アパレル販売員なら知っておきたい接客の基本あれこれ
2018年02月07日
販売員のメインの仕事は接客ですが、接客にはいくつか基本となるポイントがあります。
まだ販売員になって間もないという方に、接客のコツをいくつかお教えしましょう。
お客様ごとに使う言葉をさり気なく変える:
接客の基本は言葉遣いです。
ベテランの販売員になればなるほど、お客様に応じた言葉遣いをするのが上手です。
年配の方にはきちんとした敬語を使い、同年代の気さくなお客様に対しては、場合によっては友達のようなフランクな会話をすることも大事。
「お客様に対してはこう話さなければならない」と決め込まず、相手に合わせた言葉を選んで話しましょう。
常連客と新規客によって対応を変える:
何度もリピートしてくださるお客様と新規のお客様とでは、ニーズが全く異なります。
何度も足を運んでくださるお客様も、はじめて店を訪れてくださったお客様も、どちらも大事なお客様です。
ですが、対応は変えましょう。
リピート客の方はお得意様ですから、少し特別扱いをしてあげてください。
新規のお客様ははじめてのお店で迷うことも多いので、サポートするつもりで接客しましょう。
聞き取りやすい声で語尾まではっきりと:
新米の販売員は、経験が浅くて自信がないせいか、ご説明や応対のときに、小さな声で最後まで言い切れないことが多いようです。
たとえば、お客様から何か質問されたときには、
「○○かと・・・」と答えるのではなく、
「○○ではないかと思います」
と、最後までしっかり言い切りましょう。
お客様の立場でタイミングよくお声がけする:
お客様に何かご提案をするときは、タイミングを見計らって上手に声をかけなければいけません。
店内に入ってきてからしばらくは、どのお客様も一人で品物を見たいと思っているので、声がけは控えめに。
このときにあれこれ声をかけ過ぎてしまうと、「うるさいな」とお客様に引かれてしまいます。
お客様に積極的に声をかけてもいいのは、何か困り事があって店員を探しているときや、長い間どちらの商品にしようか迷っている場合など。
お客様にそんなそぶりが見えたら
「何かお困りですか?」
「何かお手伝いいたしましょうか?」
「ご試着だけでも気軽になさってくださいね」
などと声をかけましょう。
そうすれば、お客様に精神的な負担をかけることなくスムーズに会話に入ることができます。
(まとめ)
接客は難しそうですが、ここに挙げたようなことに気をつければ誰にでもできます。
大切なのは、目の前のお客様を大事にする気持ちです。
お客様との出会いや会話を楽しみながら、よい接客を心がけてください。
カテゴリ: 働く上でのマナー・心がけマネキンお役立ち情報