就職でも結婚でも永久就職はできない時代になった
2025年06月18日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
かつては、就職すれば同じ会社で定年まで働けたり、結婚すれば死が2人を分かつまで添い遂げられた時代がありました。
それがいつの間にやら、転職が当たり前、離婚も当たり前の時代に変わりました。
ですが、いまだに「就職ができないなら、結婚はできるかも」と考えて、就職の代わりに婚活を頑張る女性もいるという話を、知り合いの女性から聞きました。
特に、30歳後半〜40歳前半の女性に多いそうです。
「就職がダメなら、結婚しよう!」という考え方は、わからなくもないですが、今の時代、旦那の稼ぎだけで生活できるほど、世の中甘くはありません。
先ほども書いたように、離婚が日常茶飯事になっているため、自分が働いていないと離婚もできません。
それに、正社員での就職にこだわらなくても、今は色んな働き方ができる便利な時代になりました。
正社員になりたい気持ちはわかりますが、正社員になったとて、定年まで働ける会社はかなり少ないです。
それに、106万円の壁が撤廃(2026年10月に撤廃される予定)され、企業規模要件(従業員51人以上)については2027年10月から段階的に緩められ、10年後(2037年)に撤廃される予定らしいので、パートであっても今後は社会保険への加入が求められます。
パートでも、正社員と社会保険の負担はほぼ変わらなくなっていきます。(たぶんですが)
就職ができなくても結婚はできると考えている人ほど、甘い考えの人が多く、就職でも結婚でも妥協しません。
妥協しないので、結局はどちらも手にできないことになります。
と、暗い話ばかりを書きましたが、就職するにせよ、結婚するにせよ、どこで妥協するのかも大事です。
就職活動をする場合、若い人なら「御社は私に何を教えてくれるんですか」と企業側にメリットを求めることもできますが、ある程度の年齢になってくると、企業側から「あなたを雇ったら弊社にどんなメリットがあるんですか」と、逆に何かを求められます。
結婚活動をする場合でも、若い時は「ぜひ僕と結婚してほしい!」と言われることもありますが、ある程度の年齢になると「君と結婚して何か僕にいいことあるの?」と、言われる側になるのです。
いつまでも「相手を見定める側」の視点でいると、企業にも結婚相手にも選ばれません。
一度は「相手から見定められる側」の視点に立ち、「この会社はどんな人を求めているんだろう」や「この人はどんな人と共に暮らしたいんだろう」と考えると、視野も広がり、自分ができることを見つめ直すこともできます。
就職でも結婚でも「相手の立場や視点になって考える」ことが大事で、できていない人ほど、就職したくても結婚したくてもなかなかうまくいきません。
接客販売の仕事でも、お客様の立場や視点になって考えられる販売員さんほど、できる販売員さんとしてお店で重宝されています。
そんな人は何歳になっても引く手数多になるため、次の職場探しに困りません。きっと相手が欲しいものを常に考えているからです。
誰の視点に立って物事を考えるかで、人から求められる人になれるので、ぜひ自分だけの視点に頼らずに、相手の立場になって考えてみてくださいね。
お客様の視点で物事を考えられる販売員さんは大歓迎なので、いつでも大阪マネキン紹介所の求人に応募してください。
きっとあなたも引く手数多の販売員になれますよ。
カテゴリ: 現役販売員オマネキのブログ