レジでの支払いは「現金派」か「キャッシュレス派」か
2025年01月14日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
昔、レジでの支払いは「現金」「クレジットカード」「商品券」の3種類しかなかったので、そこまでレジ操作を難しく感じることはありませんでした。
ですが、今は「キャッシュレス決済」なるものが普及し、レジでの支払いでキャッシュレスを選択するお客様がめちゃくちゃ増えました。
このキャッシュレスには、いろんな種類があります。
キャッシュレスには、
■ クレジットカード
■ 電子マネー(WAONやSuicaなど)
■ コード決済(PayPayや楽天ペイなど)
があり、ほとんどのお客様はクレジットカードかPayPayなどのQRコード決済を使いますが、たまに電子マネーを使うお客様がいて、何が何だかわからなくなる時があります。
私も「支払いは電子マネーで」と、お客様から言われた際に「電子マネーって、QRコード決済と違うの!?」と、プチパニックを起こし、お客様から電子マネーが何かを教えてもらったことがあります。
よく考えるとわかるのですが、レジ操作の時に「電子マネー」と急に言われると、どれがどれだかわからなくなるのです。
先日、テレビで「私は現金派でクレジットカードを持ったこともないし、スマホでの決済もやったことがない」と言っている芸能人がいましたが、現金派の人も結構います。
現金で支払ってくれるお客様は年配のお客様に多く、会社としては現金で支払ってくれるほうが、クレジット会社などに手数料を支払わなくていいため助かるのですが、レジを任されている店員からすると、現金支払いは微妙です。
なぜなら、販売員として1番こわいのはレジ締めで釣り銭の金額が合わないことだからです。
私が販売員として働く際は、週2勤務が多いため、どこのお店でも「遅番」のシフトが組まれます。
遅番でも全然いいのですが、遅番のレジ締めで、毎回「釣り銭の金額が合わなかったらどうしよう(汗)」と、恐怖を感じながらレジ締めをしていました。
もちろん、釣り銭が合わないこともあり、そんな日は「私ってダメな人間だ!」と、落ち込みながら帰ったものです。
最近では、現金の支払いがない日もあったりして、そんな日のレジ締めは「今日は釣り銭の心配をしなくていい!」と、一人で喜んでいました。
販売員としては、キャッシュレス決済が増えて嬉しいのですが、私自身がレジで払う際は、勝手がちょっと違ってきます。
私の場合、現金とキャッシュレスを使い分けていて、金額や買う物によってどれを使うのかを大体決めています。
■ 現金
3,000円以上1万円未満のものは、ほぼ現金で購入しています。
商品によってクレジットカードを使うこともありますが、私は1ヶ月後に届くクレジットカードの明細を見るのが大嫌いなので、できるだけクレジットカードを使わないようにしています。
■ 電子マネー
電子マネーを使うのは、スーパーでの買い物です。ポイントが貯まるのでスーパーでの買い物は基本的には電子マネーを使っています。
■ QRコード決済
3,000円以下の商品を購入する際は、ほとんどQRコード決済を使っています。
小銭を出すのも面倒だし、現金がちょいちょい減るもの嫌なので、数百円の商品や1,000円ちょっとの商品は、QRコード決済が便利です。
■クレジットカード
1万円を超える商品を購入する場合は、仕方なくクレジットカードを使います。
財布の中に、大金をを入れていないため、1万円を超えるとやはりカードが便利です。
女性の中には、何でもかんでもクレジットカードで払う人が結構いて、「なぜクレジットカードで払うのか?」と聞いてみると「ポイントが貯まるから、絶対にクレジットカードでしか払わない」と言います。
最近のクレジットカードは、ポイントが貯まるカードも結構あり、すごいポイント数を貯めている人もいて、ビックリすることがあります。
なんだかんだ言っても、ポイントって大事ですもんね。
私自身も数年前と比較すると、現金を使う機会が本当に減ったと実感しています。
飲食店では、現金での支払いを取り扱っていないお店もあるようで、商業施設の店舗でも、そのうち「現金お断り」のお店が出てきてもおかしくありません。
ただ、私も自分自身の事業ではクレジットカード払いに対応しているのですが、決済会社に3.6%の手数料を取られるのが、毎回痛いと感じます。
個人商店で小額の商品(1,000円以下)しか取り扱っていないお店が、商品を販売するたびに決済会社に数%を支払うと、利益の減少に直結します。
キャッシュレス決済など、便利な機能が増えて嬉しい反面、「結局は、キャッシュレス決済会社が儲かってるだけなのかも」と、思うこともあり、気持ち的には複雑です。
ですが、販売員としては本当に現金での支払いが減るのは嬉しいです。あくまで販売員オマネキとしての意見です。
レジ操作が苦手な販売員さんも多いですし、釣り銭間違いを恐怖に感じている販売員さんも多いです。まさに私がそうです。
金額の高い商品ほど、現金で支払うお客様は減っていくため、レジ操作が苦手な人は、売っている商品の値段が高いお店で働くのが狙い目だと思います。
ですが、アパレルなどは、かなりの確率でクレジットカード払いが多いので、レジ操作をそこまで心配しなくても大丈夫だと思います。
レジは慣れれば、そこまで怖くはありません。慣れるまでが大変なだけで。
関連記事→ レジ操作に慣れるまで誰にとってもレジは難しい!
ということで、今はキャッシュレス決済が導入され、そこまでレジを怖がる必要もないので、販売に興味があるなら、ぜひ大阪マネキン紹介所の求人に応募してくださいね。
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