知っておこう!すてきと呼ばれる配色バランス
2017年05月24日
ファッションが多様化することは楽しいことですが、そのぶん上手な着こなしが難しいと感じている人も増えています。
せっかくの服も着こなし次第で、良くも悪くもなってしまいます。
ここでは、すてきに見える配色バランスについて学びましょう。
色合わせには3種類のカラーがある:
配色バランスを考える際には、3つのカラーを意識することが大事です。
■ ベースカラー
■ アクセントカラー
■ アソートカラー
の3つです。
これはファッションだけでなくインテリアなどにも使えるので、覚えておくと便利です。
ベースカラーは、全体のイメージを決める色で、コーディネート中に最も多く使う色です。
アソートカラーは、ベースカラーを補い引き立てる色で、ベールカラーの類似色を選ぶと間違いがありません。
アクセントカラーは、全体を引き締める色です。
大事なのは、この3つのバランスです。
一般に、以下の割合で使用すると美しくみえるといわれています。
ベースカラー:アソートカラー:アクセントカラー = 7:2:1
コーディネートを考える際は、まずはベースカラーを決めます。
その後、アソートカラー、アクセントカラーをつけ加えていきます。
アクセントカラーは分量が少ないので、スカーフやネクタイ、バッグなどの小物に使うと上手に使えます。
3色以内にまとめるのが基本:
合わせる色はベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーの3色にとどめるのが基本です。
これ以上使ってしまうと、何がベースで何がアクセントか分からなくなります。
アクセントカラーを意識するとおしゃれに:
アクセントカラーが全体の1割程度しか使わない色ですが、コーディネート全体を引き締める大切な色です。
たとえば、紺×白の服に黒のバッグはアクセントカラーとはいいません。
全体になじみすぎているからです。
このコーディネートであれば、バッグは鮮やかなオレンジ色やイエローなどが良く似合います。
アクセントカラーなしもOK:
「ビビッドな色合いを使いたくない」
「コーディネートを優しくまとめたい」
という場合は、全体を同系色でまとめる方法もあります。
この場合は、白を基調とする場合は白を含むベージュやライトグレーなどの明るい色合いを重ねたり、同じ白でも素材を変えて、質感の異なる着こなしをすることで変化をつけます。
膨張色×膨張色にしない:
春先はパステル系の柔らかい色合いの服が増えますが、ブラウスもスカートもパステル系では、全体がぼやけてしまいます。
膨張色を使いたい場合は、上下いずれかを濃い色(収縮色)にすると、バランスがよくおしゃれに見えます。
(まとめ)
配色はセンスと思われがちですが、いくつか決まったルールがあります。
服を選ぶ際は、少し気にかけるだけで、着こなしがぐっとおしゃれに見えます。
ここでご紹介したことを、ぜひ自分のプライベートとお客様へのアドバイスに役立ててくださいね。
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