おもしろ豆知識。あの人と関係があるファション用語まとめ
2017年02月10日
ファッションアイテムには特別な名称が使われていることがあります。
今では当たり前になってしまった呼び方の中には、元をたどると人の名前から来ているという面白いものもあります。
いくつかピックアップしてみましょう。
流行のチェスターコート:
大流行したチェスターコート。
かちっとしていてスリムなシルエットが美しいと、女性に大人気でした。
このコートはイギリス発祥です。
チェスターフィールド伯爵が愛用していたコートだったため、この名がついたとされています。
本物のコートは高級なベルベットを使用していたようです。
旅行に必要なボストンバッグ:
旅行用バッグといえば、ボストンバッグ。
底(マチ)が四角くなっていて、物がたくさん入るのが特徴です。
このバッグは、何とボストン大学の学生たちが使っていたバッグなので、この名がつきました。
日本では早くも大正時代から作られるようになりました。
可愛いカチューシャ:
日本ではかつて女の子の髪飾りとして大人気となり、近年また復活の兆しがあるカチューシャ。
これは、トルストイの小説「復活」の主人公の名前からつけられました。
実は、カチューシャという名前は日本だけの呼び名で、海外ではアリスバンドというそうです。
日本でこの名がついた理由はよく分かっていませんが、大正時代に「復活」の演劇でカチューシャ役をしていた有名女優がつけていたからだともいわれています。
エレガントなシャネル・シューズ:
こちらは、言わずと知れたシャネルの名前がついた靴です。
つま先部分に違う色の切り返しがついているストレート・チップという靴の種類です。
シャネルのブランドカラーであるキャメル×黒が代表的ですが、ほかにもさまざまな色の組み合わせを楽しむことができます。
オードリーのサブリナパンツ:
映画「麗しのサブリナ」で主役のオードリー・ヘップバーンが履いていたパンツ。
くるぶしまでの七分丈で、とてもスリムなシルエットが特徴です。
サブリナパンツを履いたオードリーのコケティッシュな魅力に憧れる女性は、今でも後をたちません。
当初は黒でしたが、今では色柄のカラーバリエーションが豊富です。
かっこいいライダースジャケット:
こちらは定期的に流行るアイテムの一つ。
ライダースとは、バイクに乗る人のこと。
本来はバイクで走っているときに雨風や寒さをしのぐための革製品ですが、今ではタウンファッションとなり、さまざまな素材で作られています。
ショート丈がとてもかっこよく、スカートとの甘辛mixスタイルが人気を集めました。
(まとめ)
人の名前がついたファッションアイテムには、その人のセンスやこだわりが感じられます。
ファッションとは人の生き方を表すものなのかもしれませんね。
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