販売に役立つ!パーソナルカラーについての基礎知識
2016年11月18日
販売員の接客として、知っておくと良い知識の一つにカラーの知識があります。
検定試験もあり、勉強するととてもよいサービスになります。カラーの基本をおさえておきましょう。
パーソナルカラーとは?:
「あの人は何となくお洒落に見える」そんな人に出会ったことがあると思います。
お洒落な人に共通していること、それは「自分に似合う色を知っている」ということです。
パーソナルカラーとは、その人の個性を最大限に引き出す色のこと。
同じ色でも周りの色に何色を置くかで鮮やかに見えたりくすんでみえたりします。
そこで、その人の肌や髪、瞳や唇の色などから、似合う服の色を見つけるのがパーソナルカラーです。
パーソナルカラーの種類:
パーソナルカラーは春・夏・秋・冬の4つカラータイプに分類されます。
この中で2つのグループ分けができます。
まず、イエローかブルーか。
■ 黄みが強いイエローベースは春と秋
■ 青みが強いブルーベースは夏と冬
になります。
春と秋は温かみのある色合い、夏と冬はクールな色合いです。
次に、ソフトかハードか。
■ 春と夏はソフトで明るい色味が似合う
■ 秋と冬はハードでこっくりと深みのある色味が似合う
ことになります。
診断はとても簡単:
最もベーシックな診断方法はアンケート方式で、上記の2点をセルフチェックで調べることができます。
具体的な質問事項や診断結果はインターネットで入手することができます。
春・夏・秋・冬どのタイプかを調べると、似合う色が一覧になって見られます。
似合う色がわかると、服だけでなくアイシャドウやリップなどメイクにも活用することができるので、買い物の悩みが少なくなります。
パーソナルカラーでできる提案:
パーソナルカラーについて基礎知識があると、こんな提案ができるようになります。
■ お客様がいま着ている服をより素敵に見せるアイテムを選ぶ
■ お客様の顔色をもっとよく見せるトップスを紹介する
■ お気に入りだという服をさらに引き立てる小物を提案する
■ 色選びで迷っているお客様に、どの色がよいかアドバイスする
深く知りたい場合は検定試験もある:
専門試験としては、NPO日本パーソナルカラー協会の「パーソナルカラー検定」があります。
また、カラー関係では色彩検定も服飾系団体が始めた試験なので、ファッション分野のカラーについて勉強することができます。
本格的に勉強したい人はぜひチャレンジしてみましょう。
(まとめ)
パーソナルカラーはとても簡単で、お客様を魅力的に見せる提案をするときに役に立ちます。
まずは自分のパーソナルカラーをチェックしてみましょう。
数をこなせばこなすほど、色選びの腕が上がります。
カテゴリ: マネキンお役立ち情報