初めてのお客様ともスムーズに話せる、上手な会話のきっかけづくり
2017年10月04日
人と話をするのは好きだけれど、お店で接客するとなると何だか難しい…という人は少なくありません。
そのような人は、お客様と話すきっかけが掴みにくいということがあります。
どうすれば会話のきっかけが作れるのでしょうか。
まずは挨拶:
販売員として必要で、かつ簡単なきっかけは、挨拶です。
「いらっしゃいませ」「こんちには」という単純な挨拶はお客様から受け入れられやすく、来店されたお客様と最初にコンタクトを取るには最善の方法といえます。
共通点を探す:
お客様がいらしたらよく観察して、自分との共通点を探してみてください。
人間は自分と共通点がある人に無意識のうちに親近感を抱きます。
初対面ではなかなか探しにくいのですが、着ているものや持ち物、見ている商品などから共通する話題がないか探ってみましょう。
そこから会話が弾んで話しているうちに、共通の趣味などが分かってきて、さらに親しみを増すということもあります。
身近な明るい話題で話しかける:
会話のきっかけに暗い話はふさわしくありません。
よくない時事ネタやゴシップなどは、きっかけとしては不向きです。
たとえば「動物園に久々にパンダの赤ちゃんが生まれて可愛いですね。」といったように、明るく差し障りのない時事ニュースで話しかけるようにしましょう。
セールス色を出さない:
セールストークで話しかけられると、お客様はあっというまにガードを固くしてしまいます。
できるだけ商品やサービスのことには直接触れないように注意しましょう。
いきなり「今ならセール中でお買い得です」というよりも、「ごゆっくりご覧ください」とまずひとこと伝えるほうがよいでしょう。
お天気の話は使いやすい:
お天気の話は、ごくありふれた会話なのでお客様の心理的なハードルが低く、会話の最初のきっかけとして使いやすいです。
台風や大雨の日なら、「風がすごかったですね。大丈夫でしたか?」「まだ雨は降っていますかか?」といったように気軽に声をかけることができます。
晴れた日なら、「今日は気持ちよくお洗濯が乾きそうですね」「こんないい天気の日には、どこかにお出かけしたくなりますね」などと話かけてみてはいかがでしょうか。
いずれも差し障りのない話なのでお客様が受け入れやすいので、返事を返してくれる確率が高くなります。
(まとめ)
会話のきっかけを掴むのが上手い人は、必ずといっていいほど、自分なりの成功パターンを持っています。
上記に挙げたことを一つ一つ試しながら、自分なりのきっかけづくりを探してみてください。
カテゴリ: 働く上でのマナー・心がけマネキンお役立ち情報