実はこんな意味が!ブランドアイテムに使われている花モチーフ

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花のモチーフはブランドアイテムに数多く使われています。ただ、どんな意味を持つのか知らない人も少なくないようです。そこで、いろいろなブランドの花モチーフについてご紹介したいと思います。

 

■マリメッコ

北欧デザインとして、おそらく真っ先にあがるのが「マリメッコ」でしょう。大ぶりで丸みを帯びたかわいらしい花は、日本でも女性を中心にとても人気があります。実は、この花は、日本でもお馴染みのポピー(ケシの花)です。花の大きさによって、一番花が大きいウニッコ、ピエニ・ウニッコ、ミニ・ウニッコの3種類があります。実は、このウニッコ(unikko)というのが、ケシの花のことなのだそうです。可愛らしい名前ですね。

 

■ヴァンクリーフ&アーペル

ブランドを代表するアイテム「アルハンブラ」。ネックレスからブレスレット、リングまでラインナップも豊富です。花のかたちをしているので、フラワーもチーフだと思っている人も多いのですが、実は花ではありません。実は、四つ葉のクローバーをかたどったもので、愛・幸運・富・健康を意味しています。持っているだけで幸せを運んできてくれそうなデザインです。

 

■シャネル

シャネルといえば、カメリアの花。ココシャネルが生涯愛した花が、カメリア(椿)だったといいます。シャネルが生まれてはじめて愛した人にもらった花がこの花だったのだそう。当初は髪に生花をさしていたのを、造花のブローチにしたといわれています。ロマンチックなアイコンは、今でも多くの女性の憧れの的です。

 

■クレイサス

こちらもカメリアを使ったデザインが特徴的ですが、実は神戸のブランドです。「神戸エレガンス」と呼ばれる上品で可愛らしいファッションを代表するブランドとしてよく知られています。クレイサスとは、服という意味のクローズ(clothes)の元になった言葉だそうです。バッグやハンカチなど、小物が数多く揃い、幅広い年齢の女性に愛されています。

■マリークヮント

イギリスのファッションブランド、マリークヮント。ロゴマークになっているのは、黒いデイジーの花。創業者であるマリー・クヮントの落書きから生まれたといわれています。日本ではコスメが有名ですが、実は、それまでのファッションの既成概念を覆すような「ミニスカート」ブームの火付け役にもなったブランドです。可愛らしさとかっこよさを両立させた花モチーフにファンがたくさんいます。

 

(まとめ)

いろいろな花モチーフがありますが、それぞれに面白い意味が込められています。単に花柄というだけでなく、どんな花が使われているのかを知ると、テキスタイルのことがもっとよく分かるようになりますよ。

正しく知っていますか?姿勢の角度と使い分けについて

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販売員として、毎日の接客の中で大事になるのが、お辞儀です。美しいお辞儀ができれば、それだけで印象がぐんとよくなります。お辞儀についてしっかり学んでおきましょう。

 

■お辞儀には3つの角度がある

お辞儀には、15度、30度、45度という3つの角度があります。15度は会釈、30度は敬礼、45度は最敬礼といわれています。お辞儀の角度は、まっすぐ立った姿勢から前傾姿勢を取ったときに、壁と背中との間にできる角度のことを指します。体の前で作る角度のことではないので注意してください。

 

■どんなときに使う?

会釈とは、あいさつや軽いお礼をするときに使うお辞儀をいいます。敬礼とは、相手を敬う気持ちを表す丁寧なお辞儀で、お客様をお迎えするときやお見送りをするときは、敬礼が必要です。最敬礼とは、お詫びをするときのお辞儀だと覚えておくとよいでしょう。謝罪の場合は、70度の角度のお辞儀が必要になることもあります。

 

■お辞儀の仕方

会釈の15度のお辞儀は、少し前に体を傾ける程度のお辞儀のことをいいます。敬礼の30度のお辞儀は、腰から体を前傾させる必要があります。最敬礼の45度のお辞儀は、日常生活でほとんど行わないお辞儀なので、意識して体を折らないとできません。

