夏に大活躍!ぜひおさらいしておきたいノースリーブ
2017年08月16日
夏に出番が多くなるのが、ノースリーブ。
袖なしの服一般を指しますが、実はいろいろな種類があります。
アパレルの販売員なら、その違いが分かるようにしておきたいもの。
ここでマスターしておきましょう。
スリーブは「袖」:
まず、スリーブ(sleeve)は「袖」を意味します。
ノースリーブで「袖がない」という意味です。
ちなみに、
■長袖は、Long-sleeve shirt、
■半袖は、short-sleeve shirt、
■七分袖は、Three Quarter Sleeve Shirt(スリークォータースリーブ)
といい、
■ノースリーブは、no-sleeve shirt もしくは sleeveless shirt
といいます。
キャミソール:
ノースリーブの一種で、フランス語です。
細い肩紐が特徴で、肩の露出度が高いのが特徴です。
インナーウェアもありますが、キャミソールドレスのように服もあります。
インナーとしてはスリップも似ていますが、キャミソールはウエストまで、スリップはウエストから下まである長い丈のものを指すのが一般的です。
ホルターネック:
キャミソールのうち、肩ひもを首の後ろで結ぶタイプのものをいいます。
背中が大きく開いているのが特徴です。
ホルターとは、牛や馬の口につけて引っぱる手綱のことです。
タンクトップ:
ノースリーブの一種がタンクトップです。
もともとタンク(プール)で着る水着(タンクスーツ)に形が似ていることから、こう呼ばれるようになったといわれています。
肩部分はキャミソールと比べると幅広になっています。
ランニング:
こちらは袖なしでも、男性用下着やスポーツ用のシャツのことをいいます。
ランニングという英語はなく、英語では全てSleeveless shirt、つまりノースリーブになります。
同じ形状でも、女性用になるとタンクトップと呼ばれているようです。
アメリカンスリーブ:
肩が出ている点ではノースリーブですが、首周りにも布地がある服をいいます。
普通のシャツのような形だけれど、肩が露出してるものをアメリカンスリーブといいます。
フレンチスリーブ:
アメリカンスリーブよりも肩が隠れている服をフレンチスリーブといいます。
半袖よりは短い袖で、女性のファッションでよく見かけるタイプです。
女性らしい肩のラインを出すことができ、最近は袖がフリルになっているものが人気です。
袖は一応あるので、厳密にはノースリーブとは言いがたいかもしれません。
(まとめ)
ノースリーブには意外にもいろいろな種類があり、バリエーションに富んでいます。
店に新作が入荷してきたら、どのタイプなのかチェックしてみてくださいね。
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