良くなると信じていれば何もしなくても良くなる訳でもない
2025年05月28日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
2025年2月の頭に左膝の手術をしまして、目下リハビリに励んでいる最中です。
販売の仕事は立ち仕事なので、膝が痛くなる人も多いと思いますが、膝が悪くなるには悪くなる理由があるとリハビリで学びました。
膝のどの部分が痛いのかにもよりますが、膝が悪くなる大抵の理由は、
■ 足首が硬い
■ 足の指がうまく使えていない
■ 内太ももと裏ももの筋肉がうまく使えていない
■ 股関節がうまく使えていない
など、足全体の使い方に問題があるため、膝に負担がかかるのです。
残念ながら、私の左足は全部に当てはまります。
膝は10年ほど前から悪かったのですが、「私の膝はこんなもんだろう」と放置していたら、左足の使い方がどんどん悪くなり、結果として手術しないと治らなくなったのです。
手術を決めた時も「手術すれば良くなるだろう」と信じていましたし、リハビリをしている今も「リハビリを頑張れば、以前のように歩けるようになるだろう」と信じてリハビリをしています。
リハビリは想像の3倍以上大変で、良くなると信じていても「リハビリがきつすぎる」と、めげそうになることが何度かありました。
ですが、以前のように歩けると信じて、週2のリハビリに加え、リハビリがない日は自宅で1時間の自主リハビリに励んでいます。
そこまでやっても、まだまだ左足は以前のように動けてはいません。
真面目に頑張っている私ですが、ある人から「結局は気持ちの問題よ。良くなると信じていれば良くなるから、良くなると思ったほうがいいよ。」とアドバイスをされたのです。
正直、このアドバイスには「ムッ」としました。
その人の言い分は良くわかるのですが、その人曰く「良くなると信じているだけで良くなる」とのことなので、それで何もかもが良くなるなら、手術もリハビリも必要ないということになります。
この考え方の人はたまにいて、「ラッキーだと思っているだけでラッキーになる」とか「良くなると信じているだけで良くなる」と言い張ります。
そこでいつも思うのが、「ラッキーも良いことも、やることをやっている人に元にしか訪れないということを忘れている」ということです。
努力抜きにして、良いことだけを考えていれば、向こうから良いことが訪れると信じているのですが、そんなラクして良いことばかりが起こるはずもありません。
もちろん「私はラッキーだ!」とか「私には良いことしか訪れない!」という気持ちは大事です。
「ラッキーだ」「良くなる」と信じているからこそ、前向きな気持ちで何事にも取り組めるからです。
受験でも「合格すると信じて勉強する」からこそ合格するのであって、合格すると信じているだけで勉強もせずに遊び呆けていて受験に合格するなら誰も苦労しません。
ラクして何かを手にしたい人には、この考え方の人が結構いて、話が噛み合わずに困ることがあります。
「良くなると信じているからリハビリ頑張ってるんですよ」と、私が説明しても「やっぱり気持ちの問題だよね。良くなると思わないと良くならないよ。」と言い返されます。
リハビリを頑張るのじゃなく、良くなると思うことで良くなると言いたいのでしょうが、私から言わせれば机上の空論に過ぎません。
良くなると信じていれば、何もしなくて良くなる訳でもないのです。
物事は捉え方で変わってくるため、悪い出来事が起きたとしても「これが起きなかったら、もっと悲惨なことになっていたかもしれない」とか「この出来事があったからこそ今があるんだ」と、前向きに考えることで、良い方向に進むこともあります。
ですが、家で何もせずに「良くなる」と思いながらぼーっと過ごしているだけで、病気や怪我が治ると本気で信じているならどうかしています。
良くなると思う気持ちはめちゃくちゃ大事ですが、それだけで何もかも解決する訳でもないので、自分にできることはやった上で「私は良くなる!」とか「私はラッキーだ!」と思うようにしてください。
人の思い込みって結構すごい効果があるので、やることをやった上で思い込むと、本当に良いことが起きます。
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立ち仕事では、腰痛や膝痛持ちの人が結構いますが、筋力が弱ってくると膝や腰に負担がかかってきます。
特に40代以上になると急激に筋力が弱くなるため、知らない間に膝や腰への負担が増えていくようなので、できれば筋トレをして筋力を保つようにすると腰や膝の痛みも軽減しますよ。(たぶん)
大阪マネキン紹介所では、たくさんの接客販売の求人をご紹介していますが、ぜひ求人に応募する際は「私は絶対に良い職場で働ける!」と信じて、応募してくださいね。
思い込むことで本当に運を引き寄せることもありますよ!
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