知っていると便利!接客の際の手の使い方について
2017年08月04日
接客をする際には、身振りや手振りも大事な接客ポイントになります。
特に、手の動きによって、お客様に与える印象が大きく変わります。
手をどう使えば良いのかを解説するので、接客の際の手の使い方の参考にしてください。
モノを手渡すときは必ず手を添える:
基本的なことですが、お客様にモノをお渡しするときは、決して片手で渡してはいけません。
片手て渡されると、お客様はいい加減に扱われていると感じてしまいます。
どんなに小さなモノでも、必ずもう片方の手をそっと添えて渡すようにしましょう。
これだけで、ぐっと上品な印象になります。
あいている手をブラブラさせない:
何もしていない時でも、手をブラブラさせるのは止めましょう。
暇そうに見えますし、だらしない印象を与えてしまいます。
とはいえ、後ろ手に手を組むのは偉そうですし、腕組みをするのは威圧的な感じを与えます。
両手は体の前でそっと手のひらを合わせるようにしておくとスマートです。
モノを人差し指で指さない:
モノを指し示すときは、人差し指で指さないようにします。
人差し指でモノを指すのはカジュアルな方法なので、友達同士ならいいのですが、お客様に対してはよくありません。
何かモノを指し示すときは、親指以外の4本の指を揃え、手のひら全体を使って指し示すようにしましょう。
お客様に方向を示すときも同じです。
笑う際は手で口元を隠さない:
笑う際に手で口元を隠す人がいますが、接客としてはNGです。
口元を隠して笑うのは心を開いていないという心理の表れだという人もいます。
せっかくのスマイルをお客様に届けることができません。
笑顔は最大の接客ツールですから、素敵な笑顔を手で隠さないようにしましょう。
人は話相手に同化するものなので、販売員から笑顔を見せることで、お客様にも自然と笑顔が生まれます。
髪や顔、服をやたらに触らない:
人前で髪の毛を触るのは不潔な印象になりますし、まつげなど顔を触るのも、子どもっぽい印象を与えます。
自分の髪や顔を触るクセがある人は直しましょう。
身だしなみを整えるくらいなら問題ありませんが、自分の服装をやたらと気にしていつも触っているのは、自己中心的なイメージを与えてしまいます。
こうした動きは余計な動きなので、落ち着かない印象を相手に与えてしまいます。
(まとめ)
顔の表情には気をつけていても、手の動きにまで意識を向けている人は少ないかもしれません。
人が人を見るときは、顔だけでなく全身の様子をトータルで見ているものです。
ぜひ、手の動きにも注意して、エレガントな販売員を目指してくださいね。
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