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知っておこう!すてきと呼ばれる配色バランス

ファッションが多様化することは楽しいことですが、そのぶん上手な着こなしが難しいと感じている人も増えています。

せっかくの服も着こなし次第で、良くも悪くもなってしまいます。

ここでは、すてきに見える配色バランスについて学びましょう。

 

 

色合わせには3種類のカラーがある:

配色バランスを考える際には、3つのカラーを意識することが大事です。

■ ベースカラー

■ アクセントカラー

■ アソートカラー

の3つです。

 

これはファッションだけでなくインテリアなどにも使えるので、覚えておくと便利です。

 

ベースカラーは、全体のイメージを決める色で、コーディネート中に最も多く使う色です。

アソートカラーは、ベースカラーを補い引き立てる色で、ベールカラーの類似色を選ぶと間違いがありません。

アクセントカラーは、全体を引き締める色です。

 

大事なのは、この3つのバランスです。

一般に、以下の割合で使用すると美しくみえるといわれています。

ベースカラー:アソートカラー:アクセントカラー = 7:2:1

 

コーディネートを考える際は、まずはベースカラーを決めます。

その後、アソートカラー、アクセントカラーをつけ加えていきます。

アクセントカラーは分量が少ないので、スカーフやネクタイ、バッグなどの小物に使うと上手に使えます。

 

 

3色以内にまとめるのが基本:

合わせる色はベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーの3色にとどめるのが基本です。

これ以上使ってしまうと、何がベースで何がアクセントか分からなくなります。

 

 

アクセントカラーを意識するとおしゃれに:

アクセントカラーが全体の1割程度しか使わない色ですが、コーディネート全体を引き締める大切な色です。

たとえば、紺×白の服に黒のバッグはアクセントカラーとはいいません。

全体になじみすぎているからです。

このコーディネートであれば、バッグは鮮やかなオレンジ色やイエローなどが良く似合います。

 

 

アクセントカラーなしもOK:

「ビビッドな色合いを使いたくない」

「コーディネートを優しくまとめたい」

という場合は、全体を同系色でまとめる方法もあります。

 

この場合は、白を基調とする場合は白を含むベージュやライトグレーなどの明るい色合いを重ねたり、同じ白でも素材を変えて、質感の異なる着こなしをすることで変化をつけます。

 

 

膨張色×膨張色にしない:

春先はパステル系の柔らかい色合いの服が増えますが、ブラウスもスカートもパステル系では、全体がぼやけてしまいます。

膨張色を使いたい場合は、上下いずれかを濃い色(収縮色)にすると、バランスがよくおしゃれに見えます。

 

 

(まとめ)

配色はセンスと思われがちですが、いくつか決まったルールがあります。

服を選ぶ際は、少し気にかけるだけで、着こなしがぐっとおしゃれに見えます。

ここでご紹介したことを、ぜひ自分のプライベートとお客様へのアドバイスに役立ててくださいね。

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