入りやすさが決め手!お客様が入りやすい店舗とは?
2016年12月07日
入口と出口が分かる:
はじめての店でも「どこから入って、どこから出る」と自分の動線が分かる店なら安心して入れます。
「もし好きなものがなくても、すぐに出られる」と思うからです。
お客様には、買って頂く前にまず見て頂かなくては話になりません。
商品ディスプレイは、お客様にとって入りやすく見やすく、を心がけましょう。
店の雰囲気と客層が分かる:
一人お客様が入ると、次のお客様も入る確率が高くなります。
これは、一人ではないという安心感と客層が分かるからです。
ですから、店舗は外からみても雰囲気が分かり、他のお客様がいることを見せられる作りにするのがベストです。
ただ商品を並べるのではなく、ターゲットのお客様が好きなテイストの小物を活用して、雰囲気がひと目で分かるように工夫してみましょう。
店員が忙しそうにしている:
すぐに声をかけようと店員が表に立っている店舗がありますが、これは逆効果です。
店の前で販売員が待ち構えている店は、とても入りにくいものです。
スタッフの動きが止まっていて、お客様を待ち構えているような様子があると、お客様はかえって入りにくさを感じます。
スタッフはお客様が少ないときこそ商品整理などでこまめに動くことが大事です。
スタッフが忙しそうにしていると、お客様は自由に見られると思い、入りやすくなります。
店頭に魅力的な商品が置いてある:
入口はお客様なら誰でもチェックするところなのに、ここに手を抜いている店舗があります。
まず、店舗の入口はお客様が入りやすいように広く取ります。
そして、今流行のものや高品質のもの、イチ押しの商品などをディスプレイしましょう。
「入口のあの商品はどこにあるの?」と聞かれたら、よい入口ディスプレイをしている証拠です。
価格が分かりやすい:
アパレルの場合、入ってみたらどの商品もとても高くてビックリしたということがあります。
特にはじめてのお客様は、「このお店はどの価格帯のものを扱っているのか」に関心があります。
カジュアルさが売りの店であればポップに価格を記載して見せるのもよいですし、数万円の価格帯の店であれば店頭ディスプレイの商品だけでも、タグは手に取ってみやすいようにしておきましょう。
そこで、帰ってしまうお客様はそもそもターゲット客ではないので問題ありません。
(まとめ)
入りやすい店舗とは、心理的に入りやすい&入ってみたくなる店舗です。
まずは一歩入っていただけなければ、その先の接客もありません。
自分がつい入ってしまったお店があれば、なぜそんな気持ちになったのか考えてみましょう。
きっとヒントがあるはずです。
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