 

■よいお辞儀は背筋がポイント

角度だけを意識しても、なかなかきれいなお辞儀はできないものです。見ていて美しいお辞儀になるかどうかは、背筋がピンと伸びているかどうかにかかっています。15度、30度、45度いずれのお辞儀も、背中から頭までが一直線にまっすぐ伸びていることが大切です。

 

■よい背筋は目線がポイント

背中から頭までまっすぐ伸びたきれいなお辞儀をするには、目線がポイントになります。お辞儀をするとき、目線が足元に落ちてしまうと、頭だけが下に落ちたお辞儀になってしまいます。そこで、お辞儀をするときは少し先に目線を向けるとうまくいきます。会釈のお辞儀をするときは、腰を折りながら3mほど前方を見ると、自然と15度のお辞儀ができます。敬礼のお辞儀をするときは、2mほど前方を見ると30度のお辞儀ができます。最敬礼のお辞儀をするときは、1mほど前方を見ながら腰をゆっくり曲げましょう。美しい45度のお辞儀ができているはずです。

 

■動作はゆっくりと

きれいなお辞儀をするために、もう一つ重要なのが、お辞儀のスピードです。30度以上のお辞儀は、ゆっくり行わないと姿勢が崩れやすくなりますし、相手への敬意も示せません。敬礼以上のお辞儀をするときは、前傾するときも、体をおこすときも、ゆっくり行うように心がけてください。

 

(まとめ)

美しいお辞儀は、よい販売員にとって欠かせないスキルです。場面場面にふさわしいお辞儀ができると、知的で品格のある接客ができます。鏡を見ながら何度も練習して、素晴らしいお辞儀ができる販売員を目指してください。

いま大流行の素材!オーガンジーについて知っておこう

 

 

 

ここ数年、女性のアパレル商品で大人気なのが、オーガンジーです。でも、オーガンジーとはどんな素材なのか、あまりよく知らないという販売員もいるのではないでしょうか。そこで、いま注目のオーガンジーについてご紹介したいと思います。

 

■オーガンジーとは?

オーガンジー(organdie)は、薄地の布のことをいいます。基本的には綿ですが、ポリエステルやレーヨン、シルクなどもあります。軽くて薄くて透け感がある綿のことを総称していいます。手触りはかためで、薄いのにしっかりしています。リボンの素材としても多く使われており、透けるほど薄いにもかかわらず硬さがあるので、しっかりとしたリボンのループを作ることができます。

 

■オーガンジーレースも人気

オーガンジーはリボンだけでなく、レース生地としてもよく使われています。オーガンジーレースは、薄くて軽いオーガンジーの生地の上や端などに、さらに繊細な刺繍をほどこしたもので、生地と刺繍両方の魅力を楽しめるレースです。

 

■シフォンとの違い

シフォン素材も、オーガンジーのように軽くて透け感がある素材ですが、オーガンジーはハリがある素材なのに対し、シフォンはあくまでフワフワとした柔らかさが特徴です。スカートでは、ひだのふくらみを強調したり、ボリュームを出したいときにはオーガンジーがよく、ふんわりとした質感を大事にしたい場合にはシフォンを使います。

 

■チュールとの違い

チュールとは、新婦のヴェールやバレエのパニエに使われている生地です。オーガンジーとよく似ていますが、織り方が異なっています。オーガンジーは平織りで、チュールは六角形などのメッシュ(網)織りです。そのため、チュールのほうが触ったときにざらついた感じがあります。ドレスやスカートによく使われている素材の一つです。

 

■サテンとの違い

サテンは、生地ではなく織り方の名前です。日本語では朱子(しゅす)織といいます。織物は縦糸と横糸で織っていきますが、サテンは縦糸が生地表面に多く出るようにする織り方なので、仕上がりに美しい光沢が出るのが特徴です。肌触りが滑らかで柔らかく、とても上品な素材といえるでしょう。ただし、オーガンジーのような平織りよりも摩耗に弱いというデメリットがあります。

