すぐに仕事を辞める人の特徴は何でもすぐに諦めてしまうこと
2025年01月20日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
先日、子ども向け教室を主宰している人と話をしていた時に、「最近の子供は、すぐに習い事をやめてしまう。」という話を聞きました。
子供がすぐにやめる問題は、どこの子ども向け教室でも同じような悩みを抱えているらしく、困っている経営者も多いそうです。
「なんですぐにやめるんですかね?」と、聞いてみると「『子供が嫌だ』と言うと、親が『嫌なら行く必要無い』と言って、すぐにやめさせるから」という答えが返ってきました。
私の時代なら「やめたい」と親に言っても、「とりあえず行ってこい」と言われ、結局はなかなかやめさせてもらえず、ズルズルと続けるというのが一般的でした。
ですが、今では「嫌なことはしなくていい」という風潮が強いため、「嫌だ」と言えば、それがすんなりと認められるのです。
20代や30代前半の人にも同じ傾向があるらしく、「仕事が嫌だ」と思えば、すぐに辞めてしまう人が多いため、「最近の若い人はすぐに辞める!」と、怒っている年配の会社員を飲み屋でよく見かけます。
私的には、辞めたいならサッサと辞めればいいとは思いますが、結局、何事もすぐにやめてしまう人ほど、自己肯定感が上がらず、低い人が多いそうです。
「やめたい時に、すぐにやめられる」というのは、一見すると自由度の高い生き方に見えますが、裏を返せば、何をやっても「できない」とすぐに諦めてしまう人生の喜びを味わえない生き方だとも言えます。
「世の中は嫌なことだらけで、楽しいことなんて滅多にない」という名言を某映画監督が言っていたのですが、本当にその通りで、人生で楽しいことなんて滅多にありません。
特に仕事では、どこで働いても、楽しいことなんて滅多にないですが、仕事に慣れるまでは楽しいことなんてないのが当たり前で、慣れるまではほぼ苦しみしかないです。
ですが、仕事に慣れてくると「滅多にない仕事での喜び」に出会えることがあります。
仕事に慣れる前に仕事を辞めてしまうと、「滅多にない仕事での喜び」さえ、感じることもできないままになります。
「滅多にない仕事での喜び」を一度も感じることなく、次々と仕事を辞めてしまうと、達成感が感じられないため、「私ってダメな人間なんだ」と、自己肯定感が下がる気持ちもわかります。
自分の選択によって自分の人生が大きく変わってくるため、
■ 嫌なことはすぐに放棄し、何かを諦める生き方
■ 嫌なことがあっても多少は我慢し、何かを達成する生き方
どちらを選ぶのかは自分次第です。
と、偉そうに書いている私も、実は物凄い飽き性で、物事を長く続けることが苦手です。
幼少期は絵に描いたような「根性なしの子供」でした。
かなり「好き」「嫌い」がハッキリしていて、苦手なことや嫌なことは全然続きません。
その時は「やりたい!」と思っても、実際やってみると「思っていたのと違った」なんてことはしょっちゅうあります。
ただ、私が幸いだったのは、好奇心が強かったので、いろんなことに手を出したことです。
やりたいことは、とりあえず全部やってみるのですが、ちょっとだけ手を出して、すぐにやめるなんて経験はたくさんあります。
その中から「面白い」とか「楽しい」など、少しでも楽しいと感じられる要素があるものは、何となく続いていました。
接客販売の仕事も「楽しい」と思えたことの1つです。
最初は本当に大変でしたが、慣れてくるとお客様と接することが徐々に楽しくなりました。
実際にやってみると、自分の思っていたのとは違うことは誰にでもあります。
ですが、少しでも「楽しさ」や「面白さ」が感じられることは、スッパリとやめてしまうのではなく、何となくでも続けていけば良いのです。
まったく「楽しさ」や「面白さ」が感じられないなら、やめても仕方ないと思います。
ですが、面白さが出てくるのは、3ヶ月以上、6ヶ月以上、1年以上続けてやっと面白さが出てくるので、少しだけ気長に続けてください。
本当に向いてないとか、苦痛しかないなら、すぐにやめても大丈夫です。
1つのことにこだわらず、色んなことに手を出していると、私のように続けられることもチラホラと出てくるので、すぐに諦めないでくださいね。
大阪マネキン紹介所では、「楽しい」や「面白い」が感じられる販売のお仕事の求人もたくさんあるので、ぜひ求人に応募してください。
慣れるまでは大変でも、慣れるときっと仕事での楽しさがわかってくるので、気長にお仕事を続けてください。
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