正論ばかり言う人が嫌われる理由は自分本位すぎるから
2025年02月18日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
現在、入院中のオマネキですが、まだ入院中で、しばらくは退院できそうにない感じです。
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入院って本当に退屈ですが、頭を使う作業をしようとすると、入院慣れし過ぎて頭がボーッとします。
たくさんの患者さんが入院していて、下は10代から上は80代まで同じフロアで生活しているため、色んな人がいます。
面白い人も多いですが、中には、正論ばかりを言う人もいたりして、そんな人は同じ患者さんからも距離を置かれ気味です。
正論ばかりを言う人の話を黙って聞いていると、「絶対に私が正しい!」と、自分本位すぎる考え方をしています。
少しでも自分の考えに沿わないことをされると「あの看護師の態度が悪い!」と、他の看護師さんに告げ口したりしていて、感じ悪いなと思います。
正論を言うのは個人の自由ですが、周りの人への配慮が足りなさすぎると、聞いている側の気分が悪くなります。
正論ばかり言う人の特徴は、
■ 自分が正しいと思い込み過ぎている
■ 人への寛容さが足りない
です。
自分が正しいと思い込み過ぎている:
自分を基準にして物事を考えてしまうと、自分以外の人をほとんど排除せざるを得なくなります。
世の中には絶対的に正しいことのほうが少ないと思いますし、人の考えなんて、人によって違うため、「私が正しい」と思ったところで、相手も「自分が正しい」と思っているので、永遠に平行線を辿るだけになります。
世の中には色んな人がいて、仕事ができる人もいれば、仕事が苦手な人もいますし、人とのコミュニケーションがうまく取れる人もいれば、なかなかうまくコミュニケーションが取れない人もいます。
色んな人がいるからこそ、世の中がうまく回っているのであって、自分と同じ人を増やそうとすることが無駄な努力に思えてなりません。
人への寛容さが足りない:
「私は正しい」と思っている人ほど、自分に甘く、他人に厳しいです。
私も個人事業主になってから、「世の中は色んな人がいて、色んな考え方の人がいるんだな。」と、人の考えに対してかなり寛容になりました。
自分と違う考え方の人がいたとしても、それはその人の考え方なので、人の考えを無理矢理変えることはできません。
「そういう人もいるんだな」ぐらいの感覚で人と付き合っていかないと、自分以外のすべての人が「ダメ人間」に見えてしまい、攻撃対象になってしまいます。
私の友人には正論を振りかざす人はいませんが、たまに仕事などで正論を振りかざす人と一緒になり、正論を話す人の話を聞いていると、かなりコンプレックスの塊だったりします。
「攻撃は最大の防御」とはよく言ったもので、人を攻撃すれば、他人から自分を攻撃されることは極端に減るため、自分を守ことができます。
実は、正論ばかり言う人はメンタルがデリケートな人が多いのかもしれません。
人から攻撃されないためには、常に攻撃する必要があるため「正論」を武器にして、自分を守ために戦っているのかも?と思ったりします。
仕事でも「このやり方が絶対に正しい」と、自分のやり方を押し付けてくる人もいます。
正しいのかもしれませんが、色んな方法を試して回り道するほうが、勉強になることもあるので、ある程度「放置」し、見守ることも大切です。
後輩や新人の仕事を見守れず、何でも自分でやってしまうと、「この人は自分でやらないと気が済まない人なんだ」と思われ、結局は自分が全部を背負い込む羽目にもなりかねません。
自分の考えを押し付け、その考えに沿わない人を排除していくと「私以外の人は全員ダメ!」と、周囲から浮いてしまい孤独な人になってしまいます。
孤独な人にならないためにも、自分以外の人の考えも聞き入れる寛容さを持つといいのかもと思います。
一般的には50代以上の年配の人が正論を言いそうな感じがするかもしれませんが、私的には、10代〜30代の若い人のほうが「正論」を言う人が増えている感じがします。
年齢関係なく、自分以外の人の考え方にも耳を傾けられるようになりたいですね。
販売職では、年齢関係なく、色んなお客様から話を聞く機会が多く、色んな人の考え方を知ることができる仕事です。
人への寛容さも学べる仕事でもあるので、ぜひ、一度販売職にチャレンジしてください!
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