笑顔と真顔の使い分けで、お客様の心をつかもう!
2017年01月13日
販売員はいつもスマイル!といいますが、笑顔でいることがマイナスになることもあるということをご存じでしょうか?
実は、接客には笑顔と真顔のバランスが大事なのです。
いつもニコニコは何だか不自然:
接客業ではスマイルが最高のサービスではありますが、いつも満面の笑みを浮かべているのは人間の表情として、とても不自然です。
いかにもとってつけたような作り笑顔をされると、お客様によっては居心地の悪さを感じて買い物がしにくくなってしまいます。
あくまで笑顔は自然体で、が基本です。
笑顔を使い分けよう:
お客様と接するケースによって、笑顔にも種類があります。
まず、お客様をお迎えするときは大きなスマイルでお迎えします。
「ようこそいらっしゃいました」の感謝の気持ちを込めて作る笑顔です。
お客様はその笑顔を見て、安心してお店に入ることができます。
次の笑顔はお客様とお話をするときの笑顔です。
お客様とお話をする時は、来店時にお客様をお出迎えする際の大きなビッグスマイルではなく、もう少し抑えた微笑にします。
自分では笑顔のつもりでも全く微笑んでいないことが多いのでご注意を。
微笑とは、お客様から見て微笑んでいるように見える顔でなければなりません。
口角が上がっていてフレンドリーな雰囲気のある顔を意識しておきましょう。
ときには真顔で接客も必要:
笑顔で接客されたら誰でも嬉しいものです。
ですが、お客様が悩んでいたり迷っていたりする時にニコニコしていると、お客様は何だか馬鹿にされているように感じます。
お客様がどれを買おうか迷っているとき、気に入ったものが見つからなくて困っているときなどは、真顔で応対することも大切です。
「一緒に悩みを解決します」というあなたの姿勢を、真顔でお客様に示しましょう。
お客様の気持ちに寄り添うことを意識しよう:
笑顔はお客様のためにありますから、お客様の心を察して寄り添うような笑顔を心がけましょう。
はじめてのお店で緊張して入っていらしたお客様には、大きな笑顔でお迎えし、安心していただく。
話を聞くときは自然な笑顔でお客様から話やすい雰囲気を作る。
そして、お困りごとがあるときは笑顔ではなく真顔で応対する。
このように笑顔を使い分ければ、お客様はリラックスして買い物をすることができるでしょう。
(まとめ)
お店で働くと「とにかく笑顔!」と指導されるかもしれません。
しかし、いつもニコニコしている人はいないように、表情には変化があるのが普通です。
接客業では笑顔の割合が高くはなりますが、あくまでお客様の気持ちを考えた自然な笑顔を作るようにしましょう。
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