 

(まとめ)

オーガンジーは最近よく見かける素材ですが、いざどんなものか聞かれると意外に分かっていない素材でもあります。販売員としては、こうした知識もしっかり持っておき、お客様に聞かれたらすぐ答えられるようにしておきたいものですね。

知れば知るほど奥深い!革の世界をご紹介

 

革製品は、身の回りにたくさんあります。でも、革のことについてきちんと知っている人は少ないかもしれません。アパレル店では革小物を扱うことも多くあります。よりよい接客のためにも、ぜひ革について知っておきましょう。

 

■正しくは「革」

皮と革は意味が違うことをご存じでしょうか?「皮」は単に動物の表皮を指しますが、「革」はその皮を加工したもののことをいいます。

 

■なめして革にする

皮を加工して革にするには、なめし加工を行います。なめし革とは、皮から脂肪などを除去して腐らないようにし、バッグや財布などの加工しやすいように柔らかくし、かつ耐久性を与える過程のことをいいます。製品にできるような「革」に「皮」を変えること、それがなめしです。

 

■なめし方法は2種類

なめし方法には、主に「タンニンなめし」と「クロムなめし」があります。違いをごく簡単にいうと、「タンニンなめし」は植物性の材料で、「クロムなめし」は化学薬品でなめす方法です。「タンニンなめし」は昔からの伝統ある方法で、皮という素材の良さを引き出すことに優れています。

 

■革の種類は

革には牛革、馬革、豚革、羊革などがあります。それぞれカウレザー、ホースレザー、ピッグスキン、シープスキンといいます。牛革にはさらに種類があり、生後6ヶ月以内の仔牛の皮である「カーフ」を最高級品として、牛の性別や年齢によっていくつもの革が作られています。

 

■革にも種類がある

皮から素材としての革になると、今度は表面の加工方法によってさらに名前が異なります。なめしが終わった革はヌメ革といいます。この革の表面を毛羽立てたものを「スエード」といいます。似たものに「ヌバック」がありますが、「スエード」は革の内側を毛羽立てたもので、「ヌバック」は革の外側を毛羽立てたものをいいます。「型押し」は、ヌメ革の表面に型押しして模様を付けたものをいいます。「銀付き」とは、銀面と呼ばれる動物の毛が生えている表面を残して加工したものをいい、自然のままの皮の見た目や感触を残しているのが特徴です。

 

■よい革は経年変化が楽しめる

革には素材や加工によってさまざまなランクがあり、品質はピンキリですが、よい革はとても丈夫で長く使うことができ、経年変化を楽しめるのが最大の魅力です。一度よい革製品を買えば、使い込むほどに風合いが増して、柔らかく、使い心地がよくなり手放せなくなります。「よい革は一生もの」といわれる原因はそこにあります。

 

(まとめ)

いかがででしたか?知っていそうで知らないことがたくさんあったのではないかと思います。使い込むほどに味わいが深まるのが革の魅力。革の素晴らしさを、お客様にも伝えてあげてくださいね。

夏に大活躍!ぜひおさらいしておきたいノースリーブ

 

 

 

夏に出番が多くなるのが、ノースリーブ。袖なしの服一般を指しますが、実はいろいろな種類があります。アパレルの販売員なら、その違いが分かるようにしておきたいもの。ここでマスターしておきましょう。

 

 

■スリーブは「袖」

まず、スリーブ(sleeve)は「袖」を意味します。ノースリーブで「袖がない」という意味です。ちなみに、長袖は、Long-sleeve shirt、半袖は short-sleeve shirt、七分袖は、Three Quarter Sleeve Shirt(スリークォータースリーブ)といい、ノースリーブはno-sleeve shirtもしくはsleeveless shirtといいます。

 

■キャミソール

ノースリーブの一種で、フランス語です。細い肩紐が特徴で、肩の露出度が高いのが特徴です。インナーウェアもありますが、キャミソールドレスのように服もあります。インナーとしてはスリップも似ていますが、キャミソールはウエストまで、スリップはウエストから下まである長い丈のものを指すのが一般的です。

 

■ホルターネック

キャミソールのうち、肩ひもを首の後ろで結ぶタイプのものをいいます。背中が大きく開いているのが特徴です。 ホルターとは、牛や馬の口につけて引っぱる手綱のことです。

 

■タンクトップ

ノースリーブの一種がタンクトップです。もともとタンク(プール)で着る水着(タンクスーツ)に形が似ていることから、こう呼ばれるようになったといわれています。肩部分はキャミソールと比べると幅広になっています。

 

■ランニング

こちらは袖なしでも、男性用下着やスポーツ用のシャツのことをいいます。ランニングという英語はなく、英語では全てSleeveless shirt、つまりノースリーブになります。同じ形状でも、女性用になるとタンクトップと呼ばれているようです。

 

■アメリカンスリーブ

肩が出ている点ではノースリーブですが、首周りにも布地がある服をいいます。普通のシャツのような形だけれど、肩が露出してるものをアメリカンスリーブといいます。

 

■フレンチスリーブ

アメリカンスリーブよりも肩が隠れている服をフレンチスリーブといいます。半袖よりは短い袖で、女性のファッションでよく見かけるタイプです。女性らしい肩のラインを出すことができ、最近は袖がフリルになっているものが人気です。袖は一応あるので、厳密にはノースリーブとは言いがたいかもしれません。

 

(まとめ)

ノースリーブには意外にもいろいろな種類があり、バリエーションに富んでいます。店に新作が入荷してきたら、どのタイプなのかチェックしてみてくださいね。

販売員なら知っておきたい!高級コットンの種類について

 

 

 

「コットン」=綿製品ですが、実はいろいろな種類があることをご存じでしょうか。コットンは世界100カ国以上で生産されている素晴らしい素材です。アパレル製品にも数多く使われているコットンの種類についてご紹介します。

 

■エジプト綿

とても有名な綿ですが、生産量が少なくとても貴重なコットンです。ナイル川流域で栽培されている超長綿と呼ばれる長い綿です。綿には長さがあり、長いものほど高級になります。中でもギザコットンは最高級品といわれ、スーピマ綿・新疆綿と並んで、世界三大綿といわれています。エジプト綿にはシルクのような光沢があり、艶やかな仕上がりになるのが特徴です。

 

■スーピマ綿

アメリカで生産されているコットンです。アメリカではいくつかの綿が生産されていますが、その中でもスーピマ綿が最高級品です。スーピマとは、Superior Pima(高級ピマ種)のコットンであるという意味があります。こちらもエジプト綿と同じように超長綿の一種で、長さが35mm以上あり、豊かな肌ざわりに特徴があります。

 

■新疆綿

中国の新彊ウイグル自治区で生産されているコットンです。中国は世界一の綿花栽培国で、中でも新疆綿は最高級品です。過酷な砂漠地方ですが、カレーズと呼ばれる地下水路を通って天山山脈の雪解け水をふんだんに使うことができ、こうした特性が白くて美しい綿を育てています。新疆綿は、天然の油分を多く含んでいるので素晴らしいツヤが自慢です。新疆綿の中にもランクがあり、タオルやTシャツの素材として使われる汎用綿から、最高級ランクの新疆綿まで種類が豊富です。

 

■シーアイランドコットン

日本語では「海島綿」とも呼ばれています。カリブ海で栽培されている非常に貴重な綿で、シルクのようなツヤとカシミヤのような肌触りがあります。「幻のコットン」とも呼ばれ、かつてはイギリスの王侯貴族だけが手に入れることができるコットンでした。日本に輸入されるようになったのも、ここ40年ほどのこと。薄手の高級ニットで有名なジョン スメドレーは、「JOHN SMEDLEY’S シーアイランドコットン」と呼ばれる、シーアイランドコットンの中でも最も長い繊維だけを使用し、さらに独自の技術を駆使して、きめ細かなニットに編み上げています。素晴らしい製品は、やはり厳選された素材があるからこそ生まれるのでしょう。

 

(まとめ)

知れば知るほど奥深いコットンの世界。コットンに詳しくなると、店の商品に対する知識や愛着が深まることでしょう。お客様にもぜひ教えてあげてくださいね。

聞かれたらぜひ教えてあげたい!お祝い品の相場とは

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贈り物で悩むのは、品物よりも金額です。贈り物には心が大事とはいいますは、実際にはさまざまなマナーがあり、金額が多すぎても少なすぎてもよくないとされています。店に贈り物を選びにいらしたお客様に対してアドバイスして差し上げられるよう、金額の相場について学んでおきましょう。

 

■結婚祝いの金額相場は?

友人や職場の同僚にあげる場合には2万円~3万円が相場です。かつては割り切れる数字は縁起がよくないとされていましたが、最近はあまり気にしないようです。夫婦連名であげる場合には5万円を贈るのが一般的です。ご祝儀袋は、中に入れる金額に見合ったものを選ぶのがマナーです。最近では、結婚式や披露宴を行わない人も増えています。そういうカップルにお祝いをする場合には1万円程度が相場のようです。一生に一度のお祝いなので、水引は結び切りを選びます。

 

■新築祝いの金額相場は?

家を建てた方には新築祝いを贈ります。戸建てでもマンションでも同じです。また、中古住宅を購入して引越す場合には「引越し祝い」とすることが多いようです。友人や職場の同僚にあげる場合には5,000円~1万円程度が相場です。より身近な兄弟姉妹であれば、1~3万円程度、もしくは必要なものを聞いてあげるとよいでしょう。「燃える」という連想が働く赤い物はNGです。また、玄関マットやスリッパは目上の人への贈り物としてはNGです。何度あってもよいお祝いなので、水引は蝶結びを選びます。

 

■出産祝いの金額相場は?

出産祝いは、赤ちゃん育児にすぐに役立つものか、出産したママをいたわるものを贈ります。いとこなら3,000円〜5,000円、友人や職場の同僚にあげる場合には3,000円〜5,000円、兄弟姉妹なら5,000円〜3万円くらいが相場です。一人目の子どもでも二人目の子どもでも、嬉しさに変わりはありませんから、金額は一緒です。何度あってもよいお祝いなので、水引は蝶結びを選びます。

 

■もらった方が返す場合は?

いずれの贈り物も、もらったほうがお返しをする場合には、「半返し」が基本です。いただいた金額の半額を目安にお返しをします。出産祝いなど場合によっては3分の1程度でも大丈夫です。のしには「内祝い」と書くのが一般的です。いただいてから一ヶ月以内を目安にお返しするようにします。

 

(まとめ)

お祝いの相場は、お祝いの内容や、相手との関係によって大きく異なってきます。特に、若いお客様は知らないことが多いので、聞かれたら答えられるようにしておくと、とても役に立ちますよ。

知っていると便利!接客の際の手の使い方について

 

 

接客をする際には、身振りや手振りも大事な接客ポイントになります。特に、手の動きによって、お客様に与える印象が大きく変わります。どんなふうに手を使うとよいのかお教えしましょう。

 

■モノを手渡すときは必ず手を添える

基本的なことですが、お客様にモノをお渡しするときは、決して片手で渡してはいけません。片手て渡されると、お客様はいい加減に扱われていると感じてしまいます。どんなに小さなモノでも、必ずもう片方の手をそっと添えて渡すようにしましょう。これだけで、ぐっと上品な印象になります。

 

■あいている手をブラブラさせない

何もしていないときでも、手をブラブラさせるのは止めましょう。暇そうに見えますし、だらしない印象を与えてしまいます。とはいえ、後ろ手に手を組むのは偉そうですし、腕組みをするのは威圧的な感じを与えます。両手は体の前でそっと手のひらを合わせるようにしておくとスマートです。

 

■モノを人差し指で指さない

モノを指し示すときは、人差し指で指さないようにします。人差し指でモノを指すのはカジュアルな方法なので、友達同士ならいいのですが、お客様に対してはよくありません。何かモノを指し示すときは、親指以外の4本の指を揃え、手のひら全体を使って指し示すようにしましょう。お客様に方向を示すときも同じです。

 

■笑うときに口を手で押さえない

笑うときに手で口元を隠す人がいますが、接客としてはNGです。口元を隠して笑うのは心を開いていないという心理の表れだという人もいますし、せっかくのスマイルをお客様に届けることができません。笑顔は最大の接客ツールですから、素敵な笑顔を手で隠さないようにしましょう。人は話相手に同化するものなので、販売員から笑顔を見せることで、お客様にも自然と笑顔が生まれます。

 

■髪や顔、服をやたらにいじらない

自分の髪や顔をいじるクセがある人は直しましょう。人前で髪の毛をいじるのは不潔な印象になりますし、まつげなど顔をいじるのも、子どもっぽい印象を与えます。身だしなみを整えるくらいなら問題ありませんが、自分の服装をやたらと気にしていつも触っているのも、自己中心的なイメージでよくありません。こうした動きは余計な動きなので、落ち着かない印象を相手に与えてしまいます。

 

(まとめ)

顔の表情には気をつけていても、手の動きにまで意識を向けている人は少ないかもしれません。人が人を見るときは、顔だけでなく全身の様子をトータルで見ているものです。ぜひ、手の動きにも注意して、エレガントな販売員を目指してくださいね。

簡単そうで難しい?お客様とのアイコンタクトの取り方

 

 

「人と話をするときは、相手の目を見て」といいますが、相手がお客様となると、これがなかなか難しいもの。上手なアイコンタクトのコツを知っておきましょう。

 

■ノンバーバル(非言語)の接客

sアイコンタクトやジェスチャーのような言葉ではないコミュニケーション方法を、ノンバーバル(非言語)のコミュニケーションといいます。よい人間関係を築くには、言葉でのコミュニケーションだけでなく、こうした言葉ではないコミュニケーションも非常に大切だといわれています。

 

■じっと見つめすぎない

話をするときは相手の顔を見てというのは、基本中の基本です。顔を背けたまま、もしくは何かをしながら話を聞くのは絶対にいけません。ただし、だからといって、相手の目をじっと見つめているのも考えものです。威圧的な空気が生まれてしまい、相手は緊張して話しにくくなってしまいます。

 

■ほどよく目を離す

相手に緊張させないためには、適度なタイミングで目を離すのがポイントです。たとえば、話のし始めは目を合わせても、途中で一回は視線を落とす、話終わりは目を反らすなど、さりげなく目を離すようにしましょう。

 

■強調したいときは目を合わせる

逆に、大事な話をしていることを相手にアピールするには、目を合わせることが大事です。しっかり目を見て言うと、言っている内容が相手の頭に入りやすくなりますし、説得力も増します。これだけは伝えたいということがあるときは、目を見ていうようにしましょう。

 

■会話を楽しむ気持ちが大切

目は口ほどにモノを言うといいますが、心の状態は目に表れてしまいます。アイコンタクトをして上手に接客しなければ!と気負ってしまうと、目にも緊張が出てしまうので注意しましょう。義務的に目を合わせているだけというのも、必ずお客様には伝わってしまいます。お客様との会話を楽しむ気持ちがあれば、視線は自然と合うものですし、楽しい気持ちが目にも表れるので、お客様は心地よい気分になれます。

 

■無理に合わせようとしないで

アイコンタクトは、あくまで自然体が大事。無理に相手を見ようとすると、どうしてもギクシャクしてしまいます。苦手だなと思ったら、時々目を合わせるということからスタートしてみてください。じっと見つめられるよりもお客様にとってはストレスが少ないので、まずはここから慣れていくとよいでしょう。

 

(まとめ)

アイコンタクトが上手に取れるようになると、お客様との距離がぐっと縮まります。よい販売員になるためにも、ぜひコツをマスターしてくださいね。