現役販売員オマネキのブログ

努力は必ず報われる訳ではないけど「見せ方」と「実力」で結果は変わる

大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。

 

「努力は必ず報われる」と言われることもありますが、実際社会に出てみると、必ず努力は報われる訳でもないことに気が付きます。

仕事でも、面接でも、「真面目にやっている人ほど報われない」と感じた経験は誰にもあるのかもしれません。

 

私自身、社会人として長く働いてきた中で、何度もその理不尽を感じたことがあります。

 

社会人として学んだ現実

前職の会社に勤めていた頃、男性の同僚からこんなことを言われたことがあります。

 

「自分がやった仕事の3倍以上やったように見せないと、上司からは認められませんよ。」

 

その言葉を聞いた瞬間、正直がっかりしました。

 

「仕事は結果で評価されるもの」と私もどこかで思っていましたが、現実は少し違っていて「やっている感」を出した人ほど評価されることもあるのです。

 

「仕事の見せ方=やっている感」で評価が変わる現実を突きつけられたような気がしました。

 

さらに現実は厳しく、社会の構造上、男性のほうが女性よりも努力せずに報われることが多いのも事実です。

 

女性として頑張っても、それだけでは十分に評価されない場面があります。

 

だからこそ、努力を正しく届ける「見せ方」の重要性は、男性よりも女性のほうがさらに高くなるのです。

 

もちろん、私もこの言葉を聞いてから、その男性に遠慮せず「仕事をめいいっぱいやっていますアピール」をさせてもらいました。

 

販売や面接の現場でも同じことが起きている

販売の仕事や転職の面接でも、同じようなことが起こります。

 

例えば、売り場で黙々と品出しや清掃をこなしている人がいる一方で、まったく地味で面倒な仕事はせず、接客の仕事だけする人もいます。

 

どちらのほうが評価されやすいのかと言えば、接客の仕事だけをする人です。

 

誰もがやりたがらない「地味な仕事」をやっている人は、努力が見えにくいことが多く、その努力は上司やお客様には伝わりにくいのです。

 

一方で、笑顔でお客様に声をかけ、明るく報告・連絡・相談ができる人は、同じ努力量でも「感じがいい」「よく頑張っている」と評価されやすいです。

 

また、面接の場でも同じことが言えます。

 

緊張して無表情になってしまう人よりも、笑顔で「この仕事が好きです」と話す人のほうが印象に残ります。

 

つまり、努力の差ではなく、伝わり方の差が結果を分けているのです。

 

見せ方が上手い人の共通点

自分の努力を言葉で整理できる人

■「何を・誰のために・どう頑張ったか」を簡潔に伝えられる。

■ 面接では「お客様が迷った時に声をかけています」と具体例を話せる人は強い。

 

感情を込めて話せる人

■ スキルや数字だけでなく、「なぜそれをやっているのか」を伝える。

■ 「売上ではなく、お客様に似合う一枚を見つけるため」と話せる人は印象に残る。

 

弱みを隠さない人

■ 完璧を装さず、自分の状況を素直に話す。

■ 「最初は緊張して声が出ませんでしたが、今は自分から話しかけています」と伝えると信頼される。

 

「見せ方が上手い人=最強」ではない

ここで大事なのは、見せ方だけが上手い人が最強という訳でもないということです。

 

自分をどう見せれば良いかをよく知っている人は確かに強いですが、最終的には実力やスキルが伴わなければ評価は下がります。

 

見せ方はあくまで「努力を正しく届ける手段」ではありますが、土台となる実力がなければ長く評価され続けることはないのです。

 

私の個人事業主の仕事でも、やはり自分の見せ方が上手い人のほうが売れていますが、実力が伴っていない場合は、往々にしてお客様と揉めています。

 

見せ方が上手いだけで実力がない場合は、良い評価は長くは続かないのです。

 

「見せる=偽る」ではない

「見せ方が上手い」というと、「自分をよく見せようとしている」「盛っている」と思われるかもしれません。

 

確かに「実力を盛っている人」は多いですよね。

 

でも本当はそうではなく、「見せるとは、自分の努力をきちんと伝わる形に整える」ということです。

 

商品でも、人でも、良さを伝えるには工夫が必要です。

 

どんなに素晴らしい商品でも、パッケージが綺麗ではない場合、魅力が半減してしまいます。

 

人も同じで、伝え方を少し変えるだけで印象は大きく変わります。

 

私もあまり自己アピールが得意ではないのですが、自分がやったことに対して、上司やお客様にアピールしなければ、埋もれていくだけになるため、できることはやるようにしています。

 

ただホントに苦手ではあります。

 

まとめ:「伝わる努力」と「実力」を両立させる

努力は、必ずしも報われるとは限りません。

 

でも、伝わる努力をしている人は、必ず誰かに届きます。

 

仕事でも、接客でも、面接でも、ただ頑張るだけでは伝わりません。

 

「どうすれば相手に届くか」を意識した瞬間から、努力の方向は変わります。

 

そして忘れてはいけないのは、土台となる実力やスキルです。

 

見せ方で印象を上げても、実力が伴わなければ長く評価されることはありません

 

自分の魅力を知っている人や自分の見せ方を知っている人は、人から認められやすいですが、それだけでは短命に終わります。

 

努力、見せ方、実力――この3つが揃って初めて、あなたの頑張りは正しく評価され、結果につながるのです。

 

社会の現実として、努力だけでは報われないこともあります。

 

だからこそ、自分の努力を正しく伝え、実力を磨くこと。この両方を意識することで、チャンスを確実にものにできるのです。

 

世の中には理不尽なことも多いですが、全員があなたの努力を見ていない訳ではありません。

 

手抜きしている人は、周りの人に確実に見られています。

 

「実力がある」「やる気がある」なら、人に伝える努力を惜しまないようにしてください。

 

人に遠慮していたら、美味しいところは全部持っていかれてしまいます。

 

そうならないように、仕事でも面接でも、あなたの良い面をうまくアピールしてくださいね。

 

大阪マネキン紹介所では、アピール上手な上に仕事もできる人に、ぜひ求人に応募してほしいと考えています。

 

もちろん、アピールがうまくできない人は、大阪マネキン紹介所の社員さんが見せ方の相談にも乗ってくれるので、自信を持って求人に応募してくださいね。

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