これだからつい買ってしまう!思わず購入してしまう顧客心理とは
2017年01月04日
買うつもりがなかったのに、つい買ってしまう。そんなことが誰にでもあるはずです。
どうしてそんな気持ちになってしまうのか知っておくと、お客様と接するときに役に立ちます。
顧客心理1:「今すぐ買わなきゃ!」
つい買ってしまうシーンとしては、バーゲンセールがあります。
「この値段で買えるのはこの期間しかない!」と思うと、買っておかないと損したような気持ちになってしまいます。
最近では「タイムセール」といって、時間限定のバーゲンを頻繁に行うお店もあります。
今買わないとなくなっちゃうかも、という危機感を感じると、人はついものを買ってしまいます。
顧客心理2:「これなら買ってもいいかな?」
ブランド品や安く手に入るとなると、どんな商品でもいいからとりあえず買っておこうという気になります。
これはブランド品だから品質には問題がないはずだし、きっと長く使えるはずだと思うからです。
普段から商品を売るだけでなく品質の良さなどもしっかりアピールしておけば、安心して買ってくれる確率が高まります。
顧客心理3:「買ったらきっと○○になれるはず!」
衝動買いをしないように気をつけているのに思わぬ買い物をしてしまうときは、その商品を使う場面がひらめいたときです。
「そうか、これは○○のときに使えるぞ!」と感じて、ならば買ってもいいと自分に正当化理由を与えているのです。
ですから、「身につけたらこうなれる」「あのときに使うのにピッタリだ」とお客様が感じられる瞬間を作ってあげられれば、買う決断をしてもらいやすくなるでしょう。
顧客心理4:「これはきっと価値がある!」
何か物を買うにはお金を支払わなくてはなりません。
お金は大事なものですから、支払うに値する価値を感じなければ、買いたくないと思うものです。
商品を買って所有すること自体に価値を感じる人も中にはいますが、ごく少数です。
多くの人は、
■「これを買ったら、年齢よりも若く見えて素敵な人だと思われる」
■「これを持っていたら、体型がカバーできてスリムに見える」
■「これを着たら、出かけたときにお洒落に見える」
「買ったら○○になる」というふうに○○の価値を感じて物を買います。
ですから、販売員も商品説明を延々とするのではなく、その先に得られる価値をお客様に伝えてあげてください。
(まとめ)
お客様が商品を買いたくなるときには、このような気持ちがあります。
販売員としてはこうした顧客心理をおさえて、お客様には安心して気持ちよく、満足のいく買物をしていただけるように心がけたいものです。
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