通勤時間は人の幸福度にも関係している
2024年12月10日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
「通勤時間って無駄な時間だな」と感じている人の割合が多いそうです。
私も実家から職場まで電車で通っていた時、一番長い通勤時間は朝のラッシュ時で、1時間30分かかりました。
大阪の梅田と大阪の福島のどちらでも働いたことがあるのですが、実家からは遠い上に、電車も乗り換えないといけないですし、何よりも朝の通勤ラッシュで電車の中は超満員です。
私が一人暮らしを始めた理由の1つに「朝の通勤ラッシュに疲れた」があります。
この通勤時間が人の幸福度に関係しているそうで、特に、通勤時間が90分を超えると90分未満の人と比べて、幸福度が低いそうです。
参考記事→ 通勤時間と幸福度の関係
私の周りでも、通勤に一番時間がかかる人は「2時間」の人がいました。
販売員さんでも、大阪から神戸に通っている人や、奈良から大阪に通っている人など、県を跨いで通勤している人はかなり多いですし、近くに電車が走っていないため、車で近くの駅まで通勤している人など、通勤に時間と労力を奪われている人が結構います。
通勤時間が長いというだけで、仕事のストレスも溜まるそうで、通勤時間は思っているよりも、働く人の負担になっているのです。
自宅の近所で働いている人が一番幸福度が高いそうで、片道16分以内の人が一番幸せを感じているそうです。
東京や大阪で働いている人にとっては、通勤30分以内が一番理想的な通勤時間じゃないでしょうか。
私も今でこそ、心斎橋なら30分以内で通勤できますし、梅田でも40分以内で通勤できます。
そして、販売のお仕事で一番良いのは、駅から近い場所に商業施設や百貨店があるので、職場の最寄り駅から職場までの通勤時間が短いことです。
駅直結の商業施設や百貨店もあるため、販売員になってからは「駅から職場が近くて雨に濡れない!」と、嬉しかったです。
駅から徒歩15分の職場(内勤職)も経験しましたが、暑い夏の日や寒い冬の日、または大雨や強風の日でも、何が何でも職場に行かなければならなかったので、本当にキツイこともありました。
「なぜ通勤時間は勤務時間にならないのか」と、自宅から職場までが近い人を見るたびに恨めしい気持ちになったこともあります。
通勤時間が1時間以上かかると、移動中に何もすることがないので「本当に無駄な時間だな」と、通勤時間の使い方を真剣に考えたこともありました。
それだけ暇だったのです。
そこで、私が思い付いたのは「通勤時間を使って勉強をする」ことです。
職場で勉強することはできませんし、家に帰ってからだとテレビやネットを見てしまうので、勉強する気が起こりません。
1番何もすることがない時間といえば、通勤時間しかありません。
朝は45分間も同じ電車に乗っていなければいけないため、45分間は電車で立っているだけです。逃げ場がありません。
「それなら勉強でもしよう」と思い、1年間ほど通勤時間を使って、私が興味のある分野の勉強をし続けました。
1年間も勉強できたので、お陰様で勉強した分野でかなりの実力がつきました。
今でも、電車に乗っている時間を無駄に感じる上に、電車移動中にスマホを見るのも嫌いなので、音楽を聴くか、本を読むかのどちらかをしています。
電車の中では、私以外のほぼ全員がスマホの画面を凝視しているため「みんな暇でやることないのは同じだな」と思います。
「やりたいことがあっても時間がないんです」と、たまに人から相談されることもあるんですが、私はいつも「通勤時間で電車に乗っている時間が15分あれば、その時間で色々とできるよ」と答えています。
電車で人のスマホ画面を横からチラ見すると、ほとんどの人が「LINE」「Instagram」「TikTok」「YouTube」を見ているだけです。
長い通勤時間の間中、ほとんどの人はずっとスマホを見ていますし、それもほぼ毎日の通勤時間で同じことを繰り返しているだけです。
これでは人の幸福度は上がらないと思うので、通勤時間の間だけでも、家ではやらないことをすれば良いんじゃないでしょうか。
私と同じ考えの人もいるようで、この人のお父さんの場合は、電車で新聞や本を読んでいたそうです。
参考記事→ なぜ父は往復3時間超の通勤時間を「無駄ではない」と言ったのか
昔は電車で新聞読んでいるおじさんがかなりいましたが、今はあんまり見かけませんよね。新聞の紙面を広げて読むおじさんの新聞を、私は電車でよく引っ叩いていました。邪魔だったので。
通勤時間の暇は潰せたとしても、やはり無駄な時間であることには変わりありませんし、やることがなくなると、また暇になります。
その際は、思い切って引っ越しをするのもアリです。
私は実家から一人暮らしになり、通勤時間がかなり短縮され、そのお陰でストレスがすごく減りました。
後は、自宅の近所に転職するのもアリです。
なかなか現実的な話ではありませんが、通勤時間が長いから転職を決めた人が私の周りにも結構いるので、それだけ通勤時間の長さは人のストレスになっているのです。
「職場まで1時間30分かかるんです」という話を、たまに人から聞くと「本当に大変だよね。転職とかしないの?もしくは引っ越すとか?」と聞いてしまいます。
私自身が長年、通勤時間で辛い思いをし、通勤時間が短くなってから本当に気持ち的にラクになったので、通勤時間が長くて辛そうな人には転職や引っ越しを勧めています。
「通勤時間が長ければ長いほど、幸福度が下がる」ということを覚えておくと、転職で職場を選ぶ際の1つの基準にもなります。
通勤時間は45分以内のところが良いと思えば、あなたの自宅からなるべく近い職場を探してみてください。
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人は自分を受け入れてくれる人のことを好きになる
2024年12月03日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
先日、何気にXを見ていたら、漫画家の田房永子さんのコラムを見つけました。
最近、逝去された俳優の火野正平さんに関するコラムなのですが、私的には読んですごく納得の内容でした。
参考記事→ 火野正平と聖人
私の年代だと「火野正平さんといえばプレイボーイとかモテ男の代名詞」と浮かんできますが、最近の人だとNHKで放送されていた「にっぽん縦断 こころ旅」が浮かぶのかもしれません。
「こころ旅」の番組内でも、どの年代の女性にも声をかけ、飾らない人柄が人気だったようです。
私も火野正平さんと言えば「めちゃくちゃモテる男性」というイメージがあるのですが、正直、顔がそこまで男前な訳ではないのに、会ったらコロッと好きになってしまいそうな感じがします。
なんでそんなに女性にモテるのかを考えたのですが、やはり「どんな体型やどんな容姿、どんなに歳を取った女性であっても受け入れてくれそうな男性」だからモテるんだろうなと思います。
人は自分を否定する人のことが嫌いです。もちろん、私も否定されることが嫌いです。
人から好かれる男性、人から好かれる女性ともに共通するのが、「人のことを否定せずに受け入れる人」じゃないかと私は思っています。
私も、私のことを褒めてくれたり、私のことを認めてくれたりと、私のことを否定しない人のことは、男女共に好きですし、仲良くなれます。
一方で、私のことを否定する人や、私の欠点を指摘する人のことは嫌いです。
男女ともに、私に嫌味を言ってきたり、認めているような発言の裏でバカにするようなことを言う人のことは好きにはなれません。
要は、私のことを受け入れてくれない人のことは、どうしても好きにはなれないということです。
「私は何でこの人のことが好きなんだろう?」
「私は何でこの人のことが嫌いなんだろう?」
と、あなたも好きな理由と嫌いな理由を考えてみてください。
あなたが好きな人は、あなたのことを受け入れてくれる人で、あなたが嫌いな人は、あなたのことを受け入れてくれない人という可能性が高いです。
接客販売のお仕事でも、お客様の話をよく聞いていると、お客様は喜んでくれることが多いです。
「この店員さんは、私の話をよく聞いてくれている」=「自分を受け入れてくれている」
というのが、心のどこかにあるのだと思います。
私もお店に入った際、店員さんに色々と聞いても、返事が生返事だと「この人は私の話を全然聞いてないな」となり、「このお店には二度と来ない!」という気持ちなります。
そんな生返事をする店員さんは、ほぼいないですけどね。
自分を受け入れてくれる人から「あなたのこの点は良くないから直したほうがいいよ」と言われると、素直に受け入れることができるのですが、それは「この人は私のことを受け入れてくれている人だから、この人の言うことは信用できる」と思えるからです。
ずっと否定しかしてこない人から「あなたのこの点は良くないから直しなさい!」と言われても、「大きなお世話だよ!」としか思えませんよね。
田房さんの火野正平さんに関するコラムを読んで「人って自分を受け入れてくれる人のことを好きになるんだ」となり、「最近の大発見だな」と思ったので書いてみました。
たまに、全然タイプではない男性から、猛烈アタックを受けた女性が、その男性と結婚したという話を聞きますが、まさに「自分のすべてを受け入れてくれる人」だから、タイプじゃなくても好きになるんだろうと思います。
好きも度が超えるとストーカーになりかねませんが、「好き」と言われて気分が悪くなる人はいませんよね。
人との関係を良好にしたければ、とにかく相手を否定しないことが関係を良くする秘訣です。
「あなたの言ってることはすごく良くわかる」と、一旦相手の発言を受け入れてから「でもね、人によっては違う意見もあると思わない?」と、受け入れた後でやんわりと否定すると、人は話を聞いてくれるそうです。
先に、否定しないことが大事で、受け入れた後でやんわりと否定すると人間関係が悪くならないそうですよ。
お客様と接する際も「そのシャツとってもお似合いです!ですが、お客様にはこちらのシャツも似合うと思います。」と、お客様の好みを受け入れた後で、違うモノを提案すると、お客様が聞く耳を持ってくれます。
仕事でも、私生活でも「まずは他人のことを受け入れる」と肝に銘じておけば、そこまで人間関係は悪化しません。
ですが、すべての人が、できた人間ではないので、考え方の違う人を受け入れるって難しいですよね。
私も人の好き嫌いが激しいため、「まだまだ人間できてないな」と思うところばかりなので、火野正平さんの良いところを見習いたいと思います。
接客販売の仕事では、お客様の話をよく聞いて、お客様を受け入れるところからお仕事がはじまります。
お客様を受け入れることで、お客様から「このお店にはまた来たい!」と思ってもらえることもあるので、受け入れ態勢を整えてお仕事に励んでくださいね。
接客販売の仕事に興味がある人は、ぜひ大阪マネキン紹介所の求人をのぞいてください。
日本全国のお仕事情報が掲載されていますよ。
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