実はこんなに種類がある!コート、アウターの名前とかたち
2017年06月28日
服にはさまざまな形があり、アウターひとつ取ってもいろいろな種類があります。
アパレルの販売員として知っておきたいコート、アウターの種類についてまとめてみました。
テーラードジャケット:
テーラードとは、背広仕立てのこと。
背広デザインのジャケットでボタンが一列についているのをシングルジャケット、二列についているのをダブルジャケットといいます。
最近は、すっきり着こなせるシングルジャケットが主流です。
コクーンコート:
コクーン(繭)の形をしたコートです。
主にレディースのコートに使われている形です。
丈は短めで体を包み込むような丸みを帯びたラインをしており、女性らしい形をした可愛らしいコートです。
サックジャケット:
襟も肩も少し小さめで、ウエストラインが寸胴のジャケットです。
気軽に着られるカジュアルさが魅力で、年齢問わず若々しい着こなしを作ることができます。
メンズのカジュアルなアウターとして定番のジャケットです。
ブレザー:
学校の制服やスポーツ選手団のユニフォームなどによく使われています。
一般的には、金ボタンで下襟部分にステッチが施されており、胸ポケットにはエンブレムがついていることが多いです。
ルダンゴート:
もともと男性の乗馬用コートだったものが女性用コートになったもので、ウエスト部分がくびれていて、裾が広がっている丈が長めのコートです。
ボタンを留めて着ることで女性らしいラインの着こなしができます。
ジージャン:
デニム素材で作られたジャケットで、正しくはジーン(jean:ジーンズ素材の)ジャケットといいます。
レディースでは、ワンピースの上に羽織れる短めの丈が特に人気を集めています。
アビエイタージャケット:
もとはアビエイター(飛行士)が着る短めの丈の革ジャケットで、上襟にファーがついているのが特徴です。
ボーイッシュでカジュアルな着こなしができ、意外とワンピースにも合います。
コーディガン:
最近レディースで流行しているアウター。
従来のカーディガンともコートの間にあるようなアウターで、コートの代わりに羽織れるような丈が長いカーディガンのことをいいます。
ペプラムジャケット:
ウエストがくびれており、ウエストより下の部分にひだが寄っているジャケットです。
衿はノーカラーのことが多いようです。
上品な雰囲気があり、入学式に着るフォーマルスーツなどに見られます。
(まとめ)
アウター一つとっても、ここに書ききれないほどの種類があります。
見慣れたものも多いですが、販売員としてはぜひ名称が言えるようにしておきたいものですね。
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