自己肯定感ってどうすれば上がりますか?
2024年09月19日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
つい最近「自己肯定感ってどうすれば上がりますか?」と、20代の人から質問されたのですが、答えられませんでした。
まず、自己肯定感が何なのかが、私自身よく分かりません。
自己肯定感という言葉自体、ここ10年ぐらいで一気に広まったそうで、確かに私が20代・30代の頃は自己肯定感という言葉を使っている人はいませんでした。
そのため、「自己肯定感ってどうすれば上がりますか?」と質問されても、私自身がピンとこなかったのです。
そこで、自己肯定感を調べてみたら、「自分自身をありのままに肯定し、尊重する感覚」だそうです。
要は、自分自身を否定したり、自分を認めない人は、自己肯定感が低い人といえます。
昔から「私って何やってもうまくいかないんだよね」とか「私にばかり悪いことが起こる」と言う人は、結構いますよね。
ただ、誰にでも「私はダメな人間だ!」と思う瞬間や、「私ばっかり嫌な目に遭う」と思う瞬間は訪れるものです。
なので、自己肯定感を無理して上げなくても、そもそも自己肯定感は上がったり下がったりするのが一般的なんじゃないかと思います。
私も親の介護をしていた時に「私だけ何でこんな目に遭うんだろう」と思った時期がありましたし、仕事でミスをした際も「私ってなんてダメ人間なんだろう」と落ち込んだこともありました。
ですが、それがずっと続くのかといえば、続きません。
喉元過ぎれば熱さを忘れる(困難や苦しみを経験しても、時間が経てしまえばその苦しみを忘れてしまうこと)とはよく言ったもので、辛い時期を乗り越えてしまえば、ダメ人間であった自分を忘れてしまいます。
特に、仕事に慣れていない20代や30代前半の人は、学生時代とは勝手がちがうため、思うように仕事が進められなかったり、職場の人とのコミュニケーションが取りづらく感じる時期でもあります。
そんな時ほど、「自己肯定感を上げたい」という気持ちになるのはわかりますが、経験を重ねていけば勝手に自己肯定感は上がるんじゃないかと思います。
と言ってしまえば若い人から「老害」だと思われそうなので、私なりの自己肯定感の上げ方(あくまでオマネキ流です)を紹介します。
関連記事→ 人は何歳から老害になるのか?
元々、私は自己肯定感が低い人ではありません。高い訳でもないですが、低くもなく、ほどほどです。
それは、
■ 自分が持っていないものに執着せず、自分が持っているものを使う
■ 自分と他人を比較しない
■ 目の前のことに集中する
などを普段からやっているから、飛び抜けて高くもなく、飛び抜けて低くもないと思います。
自分が持っていないものに執着せず、自分が持っているものを使う:
人によって生まれ育った環境や才能が違うのは当たり前なのですが、人は自分が持っていないものを欲しがる傾向にあります。
私は字が汚いので、字が綺麗に書ける人を羨ましく感じます。
ですが、字が綺麗に書けずとも、パソコンがめちゃくちゃ得意なので、パソコンを使ってできる仕事で才能を発揮することができました。
要は、自分が持っていない才能に執着すると「私は字が綺麗に書けないダメな人間なんだ」となり、自己肯定感が下がるのです。
逆に、自分が持っている才能を活かすと「私ってパソコンがこんなに得意ってスゴいじゃん!」と、自己肯定感を上げることができます。
自分と他人を比較しない:
多くの人がやりがちなのが、自分と他人とを比較することです。
SNS疲れという言葉まであるように、リア充の人のXやインスタを見て「私はこんなに充実した生活をしていない!私はダメな人間だ」と、落ち込みます。
SNSを見なければ済む話なのですが、自己肯定感が低い人ほど、なぜだか他人の充実した生活を見て、自分と他人とを比較したがるのです。
比較したところで、本当にその人の私生活が充実しているのかなんてわかりません。嘘ついてる人も多いですしね。
そもそも私はSNSが大嫌いなのでほとんど見ないですし、他人と自分を比較する趣味もありません。
なので、自分と他人とを比較しなければ、それだけで自分に失望して落ち込むことが減ります。
目の前のことに集中する:
自己肯定感が低い人を観察していると「注意力が散漫」な感じがします。
注意力が散漫とは、自分の注意を向けるべき対象に集中することが苦手で、ほかの刺激に気が移りやすい状態だそうです。
そのため、仕事でミスを連発する人ほど、自己肯定感の低い人が多いです。
仕事でも遊びでも、何でも目の前のことを集中してやっていると、他のことを考える余裕がなくなるので、自分と他人とを比べることも減ります。
自分のやるべきことが明確になっている人ほど、自己肯定感が高い人が多いので、今、目の前のやるべきことに集中すると自己肯定感が下がりにくくなりますし、仕事でのミスも徐々に減っていきますよ。
と、偉そうに書いていますが、私も何か嫌なことがあれば落ち込みますし「私ってダメだ!」と自分が嫌になる時ももちろんあります。
ただ、先ほども書いたように、自己肯定感はずっと下がりっぱなしではなく、上がったり下がったりするのが通常だと思うので、無理して上げなくてもいいのではないでしょうか。
もし、自己肯定感が下がりっぱなしの場合は、それは病気でそうなっていることが考えられるので、メンタルクリニックや心療内科に行ってくださいね。
関連記事→ 通勤前や仕事中に体調が悪くなるなら迷わずにメンタルクリニックに行こう!
販売の仕事をしていると、お客様から直接「ありがとう!」とか「また店員さんに会いに来ますね!」と声をかけてもらえることがあり、勝手に自己肯定感が上がることが多々あります。
仕事で認められたいけど認められないと悩んでいる人も多いですが、販売の仕事はお客様と直接やりとりするため、人から仕事ぶりを認めてもらいやすい仕事でもあります。
自己肯定感を上げたい人にはオススメの仕事なので、販売のお仕事に興味があれば、ぜひ大阪マネキン紹介所の求人一覧をのぞいてくださいね。
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