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これだけはおさえよう!商品陳列の基本パターン

お客様を迎えることを「接客」と呼ぶのなら、商品陳列も大事な接客の一つです。

陳列の方法によって売上が大きく異なるので、販売員としてはぜひ知っておきたいポイントです。

商品陳列のルールを5つお教えします。

 

 

ルールその1:見やすい

買うつもりがなかったのに、つい買ってしまったという経験が誰にでもあると思います。

そんなときは、商品陳列が上手に行なわれているものです。

 

一般的に、お客様の目にとまりやすい場所は胸から肩の高さです。

ここをゴールデンゾーンといいます。

売りたいもの、売れるものはここに置くのが基本です。

また、見た目の美しさでいえば、軽いもの・小さいものを上段に入れます。

 

 

ルールその2:取りやすい

1.8m以上の高い場所、30cm以下の低い場所にある商品は取りにくいとされています。

目には入るので、サンプルを置いたり下にあった方がよい靴などを置くようにします。

 

 

ルールその3:選びやすい

アパレルの店舗では、サイズごとに整理整頓が基本です。

お客様は必ずサイズを見て買いますから、サイズを無駄に探させることがないようにしなければいけません。

具体的には、大人服であればS・M・L、子ども服であれば100・110・120といったサイズがすぐ分かるようにしておくことです。

 

特に注意したいのは、畳んで重ねて陳列する場合。

お客様は上から順にS・M・Lと並んでいると思っています。

それが、Lが上に来ていたりすると違和感を覚えて買うのが面倒になることも。

お客様があれこれ見た後は、その都度必ずS・M・Lと整頓し直すようにしましょう。

 

 

ルールその4:関連商品と一緒に置く

ミートソースパスタを食べたくてスーパーに行ったとき、パスタとソースとひき肉が一カ所に置いてあったら嬉しいですよね。

関連商品を一緒に置くことで、お客様は探す手間が省けると同時に、お店側としては同時に複数のものを買ってもらえるというメリットがあります。

 

アパレルであれば、○○特集などとして季節にあわせた着こなしを一カ所でトータルコーディネートして陳列したり、スカーフやアクセサリーを服にセットすることをおすすめします。

 

服は服、小物は小物と分けてディスプレイしないことで、いろいろな物を同時に購入してもらう確率が高まります。

 

 

ルールその5:同じグループは同じ場所に置く

歯磨き粉のコーナーには、全てのメーカーの歯磨き粉がまとめて置いてあります。

同じジャンルでまとめておくことで、あちこち動き回らなくてもよいのと同時に、いろいろなメーカーのものを比較できるというメリットがあります。

アパレル店舗でも、ワンピースはワンピースでまとめて陳列し、色やデザインを一度に検討できるようにしておきます。

 

 

(まとめ)

商品陳列は、人の無意識に働きかける部分が大きく、それだけ購買意欲を左右するものです。

ちょっとしたことでお客様は違和感を感じます。

気持ちよく購入していただけるよう商品陳列を工夫してみてください。

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