おしゃれ小物の豆知識:財布編
2017年12月27日
誰でも持っていて毎日使っている、財布。
でも、知っているようで知らないことがたくさんあります。
そこで、財布の豆知識について少しご紹介しましょう。
札入れはお札を入れるもの:
財布には大きく分けて、札入れと小銭入れの2種類があります。
札入れとは、その名の通り、お札を入れるもので、小銭入れがついていないものをいいます。
今の財布は札入れと小銭入れが一緒になっているものがほとんどですが、小銭で財布が膨らむのを嫌がる方は、お札とカード類だけを入れる札入れを愛用する方も少なくありません。
札入れにも2種類あり、長財布タイプのものを束入れと呼ぶこともあります。
がま口は西洋由来の巾着財布:
口金がついていてガバッと口の部分が開くので使いやすく、財布だけでなくバッグなども販売されているがま口。
日本ではかつて小銭入れとして巾着を使っていましたが、明治に入ってから西洋人のドル入れをマネして作られたのが、がま口財布だといわれています。
レトロな趣もあって実用性も高く、今でも愛用されているロングヒット商品です。
メンズに多いドロップハンドル付き:
ドロップハンドルとは、財布の横についている小さな金具のことを言います。
レディース財布や長財布では見かけませんが、メンズの二つ折り財布にはよくある仕様です。
これは、金具の部分にチェーンをつけて、財布とズボンのベルトループをつなぐためのものです。
二つ折り財布はカード文化とともにあり:
今ではごくありふれた財布になっている二つ折り財布ですが、実は二つ折り財布の歴史は意外と浅く、1950年ごろといわれています。
この背景には、クレジットカードの誕生があります。
その場に現金がなくても買い物をしたり飲食できる、クレジットカードという画期的な方法が開発されたことで、それまでお札を入れていた長財布に加えて、カードを入れやすい二つ折り財布が作られるようになりました。
ラウンドファスナーのメリット:
財布の周りにファスナーが付いている財布があります。
この財布のメリットは、何といっても収納力があること。
小銭やカード類をたくさん詰め込んでも、ファスナーで締められるので落ちる心配がありません。
そのため、長い間女性を中心に人気がありました。
デメリットは財布がかさばることと、開け閉めに時間がかかることです。
財布のメリットである収納力を最も発揮するのは長財布です。
バッグに財布を入れるなら問題ありませんが、あれもこれもと詰め込んでしまうと、ズボンやスーツのポケットにはまず入らないので注意が必要です。
(まとめ)
普段使いなれている財布ですが、いろいろと面白いことが隠れています。
お客様との接客の話題づくりに、ぜひ活用してみてください。
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