正しく知っていますか?エスニックとアジアンファッションの違い
2017年03月22日
似たような言葉が多いファッション業界ですが、その一つにエスニックとアジアンがあります。どのような違いがあるのか、お客様から聞かれたときに慌てないように知っておきましょう。
■エスニックとアジアンの違い
エスニックとは、文字通りには「民族的な」という意味ですが、実際にその表す意味は多岐に渡っています。レストランでもエスニック料理というものがありますが、イタリアンやフレンチ、中華でない料理というくらいの意味で、アジア・エスニックという括りがつけられることもあります。国は韓国からベトナム、タイ、インドからアラブ諸国やメキシコなども含みます。ファッションでも、エキゾチックなテイストのもの全般をさしているようです。
アジアンはその中でもアジア系のものに限定して使われるのが一般的です。エスニックはより広く異国情緒があるエキゾチックなもの、アジアンがアジアに限定されたものといえます。
■エスニックというと・・・
◎アラジンパンツ
全体はダボッとしているけれど、裾は絞ってあるパンツ。サルエルパンツともいいます。イスラム圏の国で履かれていたものが、パリ・コレで紹介されて一気にガッションモードに。オリエンタルな雰囲気たっぷりです。
◎エンブロイダリー
襟元や袖などにほどこされた縫い取り刺繍のことです。立体感のある刺繍がガーリーな装いにピッタリ。ちょうど2016年から2017年にかけて流行しているデザインです。もともとは透かし模様のあるレースのことをいいます。
◎ゴアパンツ
ストレッチパンツで、ヨガパンツという名でも知られています。体を締め付けないパンツで、履き心地バツグン。ホームウェアとしても人気があります。アメリカのライクラという素材がよく使われています。
■アジアンというと・・・
◎アタバッグ
バリ島の有名なカゴバッグ。細いシダ科の植物を編んで作ったインドネシアの特産品です。日本でもよく知られるようになり、いろいろなタイプのバッグが出回るようになりました。
◎バティック
インドネシアのろうけつ染めのこと。ジャワ更紗ともいいます。ろうけつ染めとは、ろうで染めない部分の絵を描いた後、染色して色をつけていく方法で、日本にもあります。各国ごとのデザイン、色の違いが楽しい布です。
◎タイパンツ
エスニック・アジアンが好きな人なら一枚は持っているでろう定番パンツ。現地では漁師が履くパンツで、たっぷりの幅があるパンツに両足を入れ、余った布を体に巻き付けます。
(まとめ)
エスニック・アジアンのファッションは個性的でおしゃれな着こなしができるのが魅力。まずは気に入ったものを一つ買ってみることをおすすめします。
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カテゴリ:ファッション用語,マネキンお役立ち情報