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アパレル販売員なら知っておきたい接客の基本あれこれ

販売員のメインの仕事は接客ですが、接客にはいくつか基本となるポイントがあります。

まだ販売員になって間もないという方に、接客のコツをいくつかお教えしましょう。

 

 

お客様ごとに使う言葉をさり気なく変える:

接客の基本は言葉遣いです。

ベテランの販売員になればなるほど、お客様に応じた言葉遣いをするのが上手です。

 

年配の方にはきちんとした敬語を使い、同年代の気さくなお客様に対しては、場合によっては友達のようなフランクな会話をすることも大事。

「お客様に対してはこう話さなければならない」と決め込まず、相手に合わせた言葉を選んで話しましょう。

 

 

常連客と新規客によって対応を変える:

何度もリピートしてくださるお客様と新規のお客様とでは、ニーズが全く異なります。

何度も足を運んでくださるお客様も、はじめて店を訪れてくださったお客様も、どちらも大事なお客様です。

ですが、対応は変えましょう。

 

リピート客の方はお得意様ですから、少し特別扱いをしてあげてください。

新規のお客様ははじめてのお店で迷うことも多いので、サポートするつもりで接客しましょう。

 

 

聞き取りやすい声で語尾まではっきりと:

新米の販売員は、経験が浅くて自信がないせいか、ご説明や応対のときに、小さな声で最後まで言い切れないことが多いようです。

 

たとえば、お客様から何か質問されたときには、

「○○かと・・・」と答えるのではなく、

「○○ではないかと思います」

と、最後までしっかり言い切りましょう。

 

 

お客様の立場でタイミングよくお声がけする:

お客様に何かご提案をするときは、タイミングを見計らって上手に声をかけなければいけません。

店内に入ってきてからしばらくは、どのお客様も一人で品物を見たいと思っているので、声がけは控えめに。

このときにあれこれ声をかけ過ぎてしまうと、「うるさいな」とお客様に引かれてしまいます。

 

お客様に積極的に声をかけてもいいのは、何か困り事があって店員を探しているときや、長い間どちらの商品にしようか迷っている場合など。

 

お客様にそんなそぶりが見えたら

「何かお困りですか?」

「何かお手伝いいたしましょうか?」

「ご試着だけでも気軽になさってくださいね」

などと声をかけましょう。

そうすれば、お客様に精神的な負担をかけることなくスムーズに会話に入ることができます。

 

 

(まとめ)

接客は難しそうですが、ここに挙げたようなことに気をつければ誰にでもできます。

大切なのは、目の前のお客様を大事にする気持ちです。

お客様との出会いや会話を楽しみながら、よい接客を心がけてください。

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