実はこんな意味が!ブランドアイテムに使われている花モチーフ
2017年08月30日
花のモチーフはブランドアイテムに数多く使われています。
ただ、どんな意味を持つのか知らない人も少なくないようです。
そこで、いろいろなブランドの花モチーフについてご紹介したいと思います。
マリメッコ:
北欧デザインとして、おそらく真っ先にあがるのが「マリメッコ」でしょう。
大ぶりで丸みを帯びたかわいらしい花は、日本でも女性を中心にとても人気があります。
実は、この花は、日本でもお馴染みのポピー(ケシの花)です。花の大きさによって、一番花が大きいウニッコ、ピエニ・ウニッコ、ミニ・ウニッコの3種類があります。
実は、このウニッコ(unikko)というのが、ケシの花のことなのだそうです。可愛らしい名前ですね。
ヴァンクリーフ&アーペル:
ブランドを代表するアイテム「アルハンブラ」。ネックレスからブレスレット、リングまでラインナップも豊富です。
花のかたちをしているので、フラワーもチーフだと思っている人も多いのですが、実は花ではありません。実は、四つ葉のクローバーをかたどったもので、愛・幸運・富・健康を意味しています。
持っているだけで幸せを運んできてくれそうなデザインです。
シャネル:
シャネルといえば、カメリアの花。ココシャネルが生涯愛した花が、カメリア(椿)だったといいます。
シャネルが生まれてはじめて愛した人にもらった花がこの花だったのだそう。
当初は髪に生花をさしていたのを、造花のブローチにしたといわれています。
ロマンチックなアイコンは、今でも多くの女性の憧れの的です。
クレイサス:
こちらもカメリアを使ったデザインが特徴的ですが、実は神戸のブランドです。
「神戸エレガンス」と呼ばれる上品で可愛らしいファッションを代表するブランドとしてよく知られています。
クレイサスとは、服という意味のクローズ(clothes)の元になった言葉だそうです。
バッグやハンカチなど、小物が数多く揃い、幅広い年齢の女性に愛されています。
マリークヮント:
イギリスのファッションブランド、マリークヮント。ロゴマークになっているのは、黒いデイジーの花。
創業者であるマリー・クヮントの落書きから生まれたといわれています。
日本ではコスメが有名ですが、実は、それまでのファッションの既成概念を覆すような「ミニスカート」ブームの火付け役にもなったブランドです。
可愛らしさとかっこよさを両立させた花モチーフにファンがたくさんいます。
(まとめ)
いろいろな花モチーフがありますが、それぞれに面白い意味が込められています。
単に花柄というだけでなく、どんな花が使われているのかを知ると、テキスタイルのことがもっとよく分かるようになりますよ。
カテゴリ: マネキンお役立ち情報