梅雨どきに気をつけておきたい衣類の保管方法について
2017年07月19日
日本の気候に特徴的な梅雨。長い雨の季節は、衣類が傷みやすいシーズンでもあります。
そこで、梅雨の季節を上手に乗り切る衣類の保管方法についてお伝えします。お客様にもぜひ教えてあげてください。
洗濯物に湿気を残さない:
梅雨時の大きな悩みは、洗濯物が乾きにくいこと。
でも、しっかり乾燥させないと雑菌が繁殖しやすくなり臭いのもとになってしまいます。
洗濯をするときは、お湯に酸素系漂白剤を入れて、雑菌を減らすようにしましょう。
室内干しをするときは、洗濯物同士がくっつかないようにして、扇風機やサーキュレーターの風を当てて、できるだけ早く乾くようにします。
これで雑菌の繁殖を防ぐことができます。
アイロン掛けできれいをキープ:
乾かした洗濯物にアイロン掛けをすると、雑菌の繁殖を抑えることができます。
湿気や雑菌が残っている衣類をタンスにしまってしまうと、臭いが他の衣類に移ってしまうことがあるので、アイロンを上手に使って、きれいな衣類をしまうようにします。
収納するときはスペースをあけて:
衣類をタンスに入れるときは、余裕をもっていれるようにします。
ギュウギュウに詰めてしまうと湿気の逃げ道がなくなってしまい、気がついたら底のほうの衣類にカビが生えていたなんていうことも。
ひとつの引き出しに入れる衣類の量は6分目くらいにとどめておき、梅雨の晴れ間には引き出しをあけて中に風を通すようにしましょう。
引き出しの中は重ねて入れない:
引き出しの中に衣類を重ねて入れてしまうと、下のほうに湿気が溜まって衣類が湿気を吸ってしまいます。
衣類は数を少なくすると同時に、重ねないでしまうことが大切です。
たたんで重ねるのではなく、丸められるものは丸めて、手前から奥へ並べるようにします。
こうすることで探しやすくもなり、一石二鳥です。
除湿グッズを上手に使う:
タンスは壁や床にピッタリつけず、少し離して風通しをよくしておきます。
その上で個々の引き出しには除湿シートや新聞紙など、湿気を吸うものをしいたり、除湿剤を置いて湿度をコントロールします。
調湿作用と脱臭作用がある備長炭や珪藻土などを引き出しの中に入れておくのもよいです。
自然素材なので除湿作用は弱いですが、あまり開け閉めしない引き出しなら湿気のコントロールに役立ちます。
(まとめ)
長い梅雨の時期は、いかに湿気をコントロールするかが大事になります。
お客様にはお気に入りの服を長く着ていただきたいもの。
梅雨時の管理方法もお教えして、長く着ていただけるようにしたいですね。
カテゴリ: マネキンお役立ち情報