お客様に教えてあげたい!上手なアイロンがけの方法
2017年09月13日
服の素材として、綿はとてもポピュラーなものです。
ただし、洗濯をするとシワが寄りやすいのでアイロンがけが大変。
そこで、上手なアイロンがけの方法についてご紹介します。
綿100%は全体を軽く湿らせてから:
シワになりやすい綿製品は、全体を霧吹きなどで湿らせてからアイロンをかけます。
干すときは完全に乾いてしまうとシワが伸ばせなくなるので、乾ききらないうちに早めに取り込んでアイロンをかけるのも効果的です。
最初に手でシワをざっと伸ばす:
アイロンをかける前に、アイロン台の上で手でシワを伸ばしておきます。
こうすることで、アイロンのかかりをよくし、アイロンがけの最中にうっかりシワをつけることを防止します。
ちょっとしたことですが、このひと手間が仕上がりを左右します。
シワがよりやすい縫い目を丁寧にかける:
せっかくシワを伸ばすためにアイロンをかけているのに、アイロンをかけている最中にシワが新たにできてしまうことがあります。
新たなシワを防止するには、縫い目を軽く引っ張りながら丁寧にかけることが大切です。
袖口は内側からもかける:
袖口は生地が二重になっているので厚さがあります。
表側からだけでなく内側からもしっかりアイロンをかけましょう。
このとき、袖口の先から内側に向かって縦にアイロンをかけるようにするとシワが伸びやすくなります。
アイロンの先をうまく使う:
アイロンは細かいところもかけられるよう、先が尖っています。
アイロン上手はここをうまく使ってアイロンをかけます。
袖や襟、ボタン周りなど、細かいところも先を使ってきっちりシワを伸ばします。
仕上げとしてハンガーにかける:
霧吹きをしたり、スチーム機能を使ってアイロンをかけたときは、服に湿気が残っていることがあります。
この状態で放置するとまたシワが寄ってしまい、せっかくのアイロンがけが台無しに。
アイロンをかけ終わったら、しばらくハンガーに干して湿気をしっかり乾かしましょう。
ニットはスチームアイロンで蘇らせる:
洗濯で襟や袖口が伸びてしまったり、着ジワやたたみジワがついてしまったニット製品も、アイロンがけで蘇ります。
ポイントはニットからアイロンを少し浮かせてスチームを当てること。
ニットにはもともと弾力性があるので、これだけでふっくら仕上がり、シワが取れます。
(まとめ)
アイロンの上手なかけ方については知らないお客様も少なくありません。
「お手入れが大変そう…」と購入をためらうお客様には、ぜひアイロンがけのコツを伝授してあげてください。
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