諦めるのが早すぎる人と絶対に諦めない人はどちらがいいのか?
2025年04月16日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
つい最近、20代の女性から「1ヶ月通った講座があるのですが、内容があまりにも酷すぎるので辞めようか悩んでいます。」と相談されました。
よくよく話を聞いてみると、その講座に数十万円のお金を払ったらしく、お金のことを考えると元が取れるまで頑張ったほうがいいのか、それともサッサと諦めて時間を無駄にしないほうがいいのかで真剣に悩んでいました。
「諦めようか、それとも諦めずに続けようか」と悩んだ経験は誰にでもあると思います。
今は就職してもすぐに仕事を辞めてしまう人も多いようで、「すぐに諦める人」が増えているとも聞きます。
私的には、どちらが良いのかは状況によって変わるんじゃないかと思っています。
そして、何よりも「これは無理だな」と思う自分の直感は、結構当たっていることが多いと私は思います。
諦めるなら早いに越したことはないのですが、諦めてしまう理由が大事なんじゃないでしょうか。
例えば、ダイエットをするとして、1日目は頑張れても、3日目にはすでに頑張れずダイエットを諦めてしまう人は、「そもそも痩せる必要がない」という理由が考えられます。
ただ単に「痩せたいなー。痩せたらいいなー。」と考えているだけで、実際には本気で痩せる必要がない場合、人は痩せることをすぐに諦めてしまいます。
「できたらいいけど、できなくてもさほど困らない」場合は、すぐに諦めてしまうのです。
私の場合も「ダイエットしたいなー」といつも思っていますが、実際にダイエットをするかと言われれば、しません。
そこまで痩せる必要に迫られていないからです。
すぐに仕事を辞めてしまう人の場合も、「嫌ならすぐに仕事を辞めればいい」と最初から辞めることを考えていたり、「仕事を辞めてもそれほど困らない」「すぐに次の仕事が見るかるから」などと考えているのかもしれません。
一方で「絶対に諦めない人」というのもいます。
諦めない人は、一見すると根性がすわっていて凄い人に見えますが、物事に執着する気持ちが強すぎて、自分自身を見失っている人にも見えたりします。
「どうしても元を取るまでやめられない!」とギャンブル依存症のような人もいますし、物事に囚われすぎて時間やお金を無駄に消費している人もいます。
こちらも、諦めない理由が大事で「元を取りたいから」とか「費やした時間が無駄になるから」という理由は、諦めない理由にはなりません。
自分の目標とすることがあり「目標を絶対に達成したい!」という強い気持ちがあるなら、諦めずに続けることは立派な行為にもなります。
諦めるのが早すぎる人と絶対に諦めない人、どちらにしても長所と短所があるのです。
諦めるにしても、諦めないにしても、できるなら周りの人の意見も聞いたほうがいいと思います。
今回、私に相談してくれた20代の女性は、自分の考えを全然関係のない私(第三者)に聞いてもらって、違う角度から意見が欲しかったそうです。
じっくりと話を聞いのたのですが、私的にはその女性の「このまま続けても意味ないんじゃないか」という自分の直感を信じたほうがいいよとアドバイスしました。
諦める諦めないは、最終的に自分で判断するべきですが、最終結論を出す前に人の意見に耳を傾けられる人は、すごく素直で頭の良い人だと思いました。
迷っている場合は、人に意見を聞くことが結論を出す際の判断材料にもなりますが、最終的に決めるのは自分自身です。
そして、不特定多数の人に相談しまくるのと、逆に結論が出せなくなったりもするので、注意してください。その場合は、自分の直感に従ったほうがいいです。
後から「やっぱり諦めないほうが良かった」と後悔しないように、くれぐれも結論を急がないでくださいね。
特に、仕事を始めて3ヶ月ほどが経っている場合、「私に合ってないから仕事を辞めようかな」と、すぐに自分に合っていないと諦めてしまう人も多いのですが、私から言わせると仕事が3ヶ月も続いているなら、もう3ヶ月続ければいいのにと思います。
「仕事が合っていない」と諦める人は、1週間も経たずに諦めてしまいますが、3ヶ月も続いているなら諦めるのはまだ早い気がします。
諦めてしまうことはいつでもできるので、できるならもう少しだけ「自分に合ってるのか合っていないのか」を見極める判断材料が揃ってから、仕事を辞める決断をしても遅くはありません。
長く続けることだけが美徳ではありませんが、長続きしないことも美徳ではありません。
という私は、とりあえずやってみて、ある程度の判断材料が揃った時点で「無理そう」と思えばすぐに諦めます。
諦めることで違うことにも挑戦できるため、諦めることが悪い訳でもないのです。
大阪マネキン紹介所では、接客販売のお仕事を紹介していますが、「販売の仕事に興味があるけど、私じゃ無理かも」と諦めている人にはぜひこの機会に求人に応募してほしいです。
私も販売職は25年のブランクがあり「私じゃ無理かも」と思いましたが、周りのスタッフさんに支えられて、お仕事に復帰することができました。
「私じゃ無理かも」と諦めてしまう前に、ぜひ販売職に挑戦してくださいね。
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