アパレル販売員の大切な仕事! レジの基本操作と会計時のノウハウ
2016年06月15日
アパレルショップの販売員が毎日行う業務はたくさんあります。
そのなかでも正確な作業が必要とされる業務のひとつが『レジ会計』です。
販売職が初めての人は、特に正しいレジ操作ができるか不安になりますよね。
そこで今回は、取り扱う金種ごとに分類して正しいレジ会計に必要な操作方法を詳しく解説します。
基本的なレジ操作:
アパレルショップのレジ会計では、商品に付いているタグのバーコードをスキャンするシステムが多くなっています。
手動で行う場合では、「アイテムコード または 商品コード」と「金額」を商品ごとに入力し、「小計」ボタンを押すと消費税込みの金額が表示されます。
現金:
消費税込みの金額が表示されたら、預かり金額を入力し「現計」ボタンを押すと釣り銭金額が表示されます。
お客様からの預かり金はレジに入れる前に必ず目で確認し、預かり金額を口頭で伝えます。
預かり金は、釣り銭を渡しすべての会計処理が完了してからレジに入れる習慣をつけましょう。
預かり金や釣り銭は双方の間違いや勘違いが起きる可能性があるため、トラブルを未然に防ぐ行動と確認が重要になります。
クレジット:
クレジットカードをお客様からお預かりしたら、カードをスキャンし支払い回数をうかがいます。
指定の支払い回数を入力しクレジット伝票にサインをいただき、お客様控えとカードを返却します。
取り扱う機種によっては、お客様に暗証番号を入力していただくタイプもあります。
クレジットと現金の併用:
消費税込みの金額が表示されたら、クレジットで支払う金額を先に入力し残りの金額を現金会計します。
レジとキャット(クレジット用の端末)を併設しているところでは、それぞれの操作が必要になります。
デビットカード:
デビットカードとは銀行口座から直接引き落としができる機能を備えたキャッシュカードで、クレジットと似たレジ操作を行いますが支払い回数の入力は必要ありません。
商品券:
クレジット会社の商品券は釣り銭が出ないため、現金やクレジットとの併用が多くなります。
使用する商品券の金額を入力してから、残りの金額を清算します。
(まとめ)
百貨店勤務でも最近は各ショップごとにレジ操作を必要とするお店が増えました。
紹介先がファッションビルなどの場合は必ず必要になります。
お店に配属されてしばらくの間は先輩スタッフなどに確認してもらいながらレジ会計を行うので、繰り返し行うことで自然に覚えられます。
これらのパターンを把握しておくだけでも、実際のレジ操作がスムーズに行えるのでぜひ参考にしてくださいね。
カテゴリ: 働く上でのマナー・心がけマネキンお役立ち情報