現役販売員オマネキのブログ

親の介護しながら出来る仕事ってありますか?

大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。

 

結論から言えば、親の介護をガッツリする場合、介護と仕事は両立できませんが、今はスポットワークやスキマバイトなど、空いている時間だけ働ける仕事もあります。スポットワークなどを活用すれば、介護しながらでも、働くことができるかも?と思います。

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販売員さんやマネキンさんは40代以上の女性が多いですが、そろそろ親の介護問題に差し掛かるお年頃です。

 

私の友人達も40代後半になってから、徐々に親の介護が現実味を増してきています。

 

本格的に親の介護をしているのは、50代半ば以上の人が大半を占めています。

 

親に介護の必要が出てくる時期は、女性男性ともに、仕事面で微妙な年齢であることが多く、親の介護と仕事の間で苦しんでいる人も多いです。

 

そういう私も親の介護問題に直面した時期があります。

 

私の場合、35歳〜44歳と、かなり若い時期に親の介護をしていました。

 

35歳〜44歳といえば、超バリバリ現役の働き盛りです。

 

父親の介護は主に母親がやっていたため、私の負担はそこまで重くはありませんでしたが、それでも自分の時間はなくなり、友達と遊びに行くなんて夢のまた夢です。

 

その時期は、親の介護と仕事だけやっていた感じです。

 

父が亡くなり、次に母の介護が必要になると、私がメインで介護していたため、会社を休職せざるを得ませんでした。

 

両親ともに亡くなりましたが、若い時期に両親の介護をしたのは不幸中の幸いで、気力と体力があったため、若さでなんとか乗り切れました。

 

母親の介護をする際に、会社を休職したのですが、会社の人事部の対応が信じられないほど酷かったです。

 

私は親が死ぬか生きるかの中、毎日の介護で疲弊しているのに、担当の人事部の人から

「会社に来て休職届を申請できないんですか」

「いつになったら復帰できるんですか」

「次、休職届けを出すなら、もっと早くに出してください」

などと、かなりキツく言われました。

 

最後には「会社を辞めるか、辞めないならすぐに復帰してください」と迫られました。幸い?なことに、母が亡くなったので、母の死後すぐに仕事に復帰しました。

 

多分ですが、社内で育休を取得する人は数多くあったものの、親の介護で休職した人は、私が初めてだったんじゃないかと思います。

 

私がその時勤めていた会社は私と同年代の人が多かったため、親の介護をしている人はいなかったので、人事部としても「親の介護なんかで会社を休むのか!?」と、思っていたのでしょう。

 

と、ここまで私の経験を読めばわかると思いますが、現実問題として、ガッツリと親の介護が必要になる場合、仕事と介護の両立は無理です。

 

親の健康状態がどの程度かにもよります。

■ 認知症や癌によるせん妄により、意思の疎通が難しい状態である

■ 介護なしに食事やトイレが一人でできない

■ ほぼ寝たきり

 

認知症でも軽度であれば、薬である程度まで何とかなりますが、認知症は進行していくため、徐々に目が離せなくなります。

 

重度の認知症でも体は元気なら、施設に預けたほうが無難です。

 

癌でも進行具合により、かなり症状に違いはありますが、末期になると介護なしには生活できないため、ホスピスなどに入れたほうがいいです。

 

テレワークを導入する企業が増えた時に「テレワークを導入したので、ウチの会社は介護しながら仕事ができます」と、テレビのニュースで報道しているのを見ましたが、それを見ながら「全然介護がわかってないな」と、私自身は憤りを感じました。

 

私の周りでも親の介護を経験した人に「本気の介護しながら仕事できると思う?」と質問してみると、全員が「絶対に無理!」と言い切ります。

 

本気の介護を経験した人は、ほぼ全員が「無理」と言いますが、私も同じ意見です。

 

まず目が離せないので、仕事どころではありません。テレワークで仕事しながらできる介護なら、それは介護ではありません。歳を取った親の様子を見守っている程度です。

 

私が両親の介護から解放されて以降、50代以上の人達が次々と親の介護のために、会社を退職したり、会社を1〜2年ほど休職したりしていました。

 

これが現実だろうなと思います。

 

日本の総人口は約1億2000万人で、そのうち40代以上の人口は約7600万人です。

 

つまり、日本の人口の63%が40代以上になるので、今後、私が体験した以上の介護を経験する人が爆増するはずです。

 

介護の辛いところは、自分の人生の先行きがまったく見えなくなることです。

 

今は皆さん長生きします。親が寝たきりで20年以上過ごすことはザラにありますし、20年で亡くなる保証はどこにもありません。

 

親を施設に預けることができればラッキーですが、預けても心に負担は重くのしかかります。

 

辛いことが多い介護ですが、私は辛い介護の中で1点だけ良いことを見つけ、それを励みにしていました。

 

それは、親が亡くなるまで、親のそばで長く一緒に過ごせることです。

 

親が亡くなるとわかるのですが、親と一緒にいる時間は、親が亡くなった後ですごく良い思い出になります。

 

嫌な思い出も多いですが、良い思い出もたくさんできます。

 

親の介護を経験していないと、なかなか経験できないことも多いのです。

 

そのため、介護で辛い時は「親と一緒に過ごせるのは今だけなんだ」と、自分自身に言い聞かせていました。

 

おかげで、両親との良い思い出がたくさんできました。

 

まだ親の介護に突入していない人への私からの助言ですが「今できることや今楽しめることは今やっておけ」です。

 

介護に突入すると自分のことを考える時間や自分のことに使える時間はほぼゼロになります。

 

その時「もっとやりたいことをやっておけばよかった」と、必ず思うようになるので、先延ばしにせずにやりたいことは今やっておいてください。

 

最近、私の周りで親の介護に突入し、大変な人が増えたので、書いてみました。

 

ガッツリと週5日働くのは無理でも、親をショートステイで預けている期間だけとか、デイサービスに行っている日だけとかなら、スポットワークで働けます。

 

それに介護だけだと本当に気が滅入るので、たまに働いて介護から離れたほうが、気持ち的にも楽になれますよ。

 

ということで、大阪マネキン紹介所では、フル勤務の仕事や短期の仕事だけではなく、スポットワーク(短時間で単発のお仕事)で働きたい人も募集しています。

 

スキマ時間を利用して働きたい人は、ぜひ「販売職スポットワーカー募集中」のページを読んでくださいね。

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