言い訳と理由の違いと言い訳する人の特徴
2025年05月21日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
最近、仕事で言い訳をする人に久々に遭遇しました。
最初は「言い訳」だと考えてなかったのですが、色々とやり取りをするうちに「そんなつもりじゃなかったんです」とか「実は、こんなことがあったからできなかったんです」と後から言ってくることがあり、「これは完全に言い訳してるな」と気付きました。
多分ですが、本人は言い訳しているつもりはなかったのだと思います。
なぜなら、言い訳することが日常的な癖になっているからです。
できないことやわからないことがあると私に「私は頭が弱いのでわかりません」と、言ってきたので、流石にこれはダメだなと思い「あなたは頭が弱いのではなく、自分で調べて考えることをしていないだけで、頭が弱い訳ではないですよ。」と本人に言いました。
言い訳する人には、自己顕示欲が強いという特徴があります。
自己顕示欲とは、他人から認められたい、注目されたいという自分の内なる欲求のことです。
自己顕示欲が強い人ほど、嘘をついたり、言い訳をしたりと、自分を良く見せようとすることがあるのです。
誰かから責められたり、責任を取らされたりするのが嫌だという気持ちもありますが、それ以上に「実際の私はもっと凄いはず。今の私は本当の私じゃない。」と思い込んでいるため、言い訳をするのです。
一方で、言い訳と理由は違います。
言い訳と理由の違いですが、自分の非を認めるか認めないかの違いじゃないでしょうか。
■ 言い訳は、自分の非を一切認めずに、自分が正当な理由を相手に伝えること。
■ 理由は、自分の非を全部または一部を認めた上で、どうしてそうなったのかの経緯を相手に説明すること。
だと思います。(オマネキ談)
誰かに何かを指摘された場合、「ご指摘いただいたことはその通りです。私の考えが及びませんでした。次からは気をつけます。」と、素直に「自分の考えが及ばなかったため」と正当な理由を話せば、それ以上追求されることもありません。
他には、寝坊して仕事に遅刻してしまった場合なども、素直に「寝坊しました」と認めた後で、寝坊した本当の理由(夜更かししすぎた)を話せば済む話なので、次からは注意するように言われるだけで済みます。
言い訳されると、言い訳された側は、めちゃくちゃ後味が悪いです。
仕事上では、どうしても指摘しないといけないこともあり、指摘する度に言い訳されると、本当に嫌な気持ちになります。
言い訳を続けていくと、最終的には、「この人には何を言っても言い訳しかしない」と、人から信用されなくなるので、できれば言い訳はしないほうがいいです。
私も人から何かを指摘され、自分に非があると思う場合、一旦は自分の非を認めることにしています。
自分の非は素直に認めたほうが、後々自分の役に立つことが多いからです。
ただ、私自身も言い訳をまったくしない訳ではありません。
なんだかんだ言っても、自分の責任だと思われたくない気持ちがあります。
どうしても自分に非があるとは認めたくない場合は、言い訳したりします。
ですが、言い訳した後で、「あー、言い訳なんてするんじゃなかった。素直に認めりゃいいのに。」と、嫌な気持ちになることのほうが多いので、言い訳して後悔することが多いんですよね。
なので、自分の非を認めた上で、どうしてそうなったのかの理由を相手に伝えたほうが、人間関係は上手くいきやすいですし、嫌な気分になることもありません。
人は、どうしても自分以外の人から「どう思われるのか」が気になるのです。
自分をよく見せたいから「言い訳」するのですが、実際には言い訳すればするほど、人からよく見てもらえなくなるので、逆効果になります。
私は仕事柄、人に何かを指摘することが多いのですが、指摘した時に素直に認めてくれると「この人って本当に良い人だ!」と、めちゃくちゃ好感を持ちます。
指摘する側も仕事で指摘しているのであって、仕事じゃなければ指摘なんてしたくない訳ですよ。
なので、正当な指摘なら、素直に認めたほうがいいですし、正当な指摘じゃなく、受け入れられないなら、言い訳はしないで、どうしてそうなったのかの理由や経緯を話したほうがいいです。
できれば言い訳しない人生を歩みたいですが、まったく言い訳しない人生もなかなか送れないので、言い訳は最小限にしましょうね。私も極力言い訳しないように気を付けます。
私もお客様に対して何か粗相(レジの打ち間違いとか、ラッピングに時間がかかりすぎたりとか)をしてしまった場合、言い訳しないで素直に謝罪するようにしています。
今の時代、お客様に対して謝りすぎるのも良くないですが、素直に謝ったほうが、お客様を嫌な気持ちにさせることは減ります。
言い訳せず、素直に自分の非を認めることができる販売員さんはとても多いですし、素直な販売員さんほどお客様に好かれますし、同じ職場のスタッフさんからも好かれます。
大阪マネキン紹介所では、接客販売のお仕事をたくさんご紹介していますので、ぜひお客様にもスタッフさんにも好かれるような販売員さんがたくさんいそうな求人に応募してくださいね。
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