑談や無駄話のネタを増やし、積極的に人と会話することも大事です。

 

それに、お客様も雑談や無駄話の好きな人が多くないですか?

 

男女のお客様問わず、お客さま自体も販売員さんに雑談や無駄話をしてくれます。

 

この何気ないお客様との会話があるからこそ、お客様と販売員さんとの間で信頼が生まれ、その会話キッカケで商品の購入に繋がることもあります。

 

より深い信頼関係が生まれた場合は、リピーターのお客様になってくれることもあるので、雑談や無駄話は決して無駄ではないのです。

 

腕の良い販売員さんほど、雑談や無駄話が上手いはずですよ。そして何より聞き上手です。

 

店舗によっては「私語厳禁」なお店もあり、スタッフ同士での無駄話はなかなかできない場合もありますが、お客様との会話はできます。

 

ぜひ、お客様との会話でも、普段の雑談や無駄話を活かして「この人なんか良いな」と、お客様から思われる販売員さんを目指しましょう。私も頑張ります!

 

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