売れる販売員より、愛される販売員のほうが長く活躍できる理由
2025年12月09日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
接客販売の世界では、
「とにかく売るのが上手い人」
「数字だけはいつもトップの人」
がいます。
ですが、長く安定して活躍し続けているのは、意外にも売れる販売員より愛される販売員です。
売るのが上手い人は、私的には羨ましい面もありますが、売りすぎて大変なことになることもあるのです。
「売れる」ことには限界がある
私が本人から聞いた話ですが、家電量販店でスマホを販売していた方が、ある年、西日本1位の販売台数を達成したそうです。
「すごいですね!」と私が言うと、「すごいはすごいんですけど、とにかく誰でもいいから、何でもいいから、売りまくっていたら、西日本一になったんです。」と教えてくれました。
ですが、その後に続きがあります。
その裏側では…
■ 無理やり買わせてしまったお客様
■ 内容を理解できていなかったお客様
■ 望んでいないオプションに後から気づいたお客様
こうした方々から 大量のクレームが返ってきたそうです。
結果、本人も売り場のスタッフも巻き込み、「すごく売れたけど、後からすごく困った」という事態になったとのこと。
スマホ販売は特に「売ったもん勝ち」なところがあり、台数がそのまま評価につながるため、売れるなら誰にでも売りたい気持ちはわかります。
ですが、クレームで現場が疲弊し、返品処理に追われるのなら、お客様を見極めて正しく売ったほうが結果的には良かったのかもしれません。
「愛される販売員」は、お客様から指名される
一方、私が働いていた隣のお店には、まさにお客様から愛される販売員の象徴のような店長さんがいました。
その店長さんは、商品説明が特別うまいわけでも、圧倒的に押しが強いわけでもありません。
それでも、
「あの人がいないなら今日は買わない」
「今日は店長さん、いらっしゃいますか?」
とお客様から言われるほどの人気ぶりでした。
店長さんがお休みの日には、店舗から店長さんへ連絡し、お客様と電話を繋ぐこともあったくらいです。
おそらく人気の理由は、センスや人柄だけでなく、「売る」のではなく「お客様のために選ぶこと」を徹底していたからだと思います。
不要だと判断したお客様には、
「今日は買わなくて大丈夫ですよ」
「喋るだけでも気軽に来てください」
と伝えていたのだろうと思います。(私の想像ですが)
私もその店長さんが大好きで、よくお喋りしていましたが、本当に素朴で素敵な方でした。
だからこそ、お客様から信頼される。
だからこそ、「あなたから買いたい」と選ばれる。
そして結果的に、長く安定して売れ続ける販売員になるのです。
私はそこまで到達してはいませんが、だからこそ見習うべきところはたくさんありました。
長く活躍する人に共通するのは「誠実さ」
長く続く販売員は、総じて誠実です。
■ お客様の本当の目的を聞く
■ 無理に売らない
■ 必要なものだけ提案する
■ 困った時に助けになる
■ 買った後も安心できる
この積み重ねが、「またあなたから買いたい」につながります。
「売れる販売員」は一時的に数字を伸ばせても、
「愛される販売員」は信頼を蓄積し、気づけば長く一線で活躍している。
お客様から愛されていれば、売り上げは後からついてきますよね。
そしてこれは接客業だけでなく、どんな職場でも同じです。
最終的には、誠実な人ほど信頼されるのです。
まとめ:愛される販売員こそ、長く活躍できる
■ 無理に売っても、後から困るのは自分
■ 誠実に向き合う人は、長く信頼される
■ 「売る」より「選ばれる」ほうが強い
■ 愛される販売員は、結局どこでも必要とされる
一見すると「お人好し」な販売員に見える場合もあります。
ですが、短期的な成功より長期的な成功を目指す人には、このスタイルこそ最も確実です。
ノルマを設けている売り場もありますが、今はノルマを設けていないお店が多くなっています。
やはり、ノルマを設けてしまうと無理やり買わせてしまって、後からお客様が離れていくこともあるからです。
私もお客様に無理やり商品を売らないように常に心がけています。
悩んでいるお客様の背中を押すことはあっても、無理やり売りつけてしまうと、お客様が後から「やっぱり買わなければよかった」と後悔し、次に繋がらなくなるからです。
信頼って大切ですよね。
愛される販売員は、短期的な数字よりも、お客様との信頼関係を大切にします。
そしてその積み重ねこそが、どの売り場に行っても、どんな商品を扱っても、長く活躍し続けられる土台になります。
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