「有給はあるけど使いづらい」は販売員あるある話
2025年11月26日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
百貨店やショップで働く販売員さんにも、もちろん有給休暇はあります。
ただ、有給はあるけど、
■ 有給が使いづらい
■ 有給を取るタイミングがない
というのは販売員あるある話です。
最近はお店を回す人数が昔より大幅に減り、1日2人体制で運営している店舗も珍しくありません。
販売員の人数が少ない店舗では、3〜4人でシフトを回しているため、「長期休暇がほしいです」とはなかなか言い出しづらいのはよくわかります。
この“言いづらさ”は、販売員のお仕事ならではの悩みです。
もちろん有給は取得できる
労働基準法では、有給休暇は以下を満たすと付与されます。
■ 雇用から6か月継続勤務
■ その間に、出勤すべき日の80%以上出勤している
これは、正社員・契約社員・アルバイト・パートすべてに共通のルールです。
もちろん有給は取得できますし、有給を取得しない場合は労働基準法違反となり、違反した従業員1人につき30万円以下の罰金が雇用先に課せられます。
※ 労働者側に罰金が課されることはありません。
つまり、会社側としてもむしろ有給を取ってもらわないと困るわけです。
ただし、付与日数は勤務日数によって大きく変わります。
有給休暇は「勤務日数が少ない人にも」つく
週1や週2勤務だと「私には有給は関係ないですよね?」と勘違いされがちですが、これは誤解です。
関連記事→ フル勤務以外の週1や週2のパート勤務でも有給休暇が付与されますか?
条件を満たしていれば、勤務日数が少なくても必ず有給はつきます。
実際、私も週2勤務で6か月以上働いた際は、年間3日間の有給が付与され、もちろん取得しました。
週の勤務日数別・有給付与の目安(初年度)
■ 週5日勤務 → 10日
■ 週4日勤務 → 7日
■ 週3日勤務 → 5日
■ 週2日勤務 → 3日
■ 週1日勤務 → 1日
参考記事→ パートにおける有給のルールとは?条件や日数、計算方法をわかりやすく解説
販売員はシフト制の人が多いですが、「週あたりの勤務日数」で付与日数が決まるのが特徴です。
マネキン紹介所経由の販売員はどうなる?
マネキン紹介所の働き方は少し特殊です。
販売員さんは、マネキン紹介所ではなく紹介先の企業と雇用契約を結ぶため、有給も紹介先(雇用主)の基準で付与されます。
要は、マネキン紹介所に雇われている訳ではなく、紹介先の企業に雇われているのです。
1. 週1〜2勤務でも有給は発生する
大阪マネキン紹介所の求人にも「週1・週2勤務OK」がありますが、6か月継続勤務+80%出勤を満たせば、当然有給はつきます。
2. 勤務日数が月ごとに変動していてもOK
「月により勤務日数がバラバラ」という販売員さんは多いですが、その場合は “年間の契約労働日数” を基準に計算されるケースがあります。
これは特別ではなく、販売員では一般的な扱いです。
3. 実際に取得するには“早めの申請”がカギ
販売員はシフト制なので、早く相談すればするほど取りやすい です。
使いづらいけど…有給は堂々と使うべき
販売員の方からよく聞くのは、
「繁忙期だと言い出しにくい」
「代わりの人がいないと休めない」
「紹介所に言えばいいの?店に言えばいいの?」
「制度が複雑で、なんとなく遠慮してしまう」
という“気まずさ”です。
私自身、繁忙期は人数が足りず、休みよりもシフトを増やされるほどの現場でした。
なので、その気持ちは痛いほど分かります。
ですが、有給休暇は労働者の権利です。
勤務日数が少なくても、堂々と使って問題ありません。
しかも、2019年の法改正で、年10日以上の有給がある人には最低5日を必ず取得させる義務が会社側にあります。
「使わせてもらえない雰囲気」これは本来NGです。
販売員が有給休暇をうまく活用するためのコツ
1. 早めに伝える
社長・店長・担当者はシフト組みがあるため、早めの申請がもっとも効果的です。
2. 有給の基準日を把握
6か月、1年…と、付与のタイミングは必ずあります。
自分の“更新日”を知っておくと有休が漏れません。
取りにくい店は事前に見極める
求人の段階で「有給が取りやすい職場か」は確認してOKなんです。
定着しやすい店舗は、このあたりがとてもクリアです。
最後に:有給はあなたの生活を守るもの
私自身、年間3日しかない有給をコロナで休んだときに使いましたが、本当に「有給があって良かった!」と思いました。
販売員の仕事は体力もメンタルも使います。
だからこそ、休むための制度は遠慮せず使ってください。
働き続けるためにも、あなた自身を守るためにも、有給は“使ってこそ意味がある制度”です。
そして私が働いていたお店では、
■ スタッフ同士で「この日に休みたい」と事前相談
■ シフト提出前に予定を伝えれば、大体希望は通る
■ 急な体調不良でも、少人数でも必ずカバーし合える
という環境がありました。
販売員の現場は“人対人”で回っていますが、だからこそ早めの共有とコミュニケーションで、有給はしっかり使えるという実感があります。
土日祝日や年末年始は販売員の繁忙期なので、休みは取得しにくいですが、人が多い時に休むよりも、人が少ない時に休むほうが有意義に過ごせます。
閑散期の時を狙って旅行に行けば、人も少ない上に、旅費も安く済みます。
販売員ならではの利点も多いので、ぜひ大阪マネキン紹介所の求人に応募してくださいね。
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