あなたの常識は誰かの非常識、雇う側と雇われる側の気持ちのすれ違い
2025年07月30日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
親の仕事を引き継いで、数年前から経営者になった女性から、色々と相談されているのですが、経営者としての1番の悩みは「雇った人が真面目に働いてくれない」だそうです。
経営者の悩みあるあるですね。
雇われ社長なら、社員に給料を払っても、自分の懐は痛みませんが、自分が経営者の場合、自分の懐が痛みます。
雇った人が真面目に働いてくれないのに、時給や日給、または月給を払うのは納得いかないとのことで、かなり悩んでいました。
その話を聞いて「自分の常識は誰かの非常識だな」と私は思ったのです。
例えば、就業時間が9時〜17時までの仕事の場合、
■ Aさんは、準備時間を考えて8時50分に出社し、17時に帰るのではなく、17時15分ぐらいに退社しています。
■ Bさんは、9時ギリギリ(8時59分とか)に出社し、17時ちょうどに退社しています。
どちらが正解かと言えば、どちらも正解なんです。
一般常識では、開始時間よりも少し前に出社し、仕事をする準備を整えてから、開始時間になれば仕事に取り掛かると考えられています。
ですが、実際には開始時間ギリギリに出社している人もかなりいます。
8時50分〜9時までの間に10分の時間がありますが、この10分で準備をする時間などが会社の命令下にある場合は、労働時間に含まれるので、給料が発生することもあります。
「9時開始ですが、8時50分から仕事の準備を始めてください」と、会社から命令されている場合は、労働時間に当たることになります。
参考記事→ 10分前出勤は労働時間に含まれる?始業時間と出勤時間の違い、労働時間に見なされる例などをご紹介!
私に相談してくれた経営者の人からすると「Aさんの行動が一般常識」と考えているのですが、この考えは経営者だからこその常識です。
労働者側からすると9時〜17時が勤務時間なのであって、それ以外の時間に無償で労働を提供する必要はないと考えるのが常識です。
経営者の気持ちも、労働者の気持ちも、私からすればどちらの気持ちもよくわかります。
ですが、経営者の常識を労働者の常識にあてはめて考えると、結局は誰も雇うことができません。
なぜなら、働き方に関しては、色んな考えの人がいるからです。
よく経営者の人から「人を雇うリスク」について話を聞くのですが、経営者なら誰もが真面目にきっちりと働いてくれる人を雇いたい気持ちもよくわかります。
私も人を雇うなら、真面目に働いてくれる人を雇いたいからです。
ですが、そんな自分の都合良く働いてくれる人と出会える確率なんて、めちゃくちゃ低いです。
全然働かない人を雇う必要はないですし、自分と合わない人を雇う必要もないですが、自分の常識だけで物事を考えると、自分以外の人を受け入れられなくなります。
自分以外の人を受け入れられない経営者だと、人は雇えず経営は傾いていくので、やはり自分の常識だけで考えるのは危険ですよね。
自分の中では「常識」でも、その常識は誰かにとっては「非常識」にもなるのです。
ただ、雇われる側も雇う側の気持ちになって考えるとわかるのですが、自分の財布から、赤の他人にお金を払って働いてもらうなら、真面目に仕事する人と真面目に仕事しない人、どちらを雇いたいかという話です。
■ 10分前に出社して、仕事中は自分から率先して働き、仕事が残っていれば残業する人
■ ギリギリに出社して、仕事中は指示がなければ働かず、仕事が残っていても退社時間になればすぐに帰る人
自分の財布から、1日1万円を払って働いてもらう場合、どちらにお金を払いたいかです。
働く側からすると、ある程度自分の裁量で仕事をさせてくれる経営者のもとで働きたいです。
雇う側からすると、ある程度自分で率先して仕事をやってくれる労働者に働いてほしいです。
雇う側と雇われる側の思惑は、なかなか一致しませんが、どちらにもwin-winな関係であってほしいです。
大阪マネキン紹介所では、色んな販売のお仕事を紹介していますが、雇う側の気持ちになって考えることができれば、あなたが採用される確率も上がります。
あなたならどんな人を雇いたいのかを考えるだけで、面接での対応も変わってきます。
くれぐれも、自分の常識だけに囚われず、面接に挑んでくださいね。
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