仕事が好きになれないなら無理して好きになる必要もない
2025年03月11日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
「好きを仕事にすると仕事が楽しくなり長続きする」と、言われることもありますが、私自身は「好きを仕事にするのは難しい」と感じている1人です。
そもそも自分の好きなことや自分のやりたいことを見つけられる人は、そんなに多くはありません。
私も最初の就職は「就職できればどこでもいい!」と思うぐらい、選択の余地はなかったですが、何とか希望する職種には就職できました。
希望する職種には就職はできましたが、「じゃあその仕事が大好きなのか?」と言われると、別に好きではなかったです。
嫌いでもありませんでしたが、仕事が好きということもないということです。
「やりたいことが見つからない」とか「好きなことが見つからない」と、相談されることもありますが、そもそもやりたいことや好きなことを見つけること自体が至難の業で、誰でも簡単に見つけられるものでもありません。
やりたいことや好きなことが見つけられた人はラッキーだと思いますが、やりたいことや好きなことが見つかっても、それを仕事にできるかどうかはわかりません。
やりたいことや好きなことを仕事にできる人はほんの一握りで、多くの人は、仕事が好きでも嫌いでもない状態で働いているんじゃないかと思います。
なので、仕事が好きになれなくても気にする必要はないんじゃないでしょうか。
私も前職では、途中までその会社に入社したことを後悔し続けるぐらい仕事が辛かったです。
入社して1年半ぐらいは「私には向いてない」「辞めれるなら今すぐに辞めたい」と考えながら働いていました。
仕事が好きとか考える以前の問題で、仕事に慣れるまでに軽く1年以上はかかったため、仕事へのやり甲斐も感じる暇はなかったです。
とにかく仕事に慣れることが大変で、「仕事が好き」なんて考える余裕は一切ありませんでした。
ですが、めちゃくちゃ大変だった仕事に慣れてくると、不思議なことに「やり甲斐」を感じるようになりました。
仕事へのやり甲斐を感じるようになると、仕事への向き合い方も変わり、徐々に仕事に対する自分の気持ちも変わってきました。
結果として、最終的には仕事を好きになった訳ですが、最初から仕事が好きだったということは絶対にないです。
仕事も人間関係と同じで、「最初は合わない人、嫌な人だと思ったけど、深く付き合ってみると意外に良い人だった」という感じで、「最初は自分には合わない、難しすぎてついていけないと思っていたけど、仕事に慣れてくると意外に面白い仕事だった」となることが多いんじゃないでしょうか。
最初から「この仕事が好き!」というよりも「好きでも嫌いでもなかったけど、仕事の面白さに気付いたら好きになっていた」という人のほうが多い気がします。
なので、最初から仕事を好きにならなくてもいいですし、何ならずっと仕事を好きにならなくてもいい気もします。
仕事を好きにならなくても、働くことに支障はないですし、自分の勤めを果たし、同じ職場で働いている人に迷惑をかけていないなら問題ないです。
仕事はなんといっても、お金を稼ぐ手段でもあるため、好きを仕事にしなくても、お金は稼げますしね。
「好きを仕事に」がブームになっていますが、実際にはどんな仕事もやってみないと好きかどうかもわからない上に、仕事に慣れないと仕事でのやり甲斐も感じることができません。
何でもやってからでないと「好き」かどうかはわからないため、仕事を好きになってからでないと働けないことはなく、仕事をやってみて、初めて好きになれるかどうかがわかるのです。
それも好きかどうかがわかるまで、仕事を続けることができるかどうかもわからないですしね。
仕事が好きになれるかどうかは、とりあえずやってみないとわからないので、ぜひ大阪マネキン紹介所の求人で、気になる求人があれば応募してみてください。
働いてみて初めて「販売職が好き」かどうかがわかりますよ。
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