人に期待しないと周りに良い人が増えていく
2025年06月25日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
「きっとあの人なら何とかしてくれるはず!」と、ついつい人に期待してしまうことがあります。
私もかつては、人に過度な期待ことしたことがありました。
特に、仕事ができる人に対しては、何かと過剰な期待をしてしまうのですが、期待通りという結果にはならず、ほぼ期待を裏切られて終わります。
期待を裏切られてしまうのは、誰が悪いのかと言えば、期待をした人が悪いのです。
勝手に期待をして、勝手に裏切られたと思っているので、期待されたほうは迷惑でしかありません。
「人に期待しても良いことなんてないんだな」というのがわかり、それ以降は人に過度な期待はしなくなりました。
過度に人に期待する人もいますが、期待する人ほど周りに良い人が減っていきます。
なぜなら、人は期待通りには動いてくれないからです。
自分の期待通りに動かない人が増えるにつれて、「私の周りには良い人がいない」となり、不満だらけの人間関係になります。
つい最近も30代の女性から、「周りに自分が思うような良い人がいない」と相談されたのですが、話を聞いていると、人への期待が過剰すぎるような気がしました。
どうも周りの人から気を遣われているような感じで「この人に関わるとあんまり良いことがない」と思われているんじゃないかと思います。
多分ですが、人に何かを相談する際に「この人なら絶対に良い答えを教えてくれるはず!」と、過剰に期待して相談するのですが、相談した相手が自分の期待に答えてくれない場合「なんだこの人って大したことないんだ。ガッカリ。」というのが、顔と態度に出ているのでしょう。
相談されたところで相手が望むような答えを出せる人は稀で、相談に乗ってくれただけ、話を聞いてくれただけで「ありがたい」と思えばいいのに、それ以上を期待するから、周りに良い人が減っていくのです。
人に過剰に期待しすぎる人は、良い人間関係を構築しづらく、人間関係が悪化していきます。
逆に、人に過剰な期待をしない人は、相手に求めていることが少ないため、少しのことで「この人は良い人だ!」と思えることが増えます。
私の場合も、仕事上で人に期待するよりも、自分でやってしまうことが多いのですが、知らない間に誰かが私の仕事の一部をやってくれていると「こんなことまでやってくれるの!」と感動することがあります。
ほんの些細なことだったりするのですが、逆に些細なことのほうが嬉しかったりします。
人に過剰な期待をしないほど、人から何かをされた際に、感謝の気持ちが出てきます。
「こんな良い人もいるんだ」と思うことも増え、結果として「私の周りって良い人しかいないんじゃないか」と思えることもあるのです。
人に過剰な期待をかける人は、自分にも過剰な期待をかける人もいて、自分自身が自分の期待に応えられない場合、激しく落ち込む人もいます。
これはこれで厄介なので、人にも自分にも過度な期待はかけないほうがいいです。
人には「やってもらえなくて当たり前」、自分には「できなくて当たり前」という気持ちで仕事や趣味に取り組めば、人から何かを手伝ってもらえたり、自分が何かをできた時の感謝や喜びは大きいです。
自分に期待することは良いことですが、何事にも「良い塩梅」があるのです。自分には適度に期待してください。
接客販売の仕事は、チームプレーでもあるため、同じ職場のスタッフさんがナイスプレーをしてくれることが度々あります。
お客様を接客している際は、お客様に集中しているため、他のことが見えないこともあるのですが、そんな時に、他のスタッフさんがサポートしてくれることも多く、本当に感動することがあります。
過度な期待していないからこそ、サポートしてくれた際は、感謝の気持ちしかありません。
お客様が帰られた後で「本当にありがと〜!助かりました!」と、サポートしてくれたスタッフさんに言ったことは数多くあります。
これが「サポートするのが当然でしょ!」と考えていると、同じ職場で働く人同士の人間関係が拗れに拗れていきます。
誰であっても感謝の気持ちを伝えるのを忘れないでくださいね。それだけで職場の人間関係はかなり良くなっていきます。
大阪マネキン紹介所では、接客販売の仕事で全国の求人を掲載しているので、ぜひ求人に応募してください。
カテゴリ: 現役販売員オマネキのブログ
就職でも結婚でも永久就職はできない時代になった
2025年06月18日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
かつては、就職すれば同じ会社で定年まで働けたり、結婚すれば死が2人を分かつまで添い遂げられた時代がありました。
それがいつの間にやら、転職が当たり前、離婚も当たり前の時代に変わりました。
ですが、いまだに「就職ができないなら、結婚はできるかも」と考えて、就職の代わりに婚活を頑張る女性もいるという話を、知り合いの女性から聞きました。
特に、30歳後半〜40歳前半の女性に多いそうです。
「就職がダメなら、結婚しよう!」という考え方は、わからなくもないですが、今の時代、旦那の稼ぎだけで生活できるほど、世の中甘くはありません。
先ほども書いたように、離婚が日常茶飯事になっているため、自分が働いていないと離婚もできません。
それに、正社員での就職にこだわらなくても、今は色んな働き方ができる便利な時代になりました。
正社員になりたい気持ちはわかりますが、正社員になったとて、定年まで働ける会社はかなり少ないです。
それに、106万円の壁が撤廃(2026年10月に撤廃される予定)され、企業規模要件(従業員51人以上)については2027年10月から段階的に緩められ、10年後(2037年)に撤廃される予定らしいので、パートであっても今後は社会保険への加入が求められます。
パートでも、正社員と社会保険の負担はほぼ変わらなくなっていきます。(たぶんですが)
就職ができなくても結婚はできると考えている人ほど、甘い考えの人が多く、就職でも結婚でも妥協しません。
妥協しないので、結局はどちらも手にできないことになります。
と、暗い話ばかりを書きましたが、就職するにせよ、結婚するにせよ、どこで妥協するのかも大事です。
就職活動をする場合、若い人なら「御社は私に何を教えてくれるんですか」と企業側にメリットを求めることもできますが、ある程度の年齢になってくると、企業側から「あなたを雇ったら弊社にどんなメリットがあるんですか」と、逆に何かを求められます。
結婚活動をする場合でも、若い時は「ぜひ僕と結婚してほしい!」と言われることもありますが、ある程度の年齢になると「君と結婚して何か僕にいいことあるの?」と、言われる側になるのです。
いつまでも「相手を見定める側」の視点でいると、企業にも結婚相手にも選ばれません。
一度は「相手から見定められる側」の視点に立ち、「この会社はどんな人を求めているんだろう」や「この人はどんな人と共に暮らしたいんだろう」と考えると、視野も広がり、自分ができることを見つめ直すこともできます。
就職でも結婚でも「相手の立場や視点になって考える」ことが大事で、できていない人ほど、就職したくても結婚したくてもなかなかうまくいきません。
接客販売の仕事でも、お客様の立場や視点になって考えられる販売員さんほど、できる販売員さんとしてお店で重宝されています。
そんな人は何歳になっても引く手数多になるため、次の職場探しに困りません。きっと相手が欲しいものを常に考えているからです。
誰の視点に立って物事を考えるかで、人から求められる人になれるので、ぜひ自分だけの視点に頼らずに、相手の立場になって考えてみてくださいね。
お客様の視点で物事を考えられる販売員さんは大歓迎なので、いつでも大阪マネキン紹介所の求人に応募してください。
きっとあなたも引く手数多の販売員になれますよ。
カテゴリ: 現役販売員オマネキのブログ